

長州産業の蓄電池
「スマートPVマルチ」の製品説明
ページ目次
長州産業のスマートPVマルチは長期保証で選ばれている人気機種!
スマートPVマルチの特徴

蓄電容量と設置場所を選べる
スマートPVマルチには、蓄電池ユニット本体が【屋内・屋外どちらにも設置できるタイプ】と、【屋外のみに設置できるタイプ】の2種類あります。
では、蓄電容量と設置場所をご紹介します。
▶︎ 屋内・屋外設置タイプ

6.5kWh

9.8kWh

16.4kWh
屋内・屋外どちらにも設置が可能なスマートPVマルチは、容量が3種類あり、目安として2人用の6.5kWh、3人から4人用の9.8kWh、5人以上用の16.4kWhとなります。
他メーカーの同等容量の蓄電池と比較してもコンパクト設計となっており、一番大きい16.4kWhタイプは、横幅が490mm、高さが1010mm、奥行きは295mmです。この薄型サイズであれば、室内に設置しても圧迫感がありません。
屋外の場合でも、都市部の狭小地など、これまで設置が難しかったシチュエーションにも対応できます。
電力使用量(家族構成) | 発電電力量 | おすすめの容量 |
約350kWh/月使用 (目安:2人) | 300kWh/月程度 | 6.5kWh |
約420kWh/月使用 (目安:3~4人) | 500kWh/月程度 | 9.8kWh |
約490kWh/月使用 (目安:4人以上) | 800kWh/月程度 | 16.2kWh |

公式サイトより
▶︎ 屋外設置タイプ

6.3kWh

12.7kWh
屋外設置タイプのスマートPVマルチは2サイズあり、目安で2人用の6.3kWhと3人以上用の12.7kWhタイプがあります。スリムデザイン設計となっているため、屋外のスペースを選びません。
屋外設置タイプは、リン酸鉄リチウムを採用しており、熱安定性が高く、高温環境でも安全に動作するので長期に渡り安心して使用できます。
電力使用量(家族構成) | 発電電力量 | おすすめの容量 |
約350kWh/月使用 (目安:2人) | 300kWh以下 | 6.3kWh |
約420kWh/月使用 (目安:3人以上) | 400kWhより多い | 12.7kWh |

公式サイトより
ライフスタイルに合わせて3つのシステムから選べる
長州のスマートPVマルチなら、機器構成や停電時にどのように電気を使いたいかに合わせハイブリッドor単機能、全負荷or特定負荷を組み合わせて3パターンから選べます。
システムの組み合わせパターン
①全負荷対応型ハイブリッド | ![]() 全負荷型 |
![]() 蓄電池ユニット、マルチ蓄電パワーコンディショナ、PVユニット、トランスユニット |
②特定負荷型ハイブリッド蓄電システム | ![]() 特定負荷型 |
![]() 蓄電池ユニット、マルチ蓄電パワーコンディショナ、PVユニット |
③特定負荷型単機能蓄電システム | ![]() 特定負荷型 |
![]() 蓄電池ユニット、マルチ蓄電パワーコンディショナ |
それぞれのシステムがどのようなご家庭におすすめかをご案内します。
『太陽光発電も設置して停電時でも普段通り電気を使いたい!』方におすすめ
➀ 全負荷対応型ハイブリッド
蓄電システム
全負荷対応型ハイブリッド蓄電システムは、太陽光発電システムとの連携もスムーズに行え、停電時でも家全体に電気を送ることができるので、電力の自給自足を目指したい方におすすめです。
そしてエアコンやIHクッキングヒーターなどの200Vの家電も使用できるため、オール電化のご家庭でも安心です。
蓄電池と太陽光発電を同時に設置したい方はもちろん、太陽光発電をすでに設置しパワーコンディショナの交換を検討されている方にもおすすめです。

全負荷

蓄電池ユニット、マルチ蓄電パワーコンディショナ、PVユニット、トランスユニット
『太陽光発電も設置しつつ、停電時は電気を節約したい!』方におすすめ
②特定負荷型ハイブリッド
蓄電システム
特定負荷型ハイブリッド蓄電システムは、停電の際に指定しておいた場所に電気を供給します。給電を狭いエリアに限定することで、電気の無駄使いを減らし、貯めた電気を長く使えます。
ハイブリッド蓄電システムなので、太陽光発電システムとの連携もスムーズに行えます。
全負荷型に比べてシステム価格を抑えた導入が可能です。

