蓄電池とは?蓄電池の導入に
必要な知識を徹底網羅!

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カテゴリ:V2H

蓄電池は電力を蓄え、必要な時に使用できる二次電池装置です。設置タイプとしては、長時間の電力供給に適した定置型蓄電池と、短時間の供給に適した移動型蓄電池があります。定置型は固定設置される大容量バッテリー、移動型は携帯可能なコンパクトバッテリーです。

技術的な分類には、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、NAS電池、レドックスフロー電池があります。特にリチウムイオン電池は高いエネルギー密度と効率、長寿命が特徴で、家庭用として広く普及しています。

定置型リチウムイオン蓄電池は、再生可能エネルギーと組み合わせることで持続可能な電力供給を実現し、補助金の支援を受けることで導入コストを削減できます。

しかし、蓄電池の選び方や設置方法、メンテナンスに関する情報が不足していることも少なくありません。そこでここでは、定置型リチウムイオン蓄電池の基本から最新技術、メリット・デメリットまでを詳しく解説します。ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。

ページ目次

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蓄電池の仕組み役割

蓄電池は、電気エネルギーを蓄えておき、必要な時に取り出して使える装置です。いわば、電気の「貯金箱」のようなものです。

蓄電池の仕組み

蓄電池の主な構成要素は以下の通りです。

  • 正極: 電気を放出する部分
  • 負極: 電気を吸収する部分
  • 電解液: 正極と負極の間をイオンが移動するのを助ける液体またはゲル状の物質
  • セパレータ: 正極と負極を隔て、短絡を防ぐ膜

充電の際は、外部から電気を与えることで、リチウムイオンなどのイオンが負極から正極へ移動し、蓄えられます。放電の際は、この逆の反応が起こり、蓄えられたエネルギーが電気として取り出されます。

蓄電池の役割

蓄電池は、私たちの生活の中で様々な場面で活躍しています。主な役割は以下の通りです。

  • 電力の安定供給: 太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーは、天候によって発電量が変動します。蓄電池は、発電量が多い時に電気を蓄え、発電量が少ない時に放電することで、電力の安定供給に貢献します。
  • 災害時の備え: 大規模な災害が発生した場合、電力供給が停止する可能性があります。蓄電池があれば、照明や通信機器などに電力を供給し、生活を維持することができます。
  • ピークカット: 電力の需要が集中する時間帯(ピーク時)に、蓄電池から電力を放電することで、電力会社の負担を軽減し、電気料金の安定化に貢献します。

蓄電池の種類

蓄電池には、リチウムイオン電池、鉛蓄電池、ニッケル水素電池など、様々な種類があります。それぞれの電池には、特徴や用途が異なります。

  • リチウムイオン電池: 高いエネルギー密度、長寿命、軽量化が特徴で、スマートフォンやノートパソコン、電気自動車など、幅広い分野で使用されています。
  • 鉛蓄電池: 安価で、大電流を短時間供給できるのが特徴です。自動車のバッテリーや非常用電源などに使われています。
  • ニッケル水素電池: 環境負荷が低く、繰り返し使用できるのが特徴です。ハイブリッド車や携帯電話に使われています。

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蓄電池を設置するタイミング

蓄電池の設置タイミングは、ご家庭の状況や、蓄電池導入の目的によって異なります。一般的に考えられるタイミングと、その理由をいくつかご紹介します。

➀固定価格買取制度の終了時(卒FIT)

FIT期間終了後は、売電価格が大幅に下がるため、自家消費に切り替えることで経済的なメリットが期待できます。その理由は売る電気よりも買う電気の方が高い為、系統から買う電気を少なくする事がポイントです。
蓄電池が無いと太陽光発電システムで作った電気を陽が沈んだ夜間に使用する事は出来ず、系統から電気を買う必要があります。
蓄電池を設置すれば、日中発電した電気を蓄電地に貯めて夜間に使用する事が出来ます。

②太陽光発電システム導入時

太陽光発電で発電した電力を無駄なく自家消費できるため、経済的なメリットが大きいです。また、システム導入時に一括で設置することで、工事費用を抑えられる場合があります。太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、日中の余剰電力を蓄え、夜間や天候の悪い日に利用することができます。

③災害時の備えとして

大規模な災害が発生した場合、電力供給が中断されて停電になる可能性があります。蓄電池があれば、照明や通信機器などに電力を供給し、生活を維持することができるため、災害時のライフラインとなります。近年の度重なる自然災害の発生で蓄電池の導入を検討されている方が非常に多くなってきています。

④パワーコンディショナーの交換時期

既設の太陽光発電のパワーコンディショナーの寿命はだいたい10~15年と言われています。また10年を経過するとメーカーの保証も切れる為、この期間を目安にパワーコンディショナーの交換が必要となります。ハイブリッド蓄電池は太陽光と蓄電池のパワーコンディショナーを1つに纏めたタイプの蓄電池で、パワーコンディショナーの交換も兼ねてハイブリッド蓄電池を導入する方が多くいらっしゃいます。

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⑤補助金が活用できるタイミング

近年蓄電池の導入費用に対して国や自治体が補助金制度を設けています。この補助金を活用する事で蓄電池の導入費用を大幅に下げる事が可能です。また国・都道府県・市区町村がそれぞれ補助金を行っている場合は併用する事も可能で、補助金の申請を待って蓄電池を導入する方が多数いらっしゃいます。ただし、補助金は予算が無くなればその時点で終了、補助金の対象となる要件をクリアする、補助金の予算が切れて次年度を待っても同じ条件かわからない、もしくは実施されるかわからないという事もあり、必ずしも活用できるものではありません。

蓄電池の価格

家庭用蓄電池の価格は、最近の技術進歩や市場の変動によって変化しています。一般的に家庭用蓄電池の容量は4kWhから16kWh程度で、価格は性能や容量・出力に応じて異なります。ここでは、蓄電池の価格の傾向と選び方のポイントを詳しく解説します。

  • 価格の傾向:蓄電池の価格はこれまで下落傾向にありましたが、原材料費の上昇などにより、今後の価格動向には注意が必要です。
  • 選び方のポイント:価格だけでなく、性能、容量、設置工事費用などを総合的に考慮して選ぶことが重要です。

