【2024年最新】V2H充放電設備補助金
(CEV補助金)の概要を紹介!
作成日:2024年2月29日
更新日:2024年3月22日
令和5年度補正予算分の受付開始は2024年度5月頃からが目途で開始され、 令和6年度分の詳細は未定となります。
V2Hの設置で活用できる補助金には「充電設備・V2H充放電設備・外部給電器補助金(CEV補助金)」があります。
前回の令和5年度(令和4年度補正予算+令和5年本予算)では、V2Hが最大115万円(機器費1/2・MAX75万円、工事費MAX40万円)の補助金を活用して設置する事が出来たため、初期の設置費用を大幅に減らせる大人気の補助金で、受付開始から一カ月程で予算に達し終了した経緯があり、人気の高さが伺えます。
電池バンクでは、補助金申請の部署を設け、スピーディーに補助金申請が出来る環境を整えています。
過去にも1千件を超える補助金申請を行っていますので、V2Hの導入を検討されている方は電池バンクまでまずはご連絡ください。
このページでは、当補助金の全体像(補助金の中の立ち位置)から、どのような準備をいつまでにすれば良いのかなど補助金申請に乗り遅れない為の必要な情報をご紹介致します。
今回の記事のポイント
- 令和6年度の補助金概要はまだ未発表
- 補助金の執行団体はNEV
- 令和5年度補正予算は400億円(内V2Hには50億円ほどの予算分配の予測)
- V2Hは設置後5年間の保有義務がある
- 当補助金は大人気であり、早めの事前準備が必要
- 補助金の複雑な申請業務は電池バンクが無償で対応
V2H充放電設備・外部給電器補助金の全体像
V2Hの補助金をネットで検索すると『CEV補助金』『V2H充放電設備・外部給電器補助金』『クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金』といった名前が出てきますが、V2Hには複数の補助金があるの?それとも、年度ごとに補助金の名前が変わっているの?などお客様からするとわかりにくい状況にあります。
その為、補助金の内容を知る前に、まずはV2Hの設置に活用できる補助金の種類や、その補助金の立ち位置、全体像を理解した上で内容に進んでいきましょう。
V2Hの設置で活用できる補助金の全体像
詳細確認
クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金
経済産業省の『クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金』の予算額を、
執行団体であるNEVが、各補助金に予算を分配しています。
NEVが担う補助金は3つ存在し、V2Hの設置で活用できる補助金は、
『V2H充放電設備・外部給電器補助金』です。
・外部給電器補助金
令和4年度までV2H充放電設備の補助金はCEV補助金に纏められていましたが、令和5年度からCEV補助金とは別になりました。
V2H補助金をCEV補助金と説明しているネットの情報は、その名残で一般的にはV2H = CEV補助金と思われている事も多いため、便宜的にCEV補助金と言っている場合があります。
補助金は一般社団法人 次世代自動車振興センター(NEV)が交付する
NEVが補助金申請の審査・交付を行う!
次世代自動車振興センター(NEV)は、経済産業省と環境省の所管となる一般社団法人です。
2009年に設立され、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)などの次世代自動車の普及促進を目的とした事業を展開しています。
NeVは、次世代自動車の購入や充電設備の設置を支援するため、様々な補助金を交付しています。
NEVという表記だけだと何かの言葉を略した補助金の名前?など思われる方もいらっしゃいますが、補助金の審査・交付を行う1つの組織だという事を認識しておきましょう。
補助金の最新情報などはこのNEVのサイト上で更新されていきますので、公式サイトを一度ご覧いただく事もおすすめ致します。
公式サイト:一般社団法人 次世代自動車振興センター
令和6年度のV2H充放電設備補助金の概要(予定)
令和5年度補正予算分の受付開始は2024年度5月頃からが目途で開始され、 令和6年度分の詳細は未定となります。
補助金予算額
【令和6年度】
2024年2月28日現在 詳細未発表(205億円予定)
【令和5年度補正予算】
400億円
事業概要
『災害時に、電気自動車や燃料電池自動車の外部給電機能の活用を促進することによるレジリエンスの向上を図ること』を目的として、「V2H充放電設備」の購入者(個人・地方公共団体・法人・その他団体等(リース会社含む))に補助金が交付されます。
公募期間
補助金上限額
- V2H充放電設備に対する補助:最大で75万円(購入価格 ※税抜× 2分の1が上限)
- 設置工事に対する補助:個人の場合は40万円、法人の場合は95万円
※電池バンクの過去の事例ではV2Hの設置工事に対する補助額は20~25万程度です。
交付申請要件
・V2H 充放電設備(中古を除く。)の発注及び設置工事の施工開始は交付決定日後であること。
・申請者は、V2H 充放電設備の所有者であり、かつ当該設備の給電対象施設の使用権を有する者であること。
・申請者は、V2H 充放電設備を設置する土地の使用権を有する者であること。
・充放電設備は新品であること
補助金の申請方法
➀必要書類
【交付申請時】
・申請者が個人の場合は、本人確認書類(免許証(写し)、住民票(写し)等)
・申請する V2H 充放電設備本体を確認する書類
・申請者宛ての見積書(写し) で、メーカー名、型式、購入価格(予定価格)、購入費の支払条件が明記されていること
