知らなくて損した!後悔しない為に必要な
蓄電池設置のポイントを理解する!
電気料金の高騰化、自然災害による長時間の停電の心配、再生可能エネルギーに対する関心が高まる昨今、蓄電池の導入に関する注目も増しています。特に、災害時の備えや電気料金の削減、そして環境への配慮から多くの方が家庭用蓄電池の導入に関心をお持ちです。
しかし、家庭用蓄電池システムは高額な投資であり、思っていたイメージと違った・・・っと後悔の声が聞かれるのも事実です。
では、想定していた蓄電池の効果とのギャップはどのあたりにあるのでしょうか?
本記事では、家庭用蓄電池の導入を失敗しないために知っておきたいポイントを詳しく解説します。
家庭用蓄電池の導入を検討しているけれど、後悔はしたくないという方は是非参考にしてください。
ページ目次
結論:こういう人は蓄電池の導入がおすすめ!
家庭用蓄電池の設置には、様々なメリットがあります。例えば、電気代を削減できるだけでなく、災害時非常用電源として活躍します。
さらには、太陽光という持続可能なエネルギー利用を促進し、エネルギーシフトを進める上で重要な役割を果たしています。
そこで、以下のような方には家庭用蓄電池の導入がおすすめです。
電気代が高くてお困りの方
蓄電池があると、住宅用太陽光発電システムで発電した電力を蓄電池に貯めることで日中または、夜間や雨天時など太陽の出ていない時間帯に使うことが可能です。
電気代が高くてお困りの方は、日中の高い電気を買い控えることで高騰化する電気代の対策になります。
卒FITを迎え、自家消費したい方
すでに住宅用太陽光発電システムを設置していてFIT(固定価格買取制度)が終了した方は、売電単価が恐ろしく下がります。今までと同じ発電量だとしても、手にする金額がググーッと減るのです。
そこで太陽光発電システムで作った電気を自家消費する目的で、卒TIFを機に蓄電池を導入する方も非常に多くいます。
売電単価の推移
年度 | 10kW未満 | 10kW以上50kW未満 |
2012年度 | 42円(税込) | 40円(税抜) |
2013年度 | 38円(税込) | 36円(税抜) |
2014年度 | 37円(税込) | 32円(税抜) |
2015年度 | 33円(税込) | 29円(税抜) |
2016年度 | 31円(税込) | 24円(税抜) |
2017年度 | 28円(税込) | 21円(税抜) |
2018年度 | 26円(税込) | 18円(税抜) |
2019年度 | 24円(税込) | 14円(税抜) |
2020年度 | 21円(税込) | 13円(税抜) |
2021年度 | 19円(税込) | 12円(税抜) |
2022年度 | 17円(税込) | 11円(税抜) |
2023年度 | 16円(税込) | 10円(税抜) |
2024年度 | 16円(税込) | 10円(税抜) |
補助金が活用できる方
蓄電池を新設する場合、条件を満たせば国や自治体から補助金をもらえるケースがあります。補助事業は複数あり、併用できる事業もあります。申請期間や条件は補助事業により異なるので、下記リンクを参考にしてください。
特に東京都や神奈川県川崎市では、2025年から新築建物への住宅用太陽光発電システムの設置が義務付けられます。その関係で補助金を活用し、蓄電池も同時に設置することを検討される方も増えています。
電力の自給自足、エコを目指す方
電力の自給自足を目指す方にとって、再生可能エネルギーを活用した蓄電池は非常に魅力的です。自宅で発電した太陽光発電の電力を蓄電池に貯め、自家消費することでエネルギーの自給自足を実現できるからです。
これにより、電力会社からの買電依存度を減らし、環境への負荷も軽減できます。電力の自給自足を目指す方には、家庭用蓄電池の導入を検討してみる価値があります。
停電対策を考えている考えている方
停電は、近年増えている大雨や台風などによる場合もありますが、災害に起因しない事故や機器故障などにより普段から起こることもあります。
いつ起きるかわからない停電に備え、自助のひとつとして蓄電池を設置を検討する方も増えています。電気が途絶えては困る電化製品や、医療機器などをお使いの方には特におすすめです。
なぜ蓄電池で失敗が起きやすいのか?
