パワコンの寿命や交換時期は10年って本当!?
専門業者が解説!

Facebook
X
Email
Print
Threads

カテゴリ:パワコン

太陽光発電システムの中核を担うパワコン。一般的には、その寿命や交換時期は10年程度と言われています。

太陽光パワコンが設置してから10年前後の方は、パワコンの寿命や交換に関心があるのではないでしょうか。

この記事では、パワコンの寿命について、交換時期や見分け方、パワコン故障後の選択肢について詳しく解説します。長く安心して太陽光発電を利用するために、ぜひ参考にしてください。

ページ目次

補助金申請無料
今ならDR補助金 / 最大60万円

パワコンとは?簡単に!

パワコンは「パワーコンディショナ」の略称で、PCS(Power Conditioning System)とも呼ばれます。

太陽光パネルが発電する直流電力(DC)はそのままでは家庭の電化製品で使えないため、パワコンがこれを交流電力(AC)に変換します。

交流電力は家庭や企業で標準的に使われる電力で、家庭内のコンセントから利用できる電力も交流電力です。

また、ハイブリッドパワコンを設置すると、太陽光発電と家庭用蓄電池を効率的に運用でき、蓄電池の充電や売電時の出力を安定させる役割も果たします。

パワコンの寿命と交換時期

パワコンの寿命は10~15年とされ、家電製品と同程度です。精密な電子機器であるため、設置後10年程度でコンデンサーや半導体が劣化する可能性があります。

一方で、太陽光パネルは20年以上の運用が可能です。そのため、太陽光パネルの劣化が始まる前にパワコンの寿命が尽きることが一般的です。

パワコンを交換せずに使い続けると、電力の変換効率が徐々に低下します。さらに、経年劣化が進むと出力が落ち、システムが正常に動作しなくなることがあります。

特に、太陽光発電システム全体のパフォーマンスが影響を受けるため、発電量が減少し、家庭での電力利用に支障をきたすことがあります。

劣化は徐々に進行するというよりは、突然故障して使えなくなるケースが多いです。このため、定期的な点検が重要です。

パワコンの寿命の見分け方

パワコンの寿命は一般的に10~15年とされていますが、寿命を見分けるいくつかのサインがあります。

発電量の突然の低下

発電量が突然低下する場合、パワコンの故障が疑われます。この場合、パワコンの寿命が尽きた可能性が高いです。

発電が停止する

パワコンの基盤が故障すると、発電が停止します。基盤の故障は、寿命が近づいている可能性があります。

エラーコードの表示

パワコンのモニタにエラーコードが表示されることがあります。エラーコードが表示される場合、故障の原因がわかりやすくなります。

この他にも、自然災害などが原因でパワコンが故障することもあります。上記のサインが現れた場合は、パワコンの寿命が近づいている可能性がありますので、定期的なチェックが重要です。

パワコンの故障をほっておくと起きる事

パワコンの故障を放置すると、発電量の低下や収益の減少だけでなく、最悪の場合には火災などの大規模なトラブルを引き起こす可能性もあります。

発電量低下と収益減少

太陽光パネルの発電量が減少すると、売電収入や電気代削減のメリットも相応に減少します。なぜなら、太陽光発電は発電量に比例して収益が発生するため、発電量が低下すればそれだけ収益も低下するからです。

太陽光パネルの発電量が減少する原因はさまざまですが、パワコンの不具合がその一因となることがあります。パワコンが正常に機能しないと、太陽光パネルが発電した電力を十分に効率よく変換できなくなり、結果として発電量が低下することがあります。

そのため、太陽光パネルシステム全体の健全な運用と保守が重要であり、不具合や異常が発生した場合には早めの対応が求められます。

火災などの大規模トラブルへの悪影響

最悪の場合、パワコンの不具合が放置されると、火災などの大きなトラブルにつながる可能性があります。

パワコンは高電圧を扱うため、不具合によっては過熱や発火のリスクがあります。特に、夏場など気温が高い時期や連続して発電が行われる場合には、不具合が顕在化しやすくなります。

火災の危険性は周囲の建物や設備にも影響を及ぼす可能性があり、大きな被害をもたらすことが考えられます。

そのため、パワコンの定期的な点検や異常時の早急な修理が重要です。また、適切な保守管理や専門家による点検を怠らないことが、火災などの大きなトラブルを未然に防ぐために不可欠です。