・申請する V2H 充放電設備設置工事を確認する書類
・V2H 充放電設備設置工事に係る見積書
・工事着工前の要部写真
・設置場所の見取図、平面図、電気系統図、配線ルート図
②書類提出・審査
NEV(一般社団法人次世代自動車振興センター)のホームページからオンライン申請を行います。補助金の申請は複雑で手間がかかりますが、電池バンクは手続き代行者として無償で申請業務のサポートを行いますのでご安心ください。申請を行い審査を通して約1~2カ月程度で交付決定通知書が発行されます。
③設置工事・支払い
交付決定通知が発行された後はV2Hの設置工事が可能です。
その為には販売・工事会社を決定し、売買契約を結ぶ必要があります。
注意点として、V2H充放電設備の発注および工事については、交付決定通知書発行日以降に発注・施工を行う必要があります。
その後にV2Hの設置工事に関わる費用の全てを支払います。
④実績報告
工事が完了したら最終的には実績報告をNEVに行います。実績報告が終了しないと補助金の交付はされないので、期日までに実績報告を行いましょう。
実績報告の申請期限は設置工事または支払い完了日から30日以内です。
【実績報告時に必要な書類】
・申請した V2H 充放電設備及び設置工事代金の支払い等を確認する書類
・V2H 充放電設備のメーカーが発行する保証書又はメーカーが認めた第三者の発行する保証書
・充電設備設置中及び完了後の要部写真
⑤補助金の振込
NEVで実績報告の確認が行われ、問題なければ確定通知書が発行されます。その後、指定した口座に補助金額が振り込まれます。
⑥機器を保有
設置したV2Hは5年間保有する義務があり、それ以内にV2Hを撤去した場合は補助金の返納義務が必要です。
令和5年度(令和4年度補正+令和5年度本予算)
V2H充放電設備・メーカー製品毎の補助金額
V2H充放電設備の補助上限額:75万円
ニチコンの補助金対象V2H
メーカー名 | 型式 | 充電出力 (kW) | 放電出力 (kW) | 当該機種の 補助金交付 上限額 |
---|---|---|---|---|
ニチコン | ESS-V1 | 5.9kW | 5.9kW | 55万円 |
ESS-V1S | 5.9kW | 5.9kW | 55万円 | |
ES-T3V1 | 5.9kW | 9.9kW | 65万円 | |
ES-T3VS | 5.9kW | 9.9kW | 65万円 | |
ES-T3P1 | 5.9kW | 9.9kW | 75万円 | |
ES-T3PS | 5.9kW | 9.9kW | 75万円 | |
ES-T3PL1 | 5.9kW | 9.9kW | 75万円 | |
ES-T3PLS | 5.9kW | 9.9kW | 75万円 | |
VCG-666CN7 | 5.9kW | 5.9kW | 44万9千円 | |
VCG-663CN3 | 5.9kW | 5.9kW | 24万9千円 | |
VCG-663CN7 | 5.9kW | 5.9kW | 27万4千円 | |
VCG-666CN7K-1WH30 | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
VCG-666CN7K-1WH50 | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
VCG-666CN7K-1LH30 | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
VCG-666CN7K-1LH50 | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
VCD-660CN7 | 6kW | 6kW | 75万円 |
パナソニックの補助金対象V2H
メーカー名 | 型式 | 充電出力 (kW) | 放電出力 (kW) | 当該機種の 補助金交付 上限額 |
---|---|---|---|---|
パナソニック | LJV1671B | 6kW | 6kW | 75万円 |
LJV1671B050 | 6kW | 6kW | 75万円 |
オムロンの補助金対象V2H
メーカー名 | 型式 | 充電出力 (kW) | 放電出力 (kW) | 当該機種の 補助金交付 上限額 |
---|---|---|---|---|
オムロン | KPEP-A-SET-AC | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 |
KPEP-A-SET-AC-EF | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
KPEP-A-SET-AC-S | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
KPEP-A-SET-AC-EF-S | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 |
長州産業の補助金対象V2H
メーカー名 | 型式 | 充電出力 (kW) | 放電出力 (kW) | 当該機種の 補助金交付 上限額 |
---|---|---|---|---|
長州産業 | CV-M01A | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 |
CV-M01A-EF | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