家庭用蓄電池を導入し、失敗して後悔した体験談を聞いたことがあるのではないでしょうか。失敗だったと感じている方は残念ですが、これから導入を検討する方は、先人の失敗を生かし「蓄電池を導入して良かった」と思えるよう、失敗を避けるポイントを確認しましょう。そのポイントを理解することで対策を考えることができます。ぜひ「導入して良かった」と思えるようにしましょう。
さっそく失敗の原因について、以下で詳しく説明します。
初期費用が高い
家庭用蓄電池の設置費用は高額で、多くの家庭にとってハードルとなることがあります。まさに「蓄電池はやめたほうがいい」と言われる原因です。
一般的な価格相場は100万円から200万円(工事費込み)に及び、特に太陽光発電システムとの組み合わせや大容量の蓄電池を必要とする場合は、設置費用が高額になりやすいです。
この高額な設置費用が失敗の原因となることがある理由として、投資回収期間の長さが挙げられます。
家庭用蓄電池の設置費用を回収するためには、十分な期間が必要です。設置費用が高額な場合、その回収にはより長い期間が必要となり、投資効果が見込めるまでに時間がかかることがあります。
投資回収期間の長さを考慮せずに家庭用蓄電池を導入すると、予算的な負担が大きくなり、家計に余裕を持たせることが難しくなる可能性があります。
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【一目瞭然】蓄電池の価格一覧!最安設置の秘訣も合わせて紹介!
想定よりも電気料金の削減が出来ない
家庭用蓄電池を導入する際には、太陽光発電や電力会社からの電力供給とのバランスを考慮し、電気料金の削減効果を期待します。
しかし、実際には以下のような理由から、予想よりも電気代削減が難しい場合があります。
天候条件の影響
太陽光発電の発電量が天候に左右されることで、蓄電池に充電する電力が不足する場合があります。これにより、想定よりも電気代削減効果が低くなる可能性があります。特に、天候の悪い季節や日照時間の少ない地域では影響が大きいです。
電力需要の変動
家庭の電力需要が予測外に高くなったり、電力需要が最も高い時間帯に電力を購入しなければならなくなったりすると、蓄電池の利用が限られ、削減効果が低下します。
設備の不備
太陽光発電や蓄電池、パワーコンディショナーなどの設備が不十分な場合や、劣化が進んでいる場合、本来の性能を発揮できず、削減効果が低下することがあります。
蓄電池の性能不足
蓄電池の容量が、実際の需要を満たすには十分でない場合、電力需要が高い家庭などでは、容量が不足してしまうことがあります。
また、蓄電池の出力が、必要な電力を供給するには十分でない場合があります。特に、急な電力需要の増加やピーク時の需要を満たすためには、高い出力が求められます。
そもそも家庭での電力使用が少ない
元々家庭での電力使用が少なく電気代が安い場合、家庭用蓄電池の導入による電気代削減効果が限定的であることがあります。太陽光で発電した余剰電力を貯めても、使い切れない可能性が高いためです。
蓄電池単体で設置する
住宅用太陽光発電システムがなく、蓄電池のみを単体で利用する場合、電力会社から電気を買う必要があります
通常の電力会社からの購入電力に依存するので、太陽光発電と併設している場合に比べて、電気代の削減効果は限定されます。
また、安い深夜電力を買い、それを日中の高い時間帯に利用することで電気料金を削減する方法がありますが、2024年現在、この方法はあまり効果的ではありません。なぜなら、大手電力会社の多くが時間帯別電力プランの新規加入を停止しており、深夜割安の電力プランに加入できない状況が続いているからです。
さらに、電気料金の高騰が続いており、深夜電力の価格が下がっても、過去の料金水準を下回ることはありません。
そのため、蓄電池の恩恵を最大限に受けるためには、太陽光発電とセットで導入することが必須と言えます。
太陽光パネルの価格は1kWあたりの単価が年々減少傾向にあり、
性能低下や安全リスクを招く誤った設置場所選び