パワコンが故障した時に考えられる3つの選択肢

パワコンが故障した場合、どのような選択肢が考えられるのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

➀パワコンの単品交換

パワコンの寿命が近づくと、他の部品も故障するリスクが高まります。そのため、故障が続出する前に本体を交換する方が、結果的に安くつく可能性もあります。特に、設置から約10年が経過した場合は、部品の在庫がなくなっていることも考えられます。

新しいパワコンに交換すれば、最新のモデルを使用できます。年を追うごとに性能が向上しており、変換効率も高くなっています。10年前のモデルと比較すると、発電量の低下が進んでいる古いパワコンを使い続けるよりもはるかに効率的です。

ただし、パワコンを交換する際には費用がかかります。工事費込み・税込みでおおよそ25万~35万円程度が一般的です。ただし、パワコンが保証期間内であれば、交換費用が無償になる場合もあります。

②蓄電池を導入

パワコンを交換する際には、ハイブリッド型蓄電池を導入することが有益です。ハイブリッド型蓄電池には、太陽光発電と蓄電池の両方のシステムを一括制御できるハイブリッド型パワコンが付属しています。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

発電効率が上がる

ハイブリッド型パワコンは、太陽光発電と蓄電池の両方のシステムを一括制御できるため、効率的な電力管理が可能です。電力のムダを減らし、効率的に電力を利用することができるのです。

パワコン交換を兼ねて設置ができる

ハイブリッド型蓄電池を導入することで、パワコンの交換作業も同時に行うことができます。

これにより、パワコンの交換ができるだけでなく、システムを増設してアップグレードすることも可能です。費用面でも効率的であり、コストパフォーマンスが高い選択肢となります。

卒FIT(固定価格買取制度)の対策がとれる

太陽光発電だけでは昼間に発生した余剰電力を有効活用できないため、売電するしかありません。

しかし、蓄電池を導入することで余剰電力を貯めて自家消費することができます。卒FIT後の売電価格が下がった場合、貯めた電力を自家消費する方が経済的に有利です。

③メーカー修理

パワコンの機器保証期間内に故障が発生した場合は、保証を利用して修理するのがおすすめです。

保証期間中でも、故障原因が使用環境などの外部要因による場合は保証の対象外となります。稼働から時間が経っていない場合は、故障原因が機器由来である可能性が高いです。

保証期間が過ぎた場合

一方、機器保証期間が過ぎている場合は、故障原因を特定するための調査費用や修理費用がかかります。

故障調査には約3万円、出張費用や修理費用も合わせると約10万から35万円程度かかります。このため、故障特定から修理までの総費用は、大体15万から40万円程度になります。

設置後1年未満の場合、故障の原因が製品自体にあることが多いですが、設置から相当な時間が経過している場合は、新品交換の方が経済的です。また、故障調査に時間がかかるため、その間の売電量の損失も考慮する必要があります。

まとめ

この記事では、太陽光発電システムにおけるパワコンの故障や交換時期について解説しました。

パワコンの寿命は10~15年程度であり、劣化により発電量が低下したり、エラーコードが表示されたりなどのサインが現れる場合は故障の可能性が高まります。

不具合が起きている場合、その原因が故障によるものかどうか判断が難しいこともあります。まずは購入した販売店や施工した工事会社に連絡し、状況を確認しましょう。保証期間内であれば、無償で修理や交換が可能な場合もあります。

パワコンについてご質問があれば、お気軽に電池バンクへお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧に対応し、最適な提案を行います。

new_logo

記事監修:電池バンク編集部

過去7千件を超える施工実績を有し、
その経験と知識を元に、
太陽光・蓄電池・V2H等のお役立ち情報を発信しています。

信頼と実績の電池バンク

電池バンクは創業50年、太陽光発電・蓄電池等の施工実績7千件を超えるエネルギーバンク株式会社が運営。

電池バンクの強み①

お客様のご要望を的確に把握し、最適なシステムを提案

専門アドバイザーが商品やシステムに関する専門知識に基づいて、お客様の不安や疑問を丁寧に解消します。また、お客様の将来的なライフプランなども考慮した、長期的な視点に立った提案を行います。