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蓄電池の価格比較・相場

家庭用蓄電池の容量は、一般的に4kWhから16kWh程度です。1kWhあたりの価格は約15万円から20万円で、蓄電池本体と設置工事を合わせると、全体でおおよそ80万円から200万円かかります。性能や容量によっては、これよりも高くなることがあります。

設置工事費用は、一般的に20万円から35万円ですが、基礎工事が必要な場合や配線の関係で追加のオプション工事が発生することがあります。

蓄電池の価格や設置費用についての詳細は、以下のページで分かりやすく説明していますので、ご参照ください。

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蓄電池の価格は、これまで下落傾向にありました。国は家庭用蓄電池の補助金を受けるための条件として目標価格を設定しており、その目標価格が毎年下がることで、蓄電池システムの価格も連動して下がってきました。

資源エネルギー庁が公表しているデータによると、家庭用蓄電池システムの目標価格は、2016年度が20万円/kWh、2017年度が15万円/kWh、2020年度が6万円/kWhです。以前は高価な印象が強かった蓄電池も、近年では手が届きやすい価格になっています。

しかし、蓄電池の価格が下がり続けていたものの、リチウムイオン電池の需要増加に伴い、原材料費の上昇が見込まれています。そのため、今後は価格がさらに下がるとは言いにくい状況で、むしろ値上がりする可能性も考えられます。現在では、蓄電池の価格はすでにかなり低下していると考えられます。

蓄電池と太陽光のセット価格と後付け価格

太陽光発電システムに蓄電池を後から追加する場合、初期の導入費用を抑えることができるというメリットがあります。
最初に太陽光発電だけを設置し、蓄電池を後で購入することで、費用を分散して支払うことができるからです。

ただし、最終的な設置費用は太陽光発電と蓄電池を一緒に設置するよりも高くなることが多いです。後から蓄電池を追加すると、機器の取り付けや調整、工事業者の人件費など追加のコストがかかる為です。

セットで設置の場合、一般的な太陽光容量4.5kWと蓄電池容量10kWhの組み合わせだと、太陽光と蓄電池のシステム合計は265.9万円(工事費込み)が価格相場となります。

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容量ごとの蓄電池価格

蓄電池の価格は、容量が大きくなるほど高くなります。単機能型よりも、ハイブリッド型やトライブリッド型の方が高価で、性能が良いほど価格も上がります。一般家庭の消費電力に合った容量9.5kWhや10kWhの蓄電池の相場は、100万円から180万円くらいです。

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2024年で活用できる蓄電池の補助金

2024年、蓄電池の導入を考えている方に朗報です。2024年度も国や自治体から、家庭用蓄電池に補助金が出ることが決まっています。国(SII)と自治体の補助金の併用もタイミング次第では可能です。

補助金を活用することで、初期費用を大幅に削減し、よりお得に蓄電池を導入することができます。申請手続きが難しいと感じる方もご安心ください。電池バンクでは申請も無償で対応していますので、手間なく補助金を活用することができます。

補助金制度をフル活用して、エネルギー効率の高いシステムを低価格で導入し、持続可能な生活を実現しましょう。

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国の補助金

国主導で提供される家庭用蓄電池に関する補助金には、「子育てエコホーム支援事業」、「DR補助金」、および「DER補助金」などがあります。

その中でも、DR補助金、DER補助金は主要な支援制度で、補助金額は高額ですが、予算が非常に限られているため、短期間で予算が満了となることが予想されます。

それぞれの補助金について詳しく見ていきましょう。

子育てエコホーム支援事業とは

「子育てエコホーム支援事業」は、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ性能の高い住宅の取得や既存住宅の省エネ改修を支援する国土交通省の取り組みです。

この事業は、エネルギー価格の高騰などの影響を受けやすい世帯に対して、省エネ投資を促進し、2050年のカーボンニュートラル実現を目指しています。

補助金の申請は「エコホーム支援事業者」が行うため、一般消費者が直接申請することはできません。令和6年度の予算案は400億円で、蓄電池の補助金は1戸あたり64,000円です。

この支援事業を活用して、省エネ住宅を手軽に導入し、環境にも家計にも優しい暮らしを実現しましょう。

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DR補助金とは

「DR補助金」は、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)が提供する制度で、需要応答(Demand Response)を活用して電力の需給バランスを改善し、エネルギーコストの削減と環境負荷の軽減を目指しています。

この補助金の目的は、家庭や企業が発電する電力を利用して、電気の需要と供給のバランスを調整することです。そのためDR補助金では、電力需給がひっ迫した際に、蓄えていた電力を供給することが求められます。

補助額は家庭用蓄電池の場合、1kWhあたり約3.7万円で、上限額は60万円です。2050年のカーボンニュートラルや2030年のエネルギーミックス達成に向けて、再生可能エネルギー(再エネ)の導入が推進されています。

国は、2030年までに再エネ比率を36%~38%にする目標があり、家庭用蓄電池の重要性が増しています。

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DER補助金とは

「DER(Distributed Energy Resources)補助金」は、太陽光発電や風力発電、小型水力発電などの分散型エネルギー資源を支援する制度です。

国(SII)が提供し、対象には太陽光発電設備、蓄電池、HEMS(家庭内エネルギー管理システム)が含まれます。DERの詳細についてはまだ発表されていないため、ここでは2023年の情報に基づいて説明します。

補助金を受けるには、事前にSIIで登録された機器を使用し、購入価格と工事費の合計が目標価格14.1万円/kWh以下であることが条件です。

補助金の具体的な内容は以下の通りです。

  • 蓄電池:初期実効容量 × 2.7万円/kWh もしくは 設備費+工事費用の1/3以内
  • HEMS:5万円(HEMSの設置は必須です)
  • V2H(Vehicle-to-Home):設備費: 75万円/台(設備費の1/2以内)、工事費: 40万円/台(定額)
  • エネファーム:設備費、工事費 4万円/台

DER補助金は、実証実験に参加することで受け取れるもので、実証実験の期間は3年間ですが、実際の実証は1年間の中で1週間程度です。購入者が実施することはほとんどありません。

なお、DER補助金の申請は、事業者が行いますが、予算が埋まり次第、募集が締め切られるため、事前に準備を整えておくことが大切です。

自治体(都道府県)の補助金

蓄電池の導入を検討している方にとって、自治体からの補助金は大きなサポートになります。日本の各都道府県では、蓄電池の設置に対してさまざまな補助金制度を提供しており、それぞれの地域で異なる条件や補助額が設定されています。

