蓄電池特定負荷型についての説明
蓄電池特定負荷型とは特定した部屋の電化製品や照明に電力を供給できる蓄電池を言います。使用できる電化製品は限定されてしまいますが、災害停電時電力会社からの電力供給がなくても一定時間電気の使用が可能ですので蓄電池特定負荷型が設置されているだけで安心です。
蓄電池特定負荷型は家庭内全ての電力を供給できる「全負荷型」と比較すると供給できる電力は少なくなりますが、その分、長時間使用できるのも特徴と言えるでしょう。
【蓄電池特定負荷型のメリット】
蓄電池特定負荷型は災害停電時、特定の電力のみをバックアップできます。使用例としては冷蔵庫やエアコンが指定されることが多いことから夏季での使用は特に重宝されます。
蓄電池特定負荷型は容量が比較的小さく、製品価格も安価であることから導入しやすい点もメリットと言えるでしょう。 蓄電池特定負荷型は費用を抑え、災害停電時の電力に備えたい方におススメです。
【蓄電池特定負荷型のデメリット】
蓄電池特定負荷型のデメリットとしては「電気使用場所」、「使用電化製品」が限定されてしまうところです。蓄電池特定負荷型は災害停電時では特定の場所でしか電力が使用できず日常生活のようにはいきませんので、あくまで緊急電力用としての使い方が前提となります。
また、リビングで使用する200Vタイプのエアコンの電力供給ができないところも蓄電池特定負荷型のデメリットと言えるでしょう。
【蓄電池特定負荷型はこんな人におススメ】
- 災害停電時に最低限の電力を確保したい
- 費用の安い蓄電池を購入したい
蓄電池特定負荷型は災害停電時、限られた場所や電化製品でのみ使用可能ですが電力を供給できるのとできないとでは大きな差が出ます。災害時に電気が使えなくて困った！ということにならないためにも蓄電池特定負荷型の導入を検討してみても良いでしょう。