CV-MS01A | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
CV-MS01A-EF | 5.9kW | 5.9kW | 75万円 | |
VCP601 | 6kW | 6kW | 75万円 |
V2Hの補助金の過去の申請状況
令和4年度クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)のタイミングでV2Hの納期遅延が発生し、交付決定は下りたものの、V2Hが入って来ない為に期限までの工事と実績報告が出来ずに補助金を見送る事象が多数発生しました。
そのあおりもあり、令和5年度に昨年補助金を見送った方も合わせて申請が殺到し、1.2カ月で補助金の予算に達して終了となりました。
令和6年度(令和5年補正予算+令和6年本予算)も変わらずに多くの方が申請を行う事も予想されており、
補助金申請の事前準備は必須となります。
後ほど申請に必要な資料等もご紹介致しますので早めに準備をお願い致します。
補助金申請に関する
注意点
V2H充放電設備補助金だけではありませんが、補助金は予算額に達するとその時点で申請はできなくなりますので早めの準備を心がけましょう。
また、V2H充放電設備の発注および工事については、交付決定通知書発行日以降に発注・施工を行う必要がありますので、改めて補助金の交付までの流れもご一読ください。
補助金の申請は複雑でありますが、V2Hの設置には補助金を活用する事を強くお勧めいたします。
電池バンクでは補助金専用の部署もありますので、不明な点はお気軽に御相談ください。
補助金申請に関する
よくあるご質問
- 交付申請の期日までに申請が完了できなかった場合
交付申請の期日までに工事が完了し、且つ所定の申請書類を揃えることが必要となります。
申請書類の中にはメーカー発行の保証書や出荷証明書など、
即日発行するのが難しい書類もあるので工事日は期日に余裕をもって設定することをお勧めします。
実績報告提出後、NEVの審査が問題なく完了し、確定通知書がお客様に届きます。
実績報告から振込までの期間は約2~3カ月程度と考えておきましょう。補助金の振り込みは申請者様の指定口座へ直接振り込まれます。
補助金を返還する必要はございませんが、V2Hを設置後5年間の保有が必要です。それ以内にV2Hを撤去した場合は補助金の返還が必要となります。
- 申請者様に行っていただくお手続きはございません
電池バンクがすべての申請業務を手続き代行者として無償で行いますので、ご申請者様に行っていただくお手続きはございませんが、申請に必要な身分証明書などの書類についてはご手配をお願いしております。
- 既設の太陽光とEV車の保有は問われません
太陽光の設置の有無は交付要件に含まれていないため、太陽光の設置がない方でも申請を行うことが可能です。
- できます
V2H充放電設備補助金はNeVの申請フォームより申請を行うことが可能です。ただ、ほぼ全ての方が申請手続きについては電池バンクにお任せいただいております。(電池バンクでは補助金申請は無償で行っております)
V2H充放電設備補助金の予算の財源は国となります。
財源が同じである国が実施する補助事業に関しては併用不可です。(対象機器が重複しなければ申請可)
ただし、財源の異なる自治体の補助金事業であれば併用出来る事がございますので、詳細につきましては、各自治体へお問合せください。
- 補助金申請実績は1000件以上!
国の補助金事業はもちろん、自治体の補助金事業など数多くの申請を代行しております。
これまでの実績から、書類作成~申請業務~補助金交付までしっかりサポートいたします。
メール又は郵送でのやり取りになりますが、必要書類に関しても丁寧にご案内を行います。
- かかりません
電池バンクでは各種補助金の申請代行を無償で行っております。
- できます
電池バンクではお客様の相談や不明な点に関して専門のアドバイザーが担当させて頂いております。
お客様それぞれに1人のアドバイザーが担当しますので、やり取りもスムーズに行って頂く事が可能です。
また、補助金申請の専門部署も用意し、アドバイザーとの密な連携により補助金関連のサポートを担当致します。
まとめ
V2H充放電設備・外部給電器補助金について説明を行ってきましたが、まだ未発表の令和6年度の補助金概要はもう間もなく公開されると考えています。
前述した通り、大人気の補助金となる為、今準備できる必要書類を用意して申請が開始された際にスムーズに申請が出来るようにしておきましょう。V2Hを格安で導入できる大きなチャンスです。
電池バンクでは国内で販売されている主要なV2Hを取り揃えております。補助金の申請は無償対応、機器の選定から工事までワンストップで行います。施工対応エリアは日本全国となりますので、エリア問わずお気軽に御相談ください。
記事監修:電池バンク編集部
その経験と知識を元に、
太陽光・蓄電池・V2H等のお役立ち情報を発信しています。
電池バンクなら蓄電池の補助金申請 ・無償対応
/ 豊富な補助金申請の実績 /
電池バンクでは、過去500件を超える補助金の申請を無償で代行してきました。
補助金申請の専門部署を設け、補助金を活用した蓄電池の導入をサポート致します。
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電池バンクでは、「国」「都道府県」「地方自治体」などその時点で活用できる補助金をお調べし、ご提案致します。
また、補助金の併用が可能な場合も無償申請・全国のエリアで対応可能です。
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今すぐ電池バンクに相談!