ただし、すべての都道府県で補助金が提供されているわけではなく、また時期によっては予算が終了している場合もあります。そのため、最新の情報を確認することがとても重要です。

さらに、国の補助金と地方自治体の補助金は併用できるケースが多く、これにより蓄電池の導入コストを大幅に削減することが可能です。補助金の併用によって、よりお得にエネルギー効率の高いシステムを導入することができます。

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東京都の補助金

東京都が推進する「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」は、2030年のカーボンニュートラル達成に向けて、省エネや再エネ住宅の普及を促進するための補助事業です。

この事業では、断熱性能の向上や太陽光発電の導入に加え、蓄電池やV2H(車両から家庭への電力供給システム)にも補助金が提供されます。

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東京都の補助金/島しょ地域における太陽光発電設備等助成事業について

東京都は、島しょ地域における太陽光発電設備や蓄電池の導入を支援する助成制度を実施しています。この助成制度は、以下のいずれかが対象です。

  • 太陽光発電設備と蓄電池を同時に設置する場合
  • 単独で蓄電池を設置する場合

対象となるのは、島しょ地域の民間企業、独立行政法人、公益財団法人、医療法人、社会福祉法人などの事業者や個人、個人事業主です。

助成額については、太陽光発電設備の場合、設置経費の3/4以内、または1kWあたり30万円のうち低い額が支給されます。蓄電池についても同様に、設置経費の3/4以内、または1kWhあたり30万円のうち低い額が支給されます。

助成の上限額は1億円です。申請は年度ごとに受け付けられ、令和8年度までが対象期間となっています。

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東京都の補助金/太陽光発電システムに係る パワーコンディショナ更新費用助成事業

東京都では、太陽光発電システムのパワーコンディショナ(パワコン)の更新費用を助成する事業を実施しています。この助成は、太陽光発電による電気の自家消費を増やし、非常時に家庭でのエネルギー自立性を高めることを目的としています。

助成対象は、都内の住宅に太陽光発電システムを設置している個人や法人、マンション管理組合、住宅供給事業者です。国や地方公共団体は対象外です。

申請は令和4年度から令和6年度(2024年度)まで受け付けており、助成金の交付は令和5年度から令和7年度まで行われます。申請は、パワコン設置から180日以内に行う必要があります。

助成の対象経費には、パワコンの機器費用と工事費用が含まれます。助成金は設置費用の半額が支給されますが、1台あたりの上限は10万円(千円未満切り捨て)です。

この助成金を活用することで、太陽光発電システムの効果を最大限に引き出し、家庭でのエネルギー自給自足を実現することが期待されます。

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市区町村の補助金

蓄電池の導入をサポートするために、多くの市区町村が補助金制度を設けています。これらの補助金は、地域によって内容や条件が異なります。最新の情報を確認し、自分の住んでいる市区町村で利用可能な補助金制度を最大限活用しましょう。

例えば、東京都や千葉県では、市区町村ごとに異なる補助金制度が用意されています。

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同様に、千葉県の各市区町村でも様々な補助金が提供されています。

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補助金の利用は、蓄電池の導入コストを大幅に削減する大きなチャンスです。地域の補助金制度を上手に活用し、エネルギー効率の向上や災害時の備えを強化しましょう。最新の情報を常にチェックし、申請期限や条件をしっかり確認することが成功の鍵となります。

蓄電池の選び方

蓄電池を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

蓄電池の容量と用途

家庭の電力使用量や用途に応じて適切な容量を選ぶことが重要です。一般的な家庭では10kWh前後が目安ですが、電力消費の多い家庭ではより大きな容量を検討する必要があります。たとえば、エアコンや電気自動車の充電など、大量の電力を消費する機器を使用する家庭では、より大きな容量の蓄電池が必要です。

蓄電池の用途としては主に「電気代の削減」と「停電時の備え」が上げられます。
固定価格買取制度(FIT)が終了すると、今まで売電していたよりも売電単価が下がります。そうした場合、電気を売るよりも自家消費した方が経済メリットが高まります。また、昼間に貯めておいた電気を夜間に使用する事で、電気代の単価が上がる夜間に電気の購入を抑えることが出来ます。それにより電気代の削減に繋がります。

もう一つの用途としては災害対策への備えです。もしもの停電時に陽が出ている時間帯は太陽光発電システムで作られた電気を自宅で使用する事が出来ますが、夜は蓄電池が無ければ電気を使う事が出来ません。
容量の大きな蓄電池を導入する事で、太陽光発電システムと合わせて使用すると停電が長引いたとしても生活が破綻する事可能性は低くなります。

蓄電池の実効容量と残量設定

蓄電池を選ぶときには、「定格容量」と「実効容量」の違いを理解することが大切です。定格容量は、蓄電池が理論上蓄えられる最大の電力量のことです。

しかし、実際に使える電力量はこの定格容量よりも少なくなります。これを「実効容量」と呼びます。

たとえば、定格容量が10kWhの蓄電池でも、実際に使える電力量は8kWhほどになることがあります。実効容量は、蓄電池の性能や使用条件によって異なるため、蓄電池を選ぶ際には実効容量を確認し、蓄電池の運用を計画することが重要です。

また、残量設定も大切です。蓄電池の残量をどれだけ維持するかを設定しておくことで、停電時に必要な電力を確保しつつ、日常の電力消費も最適化できます。

売電量の確認

蓄電池を選ぶ際は現在の売電量も重要な情報です。特に、卒FIT後の家庭では、これまで売電していた電力を蓄電池に貯めて自家消費することを考える必要があります。

蓄電池を導入することで、自家消費できる電力量が増え、電気料金の削減に繋がります。売電量を正確に把握し、どれだけの電力を自家消費し、どれだけを売電に回せるかを考慮することで、蓄電池の効果的な運用を行うことが出来ます。

信頼性と保証

蓄電池は高価な投資であり、長期間にわたって使用するものです。そのため、信頼性の高いメーカーや長期保証が付いている製品を選ぶことが安心です。これにより、万が一の故障時にも迅速に対応してもらえるため、長期的な安心感を得ることができます。