家庭用蓄電池の誤った設置場所選びは、蓄電池導入の失敗要因の一つです。設置場所を確保することは非常に重要で、適切な場所を選ばないと蓄電池の性能や効果が低下し、メーカーの保証も受けられなくなる可能性があります。
そのため、置きたい場所と実際に置ける場所が違うこともあることを知っておく必要があります。具体的には、以下の場所への設置はできません。
西日が直接当たる場所への設置
日除け板を設置するなどの対策をせずに直接的な西日が当たる場所に設置すると、蓄電池が過熱しやすくなり、性能の低下や寿命の短縮につながる可能性があります。
耐荷重性を考慮せず設置
家庭用蓄電池の設置場所を選ぶ際には、耐荷重性も重要な要素です。蓄電池は一部の軽量タイプを除き、一定の重さがあります。
耐荷重性が不十分な場所に蓄電池を設置すると、蓄電池や周辺機器が倒れる危険性があります。
また、地震などの自然災害が発生した際にも、蓄電池が倒れることで火災や漏電のリスクが高まる可能性があります。
浸水リスクがある場所への設置
蓄電池が水に浸かると、絶縁が劣化し、内部の電気部品に水が侵入する可能性があります。これにより、蓄電池内部で短絡や漏電が発生し、感電や火災の危険性が高まります。
そのため、家庭用蓄電池を設置する際には、水没のリスクが高い場所には設置しないように注意する必要があります。
もし浸水エリアのお住いの方は屋内設置に対応した蓄電池を選ぶ事を視野に入れましょう。
蓄電池のバッテリーの劣化
家庭用蓄電池の寿命は一般的に10~15年程度であり、メーカーの保証期間と同じくらいです。劣化は使用や経年劣化により徐々に進行し、最終的には交換が必要となります。
容量が減少し、充電効率が低下するため、電気料金の削減が難しくなります。さらに、劣化した蓄電池は不安定な電力供給を引き起こし、設備の故障や火災のリスクが高まります。
永久的に使用できると考えていた場合、誤解が生じる可能性があります。
悪質な業者も存在する
在庫処分や売り上げ最大化のために、それぞれの家庭に適していない蓄電池を売りつけようとする業者や、市場価格から大幅に高い見積もりを提示する業者が存在します。
次に、特に注意が必要な業者を説明します。
契約を急がせる業者
電池バンクのお客様の中には、相見積もりをせずに訪問販売などで蓄電池を勧められ、キャンペーン期間とのことで契約を急かされ即決した結果、自宅の電気使用料や太陽光発電量などと見合わない蓄電池を高額で契約してしまった方がいました。
後日、相見積もりを行ったところ、他社よりも約100万円も高い契約をしていたことに気付き、慌ててクーリングオフを行いました。さらに、申請できるはずの補助金や助成金の情報も提供されていなかったと述べています。
施工業者の経験不足
施工業者が経験不足である場合、適切な設計や施工ができない可能性があります。これにより、システム全体の性能が低下する場合や、故障のリスクが高まる可能性があります。
さらに経験不足や不適切な施工方法により、配線や設備の不備、不適切な接続などが発生する可能性があります。施工不良によって、電気火災や故障のリスクが高まることがあります。
パワーコンディショナ交換による発電量の低下
既設の太陽光発電システムをハイブリッド型の蓄電池と接続した場合、通常は蓄電池側のパワーコンディショナで、太陽光発電システムと蓄電池システムを制御します。
そのため、蓄電池側のパワーコンディショナが太陽光パネルの回路数を下回った場合、太陽光パネルからの発電量が制限されることになります。
例えば、蓄電池側のパワーコンディショナが3回路までしか対応できない場合、4回路の太陽光パネルを接続しても、最大で3回路分の発電しかできなくなります。
つまり、1回路分の太陽光パネルは使用できなくなり、発電量が制限されることになります。
補助金や助成金の申請が受理されなかった
国や自治体では、蓄電池の導入を促進する補助金制度が用意されていることがあります。
補助金や助成金の要件は太陽光発電の規模や蓄電池のタイプ、設備費用の上限などによって異なります。