特定負荷

蓄電池ユニット、マルチ蓄電パワーコンディショナ、PVユニット
『太陽光発電は最近設置済み、費用を抑えて蓄電池を設置したい!』方におすすめ
③ 特定負荷型単機能
蓄電システム
単機能蓄電システムは、停電の際に指定しておいた場所に電気を供給します。給電を狭いエリアに限定することで、電気の無駄使いを減らし、貯めた電気を長く使えます。
既設の太陽光発電は必要ですが、最小限のコストで設置できます。
太陽光発電を設置して保証がまだ長く残っている方におすすめです。
PVユニットを導入し、ハイブリットタイプにすることも可能です。
またトランスユニットを追加すれば、全負荷タイプにすることも可能です。

特定負荷

蓄電池ユニット、マルチ蓄電パワーコンディショナ
停電時の電気使用時間を比較
スマートPVマルチの全負荷型と特定負荷型で設置する機器が異なるため、使用できる家電製品も異なります。
使用時間は、蓄電池の容量により異なります。
ご家族構成や、停電時にどのように過ごしたいか、また太陽光の発電量により蓄電容量を選定します。
➀ 全負荷対応型ハイブリッド蓄電システム
<全負荷用分電盤とトランスユニットを使用した場合>
自立運転時の最大出力は4.0kVAあるので、スマホの充電、テレビ、照明、冷蔵庫の同時使用に加え、IHクッキングヒーター、エアコン、エコキュートの200V家電製品も使用が可能です。

使用時間目安
機器 | 消費電力(W) | 6.5kWhの場合 | 9.8kWhの場合 | 16.4kWhの場合 | 6.3kWhの場合 | 12.7kWhの場合 |
テレビ | 約160W | 3時間 | 4時間 | 12時間 | 1時間 | 4時間 |
パソコン | 約100W | 1時間 | 3時間 | 7時間 | 2時間 | 4時間 |
照明(約60W×3) | 約180W | 7時間 | 10時間 | 10時間 | 7時間 | 10時間 |
冷蔵庫 | 約100W | 15時間 | 24時間 | 24時間 | 15時間 | 24時間 |
携帯電話充電 | 約15W | 2時間 | 4時間 | 4時間 | 4時間 | 4時間 |
エアコン | 約600W | 1時間 | 2時間 | 7時間 | 1時間 | 4時間 |
IHクッキングヒーター | 約1000W | 1時間 | 1時間 | 2時間 | 1時間 | 2時間 |
さらに!ハイブリッド型なら自動で給電
スマートPVマルチのハイブリッド型は、停電発生5秒後に自動で蓄電システムから電気を供給する機能を搭載しています。
いざ停電になっても、「あれ?」と思っている間に給電し、快適な生活をサポートしてくれます。
② 特定負荷型ハイブリッド蓄電システム
③ 特定負荷型単機能蓄電システム
<特定負荷用分電盤を使用した場合>
自立運転時の最大出力が2.0kVA、スマホの充電、テレビ、照明、冷蔵庫など100V家電製品の使用が可能です。
自立出力を最大限に活用すると無駄な放電を妨げられ、しっかり使いつつ、たっぷり充電ができるので停電が長引いた時でも安心です。

使用時間目安
機器 | 消費電力 (W) | 6.5kWhの場合 | 9.8kWhの場合 | 16.4kWhの場合 | 6.3kWhの場合 | 12.7kWhの場合 |
テレビ | 約160W | 3時間 | 8時間 | 14時間 | 2時間 | 5時間 |
パソコン | 約100W | 3時間 | 5時間 | 10時間 | 2時間 | 5時間 |
照明(約60W×3) | 約180W | 10時間 | 20時間 | 35時間 | 10時間 | 20時間 |
冷蔵庫 | 約100W | 24時間 | 20時間 | 35時間 | 24時間 | 48時間 |
携帯電話充電 | 約15W | 4時間 | 6時間 | 12時間 | 4時間 | 7時間 |
モニター 「スマートPVマルチ専用ユニット」
オプション