設置スペース

蓄電池の設置場所のスペースを確認し、蓄電池のサイズや設置条件に合った製品を選ぶことが必要です。特に都市部の住宅では、設置スペースが限られている場合が多いため、コンパクトな設計の蓄電池が好まれます。

また、寒冷地域や塩害地域にお住いの方は、さらに設置条件を細かく見ていく必要があります。蓄電池の種類は限られてきますが、寒冷地や塩害地域に対応する蓄電池も存在します。また、一定の設置条件を満たす必要があります。

蓄電池を導入してから、思ったような運用ができずに後悔しないよう、これらの重要なポイントをしっかりと理解しましょう。

蓄電池の寿命

蓄電池は長期間にわたって安定した性能を発揮することが期待されていますが、その寿命にはさまざまな要因が影響します。ここでは、蓄電池の寿命に関する基本的な情報と、その延命方法について詳しく解説します。

寿命に影響を与える要因

蓄電池の寿命は、主に使用頻度、充放電サイクル、設置環境などによって左右されます。一般的には、蓄電池の寿命は10年から15年とされていますが、これはあくまで目安です。

充放電サイクルの数が寿命に直接影響を及ぼし、頻繁な充放電は寿命を短くする要因となります。また、過充電や過放電も蓄電池の性能を低下させる原因となります。

蓄電池のサイクル数とは

蓄電池のサイクル数とは、蓄電池を1回満充電から空になるまで使いきる回数を指します。

例えば、スマホのバッテリーを0%から100%まで充電し、再び0%まで使うことを1サイクルと数えるのと似ています。 蓄電池は、このサイクルを繰り返すたびに少しずつ劣化し、性能が低下していきます。サイクル数は、蓄電池の寿命を判断する上で重要な指標です。

設置環境の重要性

蓄電池の設置環境も寿命に大きく影響します。高温や低温、湿度の高い場所での使用は、蓄電池の性能や寿命に悪影響を与える可能性があります。適切な温度管理と換気を確保し、蓄電池を安定した環境で使用することが重要です。

寿命を延ばすための管理方法

蓄電池の寿命を延ばすためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。メーカーの推奨するメンテナンススケジュールに従い、必要な手入れを行うことで、蓄電池の状態を良好に保つことができます。

充電状態の適切な管理も重要で、過充電や過放電を避けることが寿命を延ばすために役立ちます。また、設置場所を適切に選び、温度や湿度の管理を行うことで、蓄電池の性能を維持することができます。

これらのポイントを押さえることで、蓄電池の寿命を最大限に引き出し、長期間にわたって安定した性能を維持することが可能です。詳しい情報や具体的なアドバイスについては、以下のリンクをご覧ください。

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蓄電池のメリット

電気代の節約

蓄電池を使用することで、電力のピーク時に高い料金を支払わずに済むように、安価な電力を蓄えておくことができます。

例えば、夜間や休日など電気料金が安い時間帯に電力を蓄電池に充電し、電力料金が高い昼間やピーク時間帯にその電力を使用することで、電気代を効果的に削減することが可能です。

これにより、電力料金のピークシフトが実現し、長期的なエネルギーコストの削減が期待できます。

蓄電池によるピークカットとピークシフト

蓄電池は、電気を貯めておくことができる装置です。この蓄電池を活用することで、電気の使用量を調整し、電力システム全体の効率化を図る「ピークカット」と「ピークシフト」という手法があります。

ピークカット: 全体的な電力量を減らす。
ピークシフト: 電力量は変わらないが、使用する時間帯を変える。
両者を組み合わせることで、より大きな効果が期待できます。例えば、昼間に太陽光発電で発電した電気を蓄え、夜間のピーク時に使用することで、電気料金の削減と再生可能エネルギーの有効活用を同時に実現できます。

ピークカット ピークシフト
目的 電力需要が最も高い時間帯(ピーク時)の電気の使用量を減らす。 電力需要が高い時間帯から、低い時間帯へ電力の使用を移す。
方法 蓄電池に電気を蓄えておき、ピーク時に電力を供給することで、電力会社から購入する電力量を減らす。 夜間など電力料金が安い時間帯に電気を蓄え、昼間などのピーク時に放電する。
効果 電気料金の削減、電力網への負荷軽減 電力消費の平準化、再生可能エネルギーの有効活用

高騰する電気代への対応

電力市場の変動によって電気代が上昇する傾向が見られますが、蓄電池を利用することでこれらの影響を軽減することができます。

特に、太陽光発電システムと併用することで、日中に発電した余剰電力を蓄電池に蓄え、夜間や電力料金が高い時間帯に使用することが可能です。

これにより、全体の電気代を抑えることができ、電力消費の多い家庭や事業所にとっては、経済的な負担を軽減する強力なツールとなります。

災害時の安心感

蓄電池を使用することで、電力供給が不安定な地域でも非常用電源として安定したエネルギー供給が可能になります。
例えば、停電時に蓄電池があれば、電力を必要とする機器や設備を支えることができ、日常生活やビジネスの中断を防ぐことができます。

これにより、冷蔵庫や照明、通信機器などの重要な設備が継続して動作するため、災害時の不安を軽減し、安心して生活を続けることができます。家庭用蓄電池はもしもの時の非常用電源としてとても安心感があります。

EVとの相性の良さ

電気自動車(EV)と蓄電池を組み合わせることで、さらに多くのメリットを享受できます。EVに充電するための電力を蓄電池から供給することで、エネルギーの効率的な利用が可能になり、さらなる電気代の削減と環境保護につながります。

例えば、太陽光発電で得た余剰電力を蓄電池に蓄え、夜間や自宅外出時にEVに充電することで、再生可能エネルギーの利用を最大化できます。さらに、EVの大容量バッテリーを家庭用電源として活用することで、非常時にも安心です。

パワコン交換を見越した蓄電池導入

既設の太陽光発電システムに蓄電池を追加することで、パワコンの交換を兼ねてシステム全体の効率を向上させることができます。

太陽光発電で発電した電力を直接使用するだけでなく、余剰電力を蓄電池に貯めて後で使用することで、発電した電力を無駄なく活用できます。

これにより、電力の自給自足を実現し、電力購入量を減らすことで、電気代の節約にもつながります。パワコンの交換により、最新の技術を取り入れたシステムへアップグレードすることも可能です。