補助金を受け取るためにはその補助事業の要件を満たす必要があります。
また、補助事業には予算があります。申請の時点で予算の上限間近だと申請が受理されない可能性もあります。
補助金を前提にして家庭用蓄電池を導入することをお考えの場合、予期せぬ経済的負担となり、導入コストが予算を超える可能性もあるのです。
その結果、家計に負担がかかり、蓄電池導入の計画が難航することも考えられるでしょう。
後悔しない蓄電池の選び方
家庭用蓄電池の選定には慎重さが求められます。後悔しないためには、いくつかのポイントを確認しておくことが重要です。
補助金や助成金の活用、蓄電池の適切な容量選定、既設の太陽光発電システムとの接続確認や停電時の電気使用計画の確認が欠かせません。これらのポイントを踏まえて、後悔しない家庭用蓄電池の選び方について詳しく解説していきます。
家庭用蓄電池の容量を選定する際には、以下のポイントに注意する必要があります。
自宅の消費電力を把握する
まず、自宅の平均消費電力を把握しましょう。過去1年間の電気料金を確認し、月ごとの使用量を把握します。電気料金には使用量が記載されているため、消費電力の目安として活用できます。
停電時に供給したい電力量を見積もる
まず停電時に使用する機器を洗い出します。その後、各機器の消費電力を計算し、停電時の想定使用時間を考慮して必要な総消費電力量を見積もります。
蓄電池の容量は、一般的に「kWh(キロワット時)」という単位で表されます。1kWhは、1,000Wh(ワット時)に相当し、消費電力が1,000W(ワット)の家電製品を1時間動かし続けることができる電気量です。
蓄電池の供給能力を確認し、必要電力量を満たせるかどうかを検討します。これらの手順を踏むことで、停電時に必要な容量の蓄電池を選定することが可能です。
また、エアコンやIHクッキングヒーター、電子レンジなど200Vが必要な機器を停電時に使用する場合は、200V対応の蓄電池を選ぶ必要があります。
既設太陽光発電システムの発電量を考慮する
既設の太陽光発電システムがある場合、その発電量も蓄電池の容量選定に影響を与えます。既存の太陽光発電システムの容量や実績データを基に、発電量を把握しましょう。
太陽光の発電量と蓄電池容量が見合わないと、太陽光発電の余剰電力が無駄になるか、蓄電池容量が余ってしまう可能性があるため、適切なバランスを考えて容量を選定することが重要です。
蓄電池容量の不足と過剰のリスク管理
容量が不足すると、停電時に必要な電力を供給できないだけでなく、電気代の削減効果も低下します。
蓄電池は、太陽光発電システムで発電した余剰の電力を貯めることで電気代を削減する仕組みですが、容量が不足すると余剰の電力を十分に貯めることができず、削減効果が十分に得られなくなります。
そのため、容量が不足しないよう適切な容量を選定することが重要です。逆に容量が過剰だと、無駄なコストが発生します。必要最低限の容量を選定し、無駄を省くことが重要です。
専門家のアドバイスを受ける
家庭用蓄電池の容量選定には専門知識が必要です。業者や専門家と相談し、適切な容量を選定することをお勧めします。
電池バンクは蓄電池や太陽光発電システムの専門業者です。自宅に最適な容量を知りたい場合は、ぜひ電池バンクへご相談ください。専門のアドバイザーが丁寧にお答えいたします。お気軽にお問い合わせください。
補助金や助成金を活用する
自治体や国の補助金制度を活用することで、導入コストを大幅に削減することが可能です。補助金や助成金の詳細は、各自治体や電力会社のウェブサイトなどで確認できますが、補助金や助成金の申請手続きは複雑で難しいことがあります。
そのため、補助金や助成金を活用して家庭用蓄電池を導入しようとお考えの際には、専門家に相談することをお勧めします。
電池バンクでは、補助金や助成金の申請手続きを無料で代行しています。まずはご自宅の地域で利用可能な補助金や助成金についてご案内いたしますので、ぜひ電池バンクまでご相談ください。
既設太陽光システムとの互換性