パソコンやスマートフォンを使えない場合は、専用表示機で発電量や充電量の確認や設定の変更が出来ます。
設置方法は、壁面と据え置きが選べます。
※屋内でWi-Fiが届く範囲でのご使用になります。
※ゲートウェイVer2.7以上で利用可能です。
- タッチパネルで簡単操作
- 蓄電池の設定を変更できる
- 太陽光発電 / 蓄電池の状態をリアルタイム表示
- 発生中のエラーを確認
- 過去(24時間 / 2週間)の実績をグラフ表示
アプリ 「エネルギーシステムコントローラ」
蓄電池の設定、実績データのグラフ等の確認ができる

スマートPVマルチをネットワークに接続すれば、専用アプリやWebサイトから遠隔で蓄電状況を確認することができます。
外出先からでも、蓄電量や太陽光の発電量を確認することができます。
スマートPVマルチの見守り機能は、異常を早期発見し利用者に通知します。
ユーザーが用意するものはインターネット環境と無料のweb登録だけですので手続きも簡単です。
- リアルタイムで太陽光/蓄電池の状態を表示
- 蓄電池の設定を変更できる
- 過去の実績データを表示
- 発生中のエラーを確認
- 外出先から確認
ゲートウェイの無線対応
ゲートウェイの無線化により設置場所の制約がなくなり施工性がUPしました。
※ただし、ゲートウェイの対応バージョンにおいて制約あり

モニターとアプリの比較
モニターは、家族で画面を共有しやすく、スマホ操作が苦手な方におすすめです。
一方モニターはそこそこお値段がするため、導入コストを下げたい方はアプリがおすすめです。
アプリでも、無料の遠隔モニタリングサービスに登録しているかしていないかで受けられるサービスが異なります。
蓄電池のリアルタイム表示やエラー表示はすべてに共通しているので、イベント通知やグラフ表示、過去の実績データが必要かどうかでご家庭に合った選択をしましょう。
スマートフォンアプリ 遠隔モニタリングサービス登録あり | スマートフォンアプリ 遠隔モニタリングサービス登録なし | 表示ユニット | |
---|---|---|---|
ホーム画面 / 詳細画面 ・現在のリアルタイム表示 | 〇 | 〇 | 〇 |
蓄電池設定 動作状態 蓄電池設定 蓄電池診断設定 | 〇 | 〇 | 〇 |
イベント通知 | 〇 | × | × |
現在発生中のエラー表示 | 〇 | 〇 | 〇 |
グラフ表示(過去24時間(時単位) / 過去2週間(日単位) エラー表示 | × | × | 〇 |
遠隔モニタリングサービス (過去の実績データ表示等) | 〇 | × | × |
ゲートウェイの対応バージョンについて
ゲートウェイの 対応バージョン |
表示ユニット対応 | スマートフォンアプリ対応 | 無線対応 |
---|---|---|---|
Ver2.6以降 | △ | △ | × |
Ver2.7 | 〇 | 〇 | × |
Ver3.1 | 〇 | 〇 | 〇 |
■Ver2.7で表示ユニット、スマートフォンアプリに対応
Ver2.6以降はバージョンアップする事で利用可能
■Ver3.1で無線に対応。
Ver2.*からVer3.1へのバージョンアップは不可
AI機能搭載
気象警報と連動して自動で充電
スマートPVマルチをネットワークに接続すれば、AI機能が使えます。AI機能は翌日の天気情報を取得し、充放電をコントロールします。
翌日が晴れの場合:太陽光による発電が見込めますが、AI機能は自動的に夜間の充電量を減らし、昼間の余剰電力での充電に備えます。
翌日が雨や曇りの場合:太陽光による発電が見込めないので、自動的に夜間の充電量を増やし、その電気で昼間の不足分を補います。
気象警報が発令された場合:満充電になるよう自動で充電を始めます。夜間の蓄電残量が少なくなっている時の停電に備えた機能です。

PIDリスクのあるモジュールにも接続可能

PIDとは、太陽光電池モジュールとそれを支える金属フレームの間で漏れ電流が発生し、発電量の低下を引き起こす現象です。
現在ではどのメーカーの太陽光電池モジュールもPID対策を行っていますが、そろそろ卒FITを迎える10年前の太陽電池モジュールであればPID対策が行われていない可能性が高いです。
スマートPVマルチなら独自の技術によりPIDリスクが生じにくい機種となっているので、安心して設置いただけます。
※接続できない太陽電池モジュールもあります。
安心のトータルサポート