蓄電池の導入は、エネルギーの効率的な利用だけでなく、電気代の削減や災害時の安心感、環境保護など、さまざまなメリットを提供します。

適切な蓄電池を選び、上手に活用することで、持続可能なエネルギーライフを実現しましょう。

蓄電池デメリット

蓄電池はエネルギーの効率的な管理と安定供給に多くの利点を提供しますが、導入や運用には注意が必要です。以下に、蓄電池の主なデメリットとその詳細を説明します。

初期費用の高さ

まず、蓄電池の導入には初期費用が高額であることが挙げられます。蓄電池本体の購入費用だけでなく、設置費用や関連するインフラの整備にも相当な費用がかかります。

さらに、補助金や助成金を利用することで一部の費用を軽減できる場合もありますが、それでも初期投資は大きな負担となります。このため、初期投資に見合うコストメリットを慎重に検討する必要があります。

寿命と性能の劣化

蓄電池の寿命と性能に関する問題も重要なデメリットです。蓄電池は経年劣化により性能が低下することがあり、特に充放電サイクルが多い場合や過酷な環境条件下では劣化が早まります。

例えば、リチウムイオン電池は一般的に10年から15年程度の寿命がありますが、使用状況によってはそれよりも早く性能が低下することがあります。このため、定期的なメンテナンスや必要に応じた交換が重要です。

設置場所の制約

設置場所の制約もデメリットの一つです。蓄電池は設置スペースを必要とし、防火対策や換気の確保、騒音対策も考慮しなければなりません。

特に都市部の住宅では、設置スペースが限られているため、適切な場所を確保するのが難しい場合があります。また、屋外設置の場合、天候や気温の影響を受けることがあるため、防水・防塵対策も必要です。

運用コストとメンテナンス

蓄電池の運用には、基本的に定期的なメンテナンスは不要です。ただし、蓄電池の性能を維持し、安全に使用するためには、定期的な自己点検が推奨されます。バッテリーの状態を確認することで、異常や劣化の兆候を早期に発見することができます。

バッテリーの寿命が尽きた場合には、交換が必要になります。このため、長期的な運用コストには交換費用を考慮する必要があります。

蓄電池の寿命は製品によって異なりますが、一般的には10年から15年程度です。寿命が近づくと、性能が低下し、効率が悪くなるため、早めの交換を検討することが重要です。

メンテナンスや交換の費用も計画に入れ、長期的なコスト管理を行うことが求められます。

技術進化と価格変動

蓄電池技術は急速に進化しており、新しい技術や製品が次々と登場しています。そのため、現行の蓄電池システムが数年後には陳腐化する可能性があります。

さらに、技術進化に伴って価格が下がることもあるため、タイミングを見極めて導入することが求められます。

これらのデメリットを理解し、適切なエネルギー管理を行うためには事前の十分な情報収集と計画が不可欠です。

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後悔しない蓄電池の導入ポイント

蓄電池の導入は、エネルギーの効率化やコスト削減に大いに役立ちますが、その設置には慎重な計画が必要です。以下のポイントを押さえて、後悔しないための設置を目指しましょう。

補助金や助成金の活用

蓄電池の導入にあたっては、補助金や助成金を活用することで初期投資の負担を大幅に軽減することが可能です。

これらの支援制度は、国や自治体が提供しており、一定の条件を満たすことで申請が可能です。補助金や助成金を活用することで、導入コストを抑えつつ、効率的なエネルギー管理を実現することができます。

ただし、各制度には申請条件や手続きがあり、申請期間も限られています。具体的には、必要な書類や申請手続きの詳細を事前に確認し、締め切りに間に合うように準備を進めることが重要です。

また、補助金の額や条件は年度ごとに変更されることがあるため、最新の情報を常にチェックすることが必要です。

具体的な申請方法や条件について不安がある場合は、公式の情報源や専門家に相談するのが良いでしょう。申請手続きや補助金の活用に関する詳細な情報や相談はぜひ、電池バンクにお問い合わせください。

蓄電池の適切な容量選定

家庭に最適な蓄電池の容量を選ぶことは、エネルギー管理の効率を高めるために非常に重要です。まず、自宅での電力消費量や用途を把握することから始めましょう。

また、蓄電池の容量を決定する際には、蓄電池の「実効容量」を確認することも重要です。定格容量と実効容量の違いを理解し、実際にどれくらいの電力量を蓄えられるかを見極めましょう。

最適な容量を選ぶためには、専門業者や販売店に相談し、具体的な使用状況に応じたアドバイスを受けることをおすすめします。

容量選定に迷った際には、ぜひ電池バンクにご相談ください。専門のアドバイザーと一緒に、最適なプランを見つけましょう。

既設の太陽光発電システムとの接続確認

既存の太陽光発電システムと新たに導入する蓄電池との接続は、システム全体の効率と安全性を確保するために非常に重要です。

特に、ハイブリッド型の蓄電池を選ぶ場合は、接続確認が必須です。ハイブリッド型蓄電池は、太陽光発電システムと蓄電池を一括管理するため、電圧値や回路構成が合わないと正常に接続できません。

また、両システムを統合する際には、互換性の問題や設定の調整が必要です。これにより、エネルギーの効率的な管理や安定した電力供給が実現されます。

接続に関する不具合や問題があると、システム全体のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。したがって、専門業者に依頼して、正確な接続確認と調整を行うことが推奨されます。

停電時の電気使用計画の確認

停電時にどのように電力を使用するかを事前に計画することは非常に重要です。まず、全負荷タイプと特定負荷タイプのどちらが自宅に適しているかを決める必要があります。

全負荷タイプの蓄電池は、停電時に家庭全体に電力を供給することができるため、普段通りの生活が可能です。一方、特定負荷タイプの蓄電池は、選定した回路のみに電力を供給し、必要最低限の電力を確保します。

停電時にどの機器を使用するかをリストアップし、その優先度に基づいて必要な電力を見積もることが重要です。蓄電池の容量や電力供給の時間を考慮し、計画的に対応できるようにしましょう。これにより、非常時にもスムーズに電力を利用することができます。

これらのポイントをしっかりと確認することで、長期間にわたり満足できる運用が可能になります。詳細なガイドラインや専門家のアドバイスについては、下記のリンクをご覧ください。