ハイブリッド型の蓄電池を導入する場合、既設の太陽光発電システムと、接続しようとしている蓄電池の互換性があるかどうかを確認することが重要です。互換性がない場合、追加の設備や工事が必要となる可能性があるだけではなく、太陽光の発電量が下がる原因にもなり得ます。
具体的には、以下のような確認が必要です。
既設太陽光発電システムとの接続確認
既設の太陽光発電システムにハイブリッド型の蓄電池を接続する場合、既設太陽光のパワコンを外し、新たにハイブリッド型蓄電池のパワコンを設置します。
ハイブリッド型蓄電池のパワコンは、太陽光発電システムと蓄電池システムを制御します。
そのため、太陽光の回路数と電圧値が接続しようとしているハイブリッド型の蓄電池のパワコンの許容範囲内であるか確認が必要です。
PID未対策の太陽光は接続できない蓄電池もある
設置から10年以上が経過している太陽光パネルは、PID未対策の可能性があります。PID現象は太陽光パネルの性能低下を引き起こす現象です。
蓄電池側で対策が取れる製品もありますが、PID対策品でないハイブリッド型蓄電池の場合、既設の太陽光パネルを蓄電池に接続できない可能性が高いため注意が必要です。相性の良い太陽光パネルとハイブリッド型蓄電池を選ぶためにも、専門業者に相談するとよいでしょう。
電池導入の目的を明確にしておく
家庭用蓄電池を導入する目的を明確にしておくことも重要です。停電時の備えとして、節電や自家消費率の向上のため、災害時の備えとしてなど、具体的な目的を持って蓄電池を導入することで、適切な蓄電池を選ぶことができます。
停電時の電気の送り先を決める
停電時にどのように電気を使用したいかを明確にすることが重要です。
特定負荷タイプの蓄電池は、停電時にあらかじめ決められた部屋や機器のみに電気を供給する仕組みです。蓄電池の容量を小さく抑えられるため初期投資が抑えられますが、停電時に使用できる電気が限られます。
これに対して、全負荷タイプの蓄電池は、停電時でも家中の全ての電気をバックアップできる仕組みです。より高い容量が必要となりますが、停電時でも快適な生活を送ることができます。
どちらを選択するかは、停電時の利用シーンや予算に合わせて検討する必要があります。
蓄電池の販売・工事業者の選び方
適切な販売・工事業者を選ぶことは、太陽光発電システムや蓄電池システムを導入する上で非常に重要です。以下の方法で信頼性の高い業者を選ぶ手助けとなります。
複数の業者から見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取る際には、以下のポイントに注意するとより詳細な情報を得ることができます。
見積もりを依頼する際に、同じ条件で各業者に提出してもらうようにします。条件が異なると比較が難しくなりますので、取引条件や製品仕様などを明確に伝えましょう。
見積もりに含まれる項目を確認し、必要な機器や工事内容が適切に含まれているかを確認します。不明点や疑問点があれば業者に質問し、説明を受けましょう。
見積もりには、設置工事費や機器代金だけでなく、保証やアフターサポートなどのサービス内容も含まれることがありますので、全体のコストとサービスを総合的に比較します。
複数の業者から見積もりを取ることで、価格だけでなくサービスや品質面でも比較検討することができます。自分のニーズに合った最適な業者を選ぶために、複数の見積もりを活用しましょう。
メリットだけではなくデメリットについても説明してくれる業者を選ぶ
メリットとデメリットをわかりやすく説明してくれる業者を選ぶことは、導入後の満足度や問題解決のスピードに直結します。
太陽光発電や蓄電池システムは長期的な投資であり、そのメリットやデメリットを正確に理解することは重要です。
例えば、導入には初期費用やメンテナンス費用がかかる一方で、太陽光発電や蓄電池による電力利用による節約や、停電時の安定した電力供給などのメリットもあります。
業者がこれらを適切に説明し、長期的な視点でのメリットやデメリットを理解できるサポートを提供してくれると、導入後も安心してシステムを利用することができます。