電池バンクの強み②

高品質な施工と安心のアフターフォロー

電池バンクでは、国内で販売されている主要メーカーの施工IDを取得し工事に対応しています。電池バンクは国家資格保有・工事経験豊富な工事スタッフが多数在籍し、パートナー工事店においても詳細なヒアリングと審査、施工研修を行い連携しています。

写真は電池バンク工事スタッフ

電池バンクの強み③

新製品もいち早く取り扱い

電池バンクは新製品が発表された場合、販売開始時期や商品知識をいち早く集めてお客様に説明できるように努めています。また、SMART ENERGYのEXPO等に積極的に参加し、お客様にとって少しでも良いご提案が出来るように情報収集や各社との連携を図っています。

補助金申請無料
今ならDR補助金 / 最大60万円

LINE・オンライン商談も可能!

蓄電池ラインアップ

長州産業
スマートPVマルチ

長州産業
スマートPVプラス

ニチコン
E1シリーズ

オムロン
マルチ蓄電プラットフォーム

Panasonic
創蓄連携システムS+

SHARP
クラウド蓄電システム

カナディアンソーラー
EP CUBE

SMART SOLAR
ハイブリッドシステム-T

ジンコソーラージャパン
SUNTANK

ダイヤゼブラ電機
EIBS7

DMM energy
DMM.make smart Hybrid

G-Tech
オフグリッド蓄電池システム

XSOL
ハイブリッド蓄電システム

Looop
Looopでんち

ELIIY Power
POWER iE5 GRID

デルタ電子
SAVeR-H2

HUAWEI
LUNA2000

ネクストエナジー
ハイブリッド蓄電システム

Qセルズ
Q.READYシリーズ

Tesla
Power Wall

オムロン
マルチ蓄電池プラットフォーム

ニチコン
単機能蓄電システム

長州産業
スマートPVマルチ

京セラ
エネレッツァ

SMART SOLAR
ストレージシステム-T

伊藤忠商事
スマートスター3

伊藤忠商事
スマートスター

DMM energy
DMM.make smart

ネクストエナジー
iedenchi-NX

Looop
エネブロック

Looop
AI搭載フレキシブル蓄電池

長府工産
Lib Tower Plus

ニチコン
トライブリッド蓄電システム

Panasonic
eneplat

長州産業
SMART PV EVO

ハイブリッド型

長州産業
スマートPVマルチ

オムロン
マルチ蓄電池プラットフォーム

カナディアンソーラー
EP CUBE

XSOL
ハイブリッド蓄電システム

デルタ電子
SAVeR-H2

ネクストエナジー
ハイブリッド蓄電システム

単機能型

長州産業
スマートPVマルチ

伊藤忠商事
スマートスター

トライブリッド型

長府工産
Lib Tower Plus

ニチコン
トライブリッド蓄電システム

Panasonic
eneplat

長州産業
SMART PV EVO

太陽光パネルラインアップ

長州産業
PREMIUM BLUE

長州産業
JAPAN BLACK

Qcells
マルチ蓄電
Q.SUPREME

Qcells
Q.TRON

カナディアンソーラー
HiKu6シリーズ

MAXEON
マキシオンソーラーパネル

DMM
DMM.make SOLAR

V2Hラインアップ

ニチコン
EVパワー・ステーション

ニチコン
トライブリッド蓄電システム

オムロン
マルチV2Xシステム

Panasonic
Eneplat

長州産業
SMART PV EVO

ニチコン
EVパワー・ステーション
VSG3シリーズ

SHARP
V2Hシステム

パワコンラインアップ

SHARP

オムロン

パナソニック

ファーウェイ

ニチコン

現地調査・お見積無料

▼ 商品を選ぶ

国内主要メーカー全て取り扱い

▼ 国・自治体の蓄電池・太陽光補助金

補助金申請・無償で代行

国の蓄電池・太陽光補助金

蓄電池・太陽光発電

V2H

エコキュート

自治体の蓄電池・太陽光補助金

蓄電池・太陽光発電

PICK UP

▼電池バンクのご紹介

ご購入ガイド

お支払いに関して

蓄電池設置までの流れ

掲載商品100種以上!!
— 営業時間:9:00-17:00 —
— メール受付 —
— LINE受付 —