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蓄電池の設置場所についての注意点

蓄電池の設置場所は、その性能や寿命に大きく影響を与えるため、慎重に選ぶ必要があります。適切な場所を選ぶことで、安全性や効率的な運用が実現します。以下に、蓄電池の設置場所の推奨および非推奨のポイントを簡潔に解説します。

推奨する設置場所

蓄電池を設置する場所は、いくつかの重要な条件を満たす必要があります。まず、蓄電池は熱を発生するため、適切な通気が確保された場所が望ましいです。

換気が良く、空気の流れがある場所に設置することで、熱の蓄積を防ぎ、蓄電池の性能を維持できます。

また、湿気の少ない場所も重要です。湿度が高いと、蓄電池の劣化が早まる可能性がありますので、できるだけ湿気の少ない場所を選びましょう。

さらに、温度が安定した場所に設置することも大切です。極端な温度変化は蓄電池の性能や寿命に影響を及ぼすため、温度変動が少ない場所が理想です。

非推奨の設置場所

蓄電池の設置場所として避けるべき条件もあります。まず、直射日光が当たる場所は、高温になりやすく、蓄電池の性能が低下する可能性があるため、避けるべきです。

また、屋外や雨風にさらされる場所では、防水対策が不十分な場合、蓄電池が劣化しやすくなるため注意が必要です。

さらに、狭くて密閉された場所も問題です。通気が悪いと熱がこもりやすく、蓄電池の寿命が短くなる恐れがあります。これらの条件を避けることで、蓄電池をより長く、安全に使用することができます。

これらのポイントを考慮し、最適な設置場所を選ぶことで、蓄電池のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

塩害・重塩害地域

塩害は、特に沿岸地域や海風の影響を受ける場所で設備や構造物に深刻な影響を及ぼします。蓄電池も塩害の影響を受けやすく、性能や寿命が損なわれる可能性があります。

そのため、塩害や重塩害地域では、塩害仕様や重塩害仕様の蓄電池が提供されており、これらは特別な保護対策が施されています。

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塩害・重塩害地域でも導入可能なおススメの蓄電池とメーカーをご紹介

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寒冷地域

寒冷地域とは、気温が非常に低くなる地域を指し、冬季には氷点下の気温が長期間続く場所です。このような環境では、一般的な蓄電池の場合、低温の影響を受けやすく、性能が低下する可能性があります。

そのため、寒冷地専用の蓄電池を選ぶことが重要です。これらの蓄電池は、低温でも安定して機能するように設計されています。寒冷地域での蓄電池の影響や、寒冷地専用の蓄電池についての詳しい情報や推奨製品については、こちらのリンクをご覧ください。

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寒冷地の定義と、寒冷地でも設置可能な蓄電池をご紹介

蓄電池の使い方(運転モード)

蓄電池は運用の目的に合わせて各メーカーとも運転モードを用意しています。ここでは蓄電池の代表的なメーカーであるオムロンの「経済モード」と「安心モード」、「グリーンモード」について説明します。

➀ 経済モード

経済モードは、電気料金が安い時間帯に電力を購入し、蓄電池に充電することで、電気料金の節約を目指すモードです。
  • 特徴
    • 電気料金の安い深夜帯を中心に、蓄電池に充電を行います。
    • ピーク時の電力使用を抑え、電気料金のピークカット効果が期待できます。
    • 太陽光発電システムと組み合わせることで、さらに経済的な運用が可能です。
  • メリット
    • 電気料金の節約
    • ピークカット効果による電力料金の安定化

② 安心モード

安心モードは、停電や災害に備えて、常に一定量の電力を蓄えておくモードです。
  • 特徴
    • 経済モードと基本的な動作は同じですが、蓄電池の充電量が一定以下になると、充電時間帯でなくても充電を開始します。
    • 停電が発生した場合に、蓄えられた電力で一定期間の生活を維持することができます。
  • メリット
    • 災害時の備え
    • 停電時の安心感

③ グリーンモード

グリーンモードは、太陽光発電で発電した電力を優先的に自家消費し、余剰電力を蓄電池に充電するモードです。
  • 特徴
    • 太陽光発電で発電した電気を最大限に活用します。
    • 電力会社から購入する電力量を減らし、CO2排出量の削減に貢献します。
    • 夜間充電も可能で、朝の電力使用量が多い方におすすめです。
  • メリット
    • 自家消費率の向上
  • 電気料金を節約したい方: 経済モード
  • 災害に備えたい方: 安心モード
  • 太陽光発電を活用したい方: グリーンモード

それぞれのモードのメリット・デメリットを比較検討し、ご自身のライフスタイルに合ったモードを選ぶようにしましょう。

蓄電池の人気ランキング

電池バンクで人気のハイブリッド蓄電池と単機能蓄電池の売れ行きランキングをご紹介します。これらの製品は、それぞれ異なる特長があり、ユーザーのニーズに応じた選択肢が揃っています。

ハイブリッド蓄電池ランキング

人気No.1

長州産業スマートPVマルチ

15年の長期保証があり、太陽光パネルやパワコン、架台などを国内工場で製造する純国産メーカーです。高い信頼性と安心感が人気の理由です。
本体価格+工事費(税抜き)
型式パワコンタイプ容量価格帯
(全負荷)
価格帯
(特定負荷)
CB-LMP65Aハイブリッド6.5100~150万100~150万
CB-LMP98Aハイブリッド9.8150~180万100~150万
CB-LMP164Aハイブリッド16.4180万~180万~
CB-LMP63Aハイブリッド6.3150~180万150~180万
CB-LMP127Aハイブリッド12.7150~180万150~180万
CB-LMP65Aハイブリッド12.7100~150万
CB-LMP98A単機能9.8100~150万
CB-LMP164A単機能16.4180万~
CB-LMP63A単機能6.3100~150万
CB-LMP127A単機能12.7150~180万

2位

ニチコントライブリッドシステム

V2H(Vehicle to Home)システムで知られるニチコンは、シェアが非常に高いです。ライフスタイルの変化に対応できる柔軟なシステム構成が人気を集めています。
本体価格+工事費(税抜き)
型式パワコンタイプ容量価格帯 (全負荷)価格帯 (特定負荷)
ESS-T3S1トライブリッド4.9100~150万
ESS-T3M1トライブリッド7.4100~150万
ESS-T3L1トライブリッド9.9150~180万
ESS-T3X1トライブリッド14.9180万~