シミュレーションの実施をしてくれる業者を選ぶ
導入後のシミュレーションは、実際の運用状況や効果を事前に予測するために重要です。このシミュレーションにより、適切なシステム構成や設定を行うことが可能です。
具体的には月々の電気代や太陽光の発電量から算出し、蓄電池を導入したらどの部分の電気代が削減されどのくらいの経済効果があるかシミュレーションします。
シミュレーションの結果は、オール電化の場合や太陽光発電システムの有無によって大きく異なることがあります。
例えば、オール電化の場合は電気を主要なエネルギー源として使用するため、蓄電池の導入による経済効果がより顕著に現れることが考えられます。
また、太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせた方が、電力の自給率が高まり、さらなる電気料金の削減が見込めるため、単独で蓄電池を導入するよりも効果的であると言えます。
オール電化や太陽光発電システムの有無によって、蓄電池導入後の経済効果がどのように変化するかをしっかりと把握することで、より適切なシステム構成を選択することができます。
細やかなヒアリングとカスタマイズ提案をしてくれる業者を選ぶ
細やかなヒアリングとカスタマイズ提案は、導入後の満足度に直結する重要なポイントです。業者が十分な情報を引き出し、その上で適切な提案をしてくれるかどうかがポイントです。
例えば、家庭の電力消費パターンや停電時の利用シーン、将来の電力需要の変化など、細かな情報をヒアリングし、それに基づいたシステム構成や設定を提案してくれる業者は信頼できます。
また、提案内容が一方通行ではなく、ユーザーの意見や要望を反映したカスタマイズ提案をしてくれる業者も好ましいです。
このようなヒアリングと提案を通じて、自分にとって最適な蓄電池システムを選ぶことができます。
これらの要素を大切に考えることで、電池バンクではお客様に満足いただける提案を心がけています。
補助金や助成金の申請サポートをしてくれる業者を選ぶ
補助金や助成金の申請サポートは、家庭用蓄電池導入における重要なポイントの一つです。補助金や助成金は、自治体や政府が提供する支援制度であり、申請手続きが複雑な場合があります。
しかし、申請サポートを提供してくれる業者を選ぶことで、専門家が手続きを代行してくれるため、手間や負担を軽減できます。
さらに、専門家が申請書の作成や必要書類の準備を行うため、申請の成功率も高まります。申請サポートを受けることで、補助金や助成金を有効活用し、蓄電池導入の費用を効果的に削減することができます。
電池バンクは補助金や助成金の申請の実績が豊富です。申請手続きの煩雑さや負担を軽減し、申請に成功する確率を高めるサポートを提供しています。
専門知識と相談対応力が豊富な業者を選ぶ
家庭用蓄電池を導入する際には、蓄電池だけでなく関連する機器や設備にも精通している業者を選ぶことが重要です。
具体的には、エコキュートやIHクッキングヒーター、太陽光発電システムなどについても豊富な実績と深い知識を持っている業者が望ましいでしょう。
また、蓄電池や太陽光発電の設置工事に関わる住宅の構造についても理解が深い業者を選ぶことが大切です。特に、壁に穴をあける工事や屋根材に関する知識が必要となります。
さらに、相談しやすく頼りがいがある業者を選ぶことも重要です。導入前にしっかりと相談できる業者を選ぶことで、自分のニーズに合った最適なシステムを提案してもらうことができます。
これにより、導入後のトラブルや不具合を最小限に抑えることができます。
電池バンクは、家庭用蓄電池を導入する際に重要な専門知識を持ったアドバイザーが、お客様のニーズに合った最適なシステムを提案し、導入後もしっかりとサポートしています。
実績と評判を調査する
業者を選ぶ際には、ウェブサイトやパンフレットなどで過去の施工事例を確認しましょう。同じような規模やタイプの施工実績があるかをチェックして、業者の技術力や施工品質を確認します。