太陽光発電システム、蓄電システムの両方を開発する長州産業は、住宅設備機器メーカーとして安心のサポート体制を全国に構築しています。そのため、蓄電池の機器保証15年・自然災害補償10年がついています。
長州産業 スマートPVマルチ
の参考価格(工事費込み・税抜き)

価格帯A:100~150万

価格帯B:150~180万

価格帯C:180万~
型式 | パワコンタイプ | 容量 | 価格帯 (全負荷) |
価格帯 (特定負荷) |
---|---|---|---|---|
CB-LMP65A | ハイブリッド | 6.5 | A | A |
CB-LMP98A | ハイブリッド | 9.8 | B | A |
CB-LMP164A | ハイブリッド | 16.4 | C | C |
CB-LMP63A | ハイブリッド | 6.3 | B | B |
CB-LMP127A | ハイブリッド | 12.7 | B | B |
CB-LMP65A | 単機能 | 6.5 | – | A |
CB-LMP98A | 単機能 | 9.8 | – | A |
CB-LMP164A | 単機能 | 16.4 | – | C |
CB-LMP63A | 単機能 | 6.3 | – | A |
CB-LMP127A | 単機能 | 12.7 | – | B |
※掲載価格はあくまで参考価格となります。
※施工内容やお住いのエリアにより価格は異なります。
メーカー紹介ページ
製品仕様
スマートPVマルチ
品番 | CB-LMP65A | CB-LMP98A | CB-LMP164A |
種類 | リチウムイオン電池 | ||
蓄電池容量 | 6.5kWh(実効容量:5.9kWh) | 9.8kWh(実効容量:8.8kWh) | 16.4kWh(実行容量:14.8kWh) |
公称電圧 | DC102.76V | DC154.14V | DC256.9V |
電圧範囲 | DC84.0~116.2V | DC126~174.3V | DC21 0~290.5V |
充電回復時間 | 約3時間(25℃満充電まで) | ||
設置環境 | 海岸および汽水域から500mを超える屋外設蘊※2 または屋内設置 | ||
使用周囲温度 | -10~45℃(ただし結露および氷結なきこと)※3 | ||
使用周囲湿度 | 25~95%RH(ただし結霞および氷結なきこと) | ||
外形寸法(横x高さx奥行き) | 490mm x 847mm x 147mm | 490mm x 741mm x 295mm | 490mm x 1010mm x 295mm |
質量 | 約65kg | 約102kg | 約150kg |
取付け方式•方法 | 屋内:床置き・壁面にネジ止め | 自立設置※4 |
品番 | CB-LMP63A | CB-LMP127A |
種類 | リチウムイオン電池 | |
蓄電池容量 | 6.3kWh(実効容量:5.7kWh) | 12.7kWh(実効容量:11.4kWh) |
公称電圧 | DC102.4V | DC204.8V |
電圧範囲 | DC96~113.6V | DC192~227.2V |
充電回復時間 | 約3時間(25℃満充電まで) | |
設置環境 | 海岸および汽水域から500mを超える屋外設蘊 | |
周囲温度 | 使用周囲湿度:-10~45℃ ※2(ただし結露および氷結なきこと) | |
使用周囲湿度 | 使用周囲湿度 25~95%RH(ただし結霞および氷結なきこと) | |
外形寸法(横x高さx奥行き) | 681mm x 627mm x 334mm | 681mm x 909mm x 334mm |
質量 | 約79kg | 約132kg |
取付け方式•方法 | 屋外:自立自立設置(コンクリートにアンカー固定) |
品名 | 表示ユニット |
---|---|
形式 | KP-GWAP-D |
画面 | 7インチカラー TFT液晶ディスプレイ |
表示色 | 65536色 |
解像度 | WSVGA(1024×600) |
通信方式 (無線LAN) |
2.4GHz無線(IEEE802.11 b/g 準拠) |
設置方法 | 卓上設置 / 壁面設置 |
定格入力電圧 | DC5V(専用ACアダプタを使用) |
最大消費電力 | 7W(14VA)以下 |
使用温度範囲 | 0~+40℃(結露及び氷結なきこと) |
使用湿度範囲 | 25~85%RH(結露および氷結なきこと) |
外見寸法 | 幅190mm×高さ134mm×奥行24mm |
質量 | 約370g(本体のみ) |