3位

オムロンマルチ蓄電プラットフォーム

他社製品のOEM供給も行うオムロンは、信頼度が高いメーカーです。コンパクト設計で重塩害にも対応でき、設置場所を選ばず導入可能なのが魅力です。
本体価格+工事費(税抜き)
型式パワコンタイプ容量価格帯
(全負荷)
価格帯
(特定負荷)
KP-BU65B-Sハイブリッド6.5100~150万100~150万
KP-BU98B-Sハイブリッド9.8150~180万100~150万
KP-BU164-Sハイブリッド16.4180万~180万~
KP-BU63-Bハイブリッド6.3150~180万100~150万
KP-BU127-Bハイブリッド12.7150~180万150~180万
KP-BU65B-S単機能6.5100~150万
KP-BU98B-S単機能9.8100~150万
KP-BU164-S単機能16.4180万~
KP-BU63-B単機能6.3100~150万
KP-BU127-B単機能12.7150~180万

 

単機能蓄電池ランキング

人気No.1

テスラパワーウォール

スタイリッシュで近未来的なデザインが非常に人気です。電池バンクを運営するエネルギーバンク株式会社は、全国的にも数少ないテスラPowerwall認定販売施工会社ですので、導入をご検討の方はぜひお問い合わせください。
本体価格+工事費(税抜き)
型式パワコンタイプ容量価格帯 (全負荷)価格帯 (特定負荷)
Powerwall単機能13.5150~180万

 

2位

ニチコンU4シリーズ

16.6kWhと11.1kWhの大容量ラインナップを持ち、AI機能も充実しています。高性能かつ幅広いニーズに対応できるのが特長です。
本体価格+工事費(税抜き)
型式 パワコンタイプ 容量 価格帯 (全負荷) 価格帯 (特定負荷)
ESS-U4M1 単機能 11.1 B
ESS-U4X1 単機能 16.6 C

3位

長州産業スマートPVマルチ

コストを抑えつつ高性能な蓄電池を導入したい方に人気です。
本体価格+工事費(税抜き)
上記記載同様

ランキングの続きや家庭用蓄電池のメーカー10社の特徴、比較、商品選定のコツについては、詳細なガイドラインを以下のリンクからぜひご確認ください。各メーカーの特長や最新の製品情報に基づいた選定方法を詳しくご紹介していますので、お役立ていただければ幸いです。

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[2024年最新の販売実績から見る「おすすめの蓄電池」ランキング!商品詳細も併せて解説!]

実際に電池バンクで売れている商品についてランキング形式でご紹介!

蓄電池のメーカー紹介

蓄電池の選定には、信頼性や品質を保証するために信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。電池バンクでは、国内で販売されている全メーカーの蓄電池を取り扱っており、多様な選択肢から最適な製品を見つけることができます。

各メーカーの特徴や取り扱い製品の詳細を知りたい方は、取扱メーカー一覧のページをご覧ください。詳しくはこちらからご確認いただけます。

蓄電池商品一覧

国内で販売されている蓄電池商品については、以下のリンク先で一覧をご覧いただけます。電池バンクでは、国内で蓄電池を販売している主要メーカーの蓄電池を取り扱っており、専門のアドバイザーが機器選定をサポートし、施工研修を受けた経験豊富な工事スタッフが施工を担当します。

蓄電池の種類には単機能型、ハイブリッド型、トライブリッド型があり、種類ごとにご紹介致します。

長州産業
スマートPVマルチ

長州産業
スマートPVプラス

オムロン
マルチ蓄電
プラットフォーム

ニチコン
E1シリーズ

Panasonic
創蓄連携
システムS+

SHARP
クラウド蓄電
システム

カナディアンソーラー
EP CUBE

SMART SOLAR
ハイブリッド
システム-T

ジンコソーラージャパン
SUNTANK

ダイヤゼブラ電機
EIBS7

DMM energy
DMM.make
smart Hybrid

G-Tech
オフグリッド
蓄電池システム

XSOL
ハイブリッド
蓄電システム

Looop
Looopでんち

ELIIY Power
POWER iE5
GRID

デルタ電子
SAVeR-H2

HUAWEI
LUNA2000

ネクストエナジー
ハイブリッド
蓄電システム

Qセルズ
Q.READYシリーズ

京セラ
エネレッツァ プラス

Tesla
Power WALL

オムロン
マルチ蓄電池プラットフォーム

ニチコン
単機能蓄電システム

長州産業
スマートPVマルチ

京セラ
エネレッツァ プラス

京セラ
エネレッツァ

SMART SOLAR
ストレージシステム-T

伊藤忠商事
スマートスター3

伊藤忠商事
スマートスター

DMM energy
DMM.make smart

ネクストエナジー
iedenchi-NX

Looop
エネブロック

Looop
AI搭載フレキシブル蓄電池

長府工産
Lib Tower Plus

ニチコン
トライブリッド蓄電システム

Panasonic
eneplat

長州産業
SMART PV EVO

テスラパワーウォールの販売について

電池バンクを運営するエネルギーバンク株式会社は、テスラPowerwallの認定販売施工会社です。特別な研修を受けた信頼できるパートナーとして、Powerwallの販売と施工も行っています。テスラPowerwallは認定販売施工会社のみ販売・施工が可能となります。
電池バンクでは日本全国でテスラPowerwallの販売・施工を行っていますのでお気軽に御相談ください。

テスラPowerwall施工事例(一部)

蓄電池と太陽光発電の有効活用

蓄電池と太陽光発電を組み合わせることで、エネルギーの効率的な利用が可能になります。この組み合わせは、電力の自給自足を目指す家庭や企業にとって、大きなメリットを提供します。

太陽光発電と蓄電池の基本的な仕組み

太陽光発電は、日中の太陽の光を電力に変換し、蓄電池に貯めることができます。この電力を、太陽光が少ない夜間や曇りの日に使用することで、電力の無駄を最小限に抑えることができます。これにより、電気代の削減やエネルギーの安定供給が実現するというわけです。