過去の施工事例から自分の希望するスタイルに近いものを選ぶことで、イメージを具体化することができます。
また、過去の顧客の声や評判を確認して、業者の信頼性やサービス満足度を確認しましょう。
これらの対策を踏まえて、信頼性の高い販売・工事業者を選定することが、家庭用蓄電池システムの導入成功につながります。
蓄電池で後悔しないポイントのまとめ
このページでは
・蓄電池の設置に向ている方
・蓄電池で失敗する理由
・後悔しない蓄電池の選び方
・蓄電池の販売・工事業者の選び方
に章を分けて説明をさせて頂きました。
今回は、家庭用蓄電池導入時に失敗や後悔を避けるために重要なポイントや選び方を詳しく説明しました。蓄電池導入時に失敗が起きやすい理由や、選び方のポイントを押さえることで後悔を防ぐことができます。
後悔しない蓄電池導入を目指すためにも、これらのポイントをしっかりとおさえ、ご自宅に最適な蓄電池を選ぶようにしましょう。
家庭用蓄電池の導入に関するご相談やアドバイスが必要な場合は、ぜひ電池バンクにお問い合わせください。経験豊富な専門家が丁寧に対応し、最適な提案をさせていただきます。
お客様のご満足を第一に考え、後悔のない蓄電池導入をサポートいたします。お気軽にご連絡ください。
蓄電池の施工事例
- maxeon, NextDrive, NTTスマイルエナジー, Qセルズ, Shizen Connect(自然電力), カナディアンソーラー, シャープ, ハンファジャパン(Qセルズ), パナソニック
記事監修:電池バンク編集部
過去7千件を超える施工実績を有し、
その経験と知識を元に、
太陽光・蓄電池・V2H等のお役立ち情報を発信しています。
その経験と知識を元に、
太陽光・蓄電池・V2H等のお役立ち情報を発信しています。
信頼と実績の電池バンク
電池バンクは創業50年、太陽光発電・蓄電池等の施工実績7千件を超えるエネルギーバンク株式会社が運営。
電池バンクの強み①
お客様のご要望を的確に把握し、最適なシステムを提案
- 販売スタッフがお客様のご要望を丁寧にヒアリングし、ライフスタイルや予算に合わせたシステムを提案します。
専門アドバイザーが商品やシステムに関する専門知識に基づいて、お客様の不安や疑問を丁寧に解消します。また、お客様の将来的なライフプランなども考慮した、長期的な視点に立った提案を行います。
電池バンクの強み②
高品質な施工と安心のアフターフォロー
- 日々技術と知識をアップデート、高い工事スキルと美観にこだわり
電池バンクでは、国内で販売されている主要メーカーの施工IDを取得し工事に対応しています。電池バンクは国家資格保有・工事経験豊富な工事スタッフが多数在籍し、パートナー工事店においても詳細なヒアリングと審査、施工研修を行い連携しています。
写真は電池バンク工事スタッフ
電池バンクの強み③
新製品もいち早く取り扱い
- メーカー・商社と連携し、新商品をスピーディーにご提案
電池バンクは新製品が発表された場合、販売開始時期や商品知識をいち早く集めてお客様に説明できるように努めています。また、SMART ENERGYのEXPO等に積極的に参加し、お客様にとって少しでも良いご提案が出来るように情報収集や各社との連携を図っています。
日本全国対応(沖縄・離島含む)
工事は電池バンクの自社工事スタッフと厳選したパートナー工事店が担当致します。
補助金申請の実績
500件以上の申請代行を経験。
専門部署も設置し、わずらわしい補助金申請を徹底サポート。
専門のアドバイザー
お客様1人1人に専任のアドバイザーがついて、機器の選定からアフターフォローまで全て対応致します。
取り扱いメーカー多数
国内ほぼ全てのメーカーを取り扱い。テスラPowerwall認定施工会社としてテスラパワーウォールの販売・施工も行っています。
工事の知識も豊富
過去7千件以上の工事を自社工事スタッフが担当し、工事に関する知識や経験が豊富です。工事に関する事もお気軽に御相談ください。
LINE・オンライン商談も可能!