システムの具体的なメリット

具体的には、太陽光発電で得た電力をリアルタイムで蓄電池に充電し、必要なときにその電力を使うというシステムです。これにより、ピーク時の電力消費を抑えたり、停電時のバックアップ電源として活用したりすることができます。

エネルギー自給自足とコスト削減

この組み合わせの大きなメリットは、エネルギーの自給自足が進むことで、電力網への依存度が減り、より安定したエネルギー供給が可能になる点です。また、余剰電力を電力会社に売電することで、さらにコスト削減を図ることもできます。

蓄電池と太陽光発電の有効活用に関する詳細や導入のメリットについては、以下のリンクからご覧いただけます。ご家庭に合った最適なエネルギー管理の方法を見つけるために、ぜひチェックしてみてください。

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[太陽光発電と蓄電池を入れるメリット・デメリット!日常・停電時の仕組みや特徴]

太陽光発電設備と蓄電池の基本的な仕組みから、併用で得られる具体的なメリットと注意すべきデメリット、設置にかかる費用について詳しく解説!

蓄電池の導入なら施工実績多数の電池バンク

蓄電池とは、電気を蓄えて、繰り返し使える二次電池やバッテリーのことを指します。蓄電池は近年、性能Pしつつ従来の物より小型になり、設置スペースにも柔軟性が持たせることに成功しています。その為、屋外の設置だけでなく、屋内に設置するモデルも存在し、外におけるスペースが無い場合でも選択肢が増しています。また、価格も減少傾向にあり、補助金も手厚い制度が設けられているので、蓄電池を導入するには今がベストタイミングと言えます。
蓄電池の導入をご検討されている方は、ぜひ電池バンクまでお問い合わせ下さい。

蓄電池・太陽光発電の施工販売業者「電池バンク」ロゴ

記事監修:電池バンク編集部

過去7千件を超える施工実績を有し、
その経験と知識を元に、
太陽光・蓄電池・V2H等のお役立ち情報を発信しています。

信頼と実績の電池バンク

電池バンクは創業50年、太陽光発電・蓄電池等の施工実績7千件を超えるエネルギーバンク株式会社が運営。

電池バンクの強み①

お客様のご要望を的確に把握し、最適なシステムを提案

専門アドバイザーが商品やシステムに関する専門知識に基づいて、お客様の不安や疑問を丁寧に解消します。また、お客様の将来的なライフプランなども考慮した、長期的な視点に立った提案を行います。

電池バンクの強み②

高品質な施工と安心のアフターフォロー

電池バンクでは、国内で販売されている主要メーカーの施工IDを取得し工事に対応しています。電池バンクは国家資格保有・工事経験豊富な工事スタッフが多数在籍し、パートナー工事店においても詳細なヒアリングと審査、施工研修を行い連携しています。

写真は電池バンク工事スタッフ

電池バンクの強み③

新製品もいち早く取り扱い

電池バンクは新製品が発表された場合、販売開始時期や商品知識をいち早く集めてお客様に説明できるように努めています。また、SMART ENERGYのEXPO等に積極的に参加し、お客様にとって少しでも良いご提案が出来るように情報収集や各社との連携を図っています。

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蓄電池ラインアップ

長州産業
スマートPVマルチ

長州産業
スマートPVプラス

ニチコン
E1シリーズ

オムロン
マルチ蓄電プラットフォーム

Panasonic
創蓄連携システムS+

SHARP
クラウド蓄電システム

カナディアンソーラー
EP CUBE

SMART SOLAR
ハイブリッドシステム-T

ジンコソーラージャパン
SUNTANK

ダイヤゼブラ電機
EIBS7

DMM energy
DMM.make smart Hybrid

G-Tech
オフグリッド蓄電池システム

XSOL
ハイブリッド蓄電システム

Looop
Looopでんち

ELIIY Power
POWER iE5 GRID

デルタ電子
SAVeR-H2

HUAWEI
LUNA2000

ネクストエナジー
ハイブリッド蓄電システム

Qセルズ
Q.READYシリーズ

京セラ
エネレッツァ プラス

Tesla
Power Wall

オムロン
マルチ蓄電池プラットフォーム

ニチコン
単機能蓄電システム

長州産業
スマートPVマルチ

京セラ
エネレッツァ プラス

京セラ
エネレッツァ

SMART SOLAR
ストレージシステム-T

伊藤忠商事
スマートスター3

伊藤忠商事
スマートスター

DMM energy
DMM.make smart

ネクストエナジー
iedenchi-NX

Looop
エネブロック

Looop
AI搭載フレキシブル蓄電池

長府工産
Lib Tower Plus

ニチコン
トライブリッド蓄電システム

Panasonic
eneplat

長州産業
SMART PV EVO

ハイブリッド型

長州産業
スマートPVマルチ

オムロン
マルチ蓄電池プラットフォーム

カナディアンソーラー
EP CUBE

XSOL
ハイブリッド蓄電システム

デルタ電子
SAVeR-H2

ネクストエナジー
ハイブリッド蓄電システム

単機能型

長州産業
スマートPVマルチ

伊藤忠商事
スマートスター

トライブリッド型

長府工産
Lib Tower Plus

ニチコン
トライブリッド蓄電システム

Panasonic
eneplat

長州産業
SMART PV EVO

太陽光パネルラインアップ

長州産業
PREMIUM BLUE

長州産業
JAPAN BLACK

Qcells

Q.SUPREME

Qcells
Q.TRON

カナディアンソーラー
TOPHiku6

カナディアンソーラー
HiKu6シリーズ

DMM
DMM.make SOLAR

ハンファジャパン (Qセルズ)
Re.RISE S

ハンファジャパン (Qセルズ)
Re.RISE-G3

MAXEON
マキシオンソーラーパネル

シャープ
NU-228AP

シャープ
NU-435PP
NU-287PP

シャープ
BLACKSOLAR ZERO

パナソニック
MODULUS

V2Hラインアップ

ニチコン
EVパワー・ステーション

ニチコン
トライブリッド蓄電システム

オムロン
マルチV2Xシステム

Panasonic
Eneplat

長州産業
SMART PV EVO

ニチコン
EVパワー・ステーション
VSG3シリーズ

SHARP
V2Hシステム

パワコンラインアップ

SHARP

オムロン

パナソニック

ファーウェイ

ニチコン

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