テスラパワーウォールの設置費用は?
テスラ認定施工店が解説!
自宅にテスラパワーウォールを導入することを考えている方にとって、設置費用は最も気になるポイントの一つです。
実際のところ、設置費用は住宅の条件や工事内容によって大きく変動しますが、どこを抑えれば賢く費用を削減できるのかを知ることで、最適な導入が可能になります。
この記事では、テスラ認定施工店の視点から、テスラパワーウォールの導入費用の相場や条件別のポイントを徹底解説します。
これから導入を検討される方にとって、役立つ情報が満載です。費用面をしっかり把握して、理想的な設置方法を見つけましょう!
※電池バンクはテスラPowerwall認定販売施工会社です。
ページ目次
テスラパワーウォールの設置費用の全体像
テスラパワーウォールの導入費用は、本体価格だけでなく、設置工事費用や部材費を含めた総費用で考える必要があります。
具体的な費用は販売業者や設置条件によって異なりますが、一般的には 総額180万円前後 が目安です。
ただし、販売業者や設置条件によっては 200万円を超える 場合もあります。そのため、導入前には複数の見積もりを取り、費用の内訳をしっかり確認することが重要です。
テスラパワーウォールの設置費用の内訳
テスラパワーウォールの導入にかかる費用は、本体価格、バックアップゲートウェイ、設置工事費、そして部材費で構成されています。
本体価格 はパワーウォールそのものの費用を指し、バックアップゲートウェイ は充放電の制御や停電時の切り替え、さらにはTeslaアプリを通じた遠隔管理を可能にする重要な機器です。
設置工事費 には基礎工事や配線工事などが含まれ、部材費 には本体の固定金具、配線、ブレーカー類といった工事に必要な資材費が含まれます。これらすべてを合算した金額が、最終的な導入費用となります。
電池バンクでのテスラパワーウォール価格
電池バンクでは、全国の認定販売施工会社から集めたデータを基に、お客様にお得な価格でテスラパワーウォールをご提供できるよう努めています。
現在、電池バンクで提供しているテスラパワーウォール(バックアップゲートウェイ含む)の価格は、税抜きで1,210,000円(税込1,331,000円)です。自社調査を行い、最安水準の価格設定を実現しています。
テスラパワーウォールの設置費用が高くなる条件と注意点
次にご紹介する条件によって工事費用が追加で発生することがあります。では、これらの条件を詳しく見ていきましょう。
① 基礎作成が必要な場合
テスラパワーウォールの設置には、適切な基礎が必要です。住宅に既存のコンクリート基礎(いわゆる土間打ち)がある場合、その基礎を利用できますが、基礎がない場合は新たにコンクリート基礎を作成する必要があります。
新しい基礎を作成する際には、その分工事費用が追加されます。販売店や工事店によっては基礎工事が別途見積もりとなることがあるため、事前に確認しておくことが大切です。
② 追加ブレーカーを準備する必要がある場合
テスラパワーウォールの設置に際して、既存のブレーカーでは対応できない場合があります。例えば、家庭の電気容量が不足している場合や、設置場所との距離が遠いため既存の配線が使用できない場合です。
また、太陽光発電システムと接続する際には、複数の回路に対応するために追加のブレーカーが必要になることもあります。
さらに、ブレーカーのアンペア数によっても価格が異なるため、容量が大きいブレーカーを使用する場合は、その分費用が高くなることがあります。
これにより、工事費用にブレーカーの購入や追加工事費が加算されることがあります。
③ 配線距離が長い場合
接続機器までの配線距離が長い場合、通常の配線では足りなくなることがあります。その場合、延長ケーブルを使用する必要があり、その分の材料費が追加されます。
延長ケーブル代は比較的少額ですが、距離が長くなるほど費用がかさむことを理解しておきましょう。
④ 搬入距離や階段の有無
テスラパワーウォールは本体が約114kgと比較的大きな重量があるため、設置場所までの搬入作業が難航することがあります。
特に、搬入場所から設置場所までの距離が長い場合や、階段を上げ下げしなければならない場合、作業が複雑になり、追加の作業費がかかることがあります。
重量物を安全に搬入するためには、通常複数人で作業を行う必要があり、搬入に特殊な機器が必要な場合もあります。これにより、予想以上に費用がかかることがあるため、事前に搬入経路や設置環境を確認しておくことが大切です。
⑤ 太陽光パワーコンディショナ(パワコン)が2台以上ある場合
発電量を正確に測定するためには、2台以上の太陽光パワコンに対応するため、CT(電流センサー)を各ブレーカーに取り付ける必要があります。
このため、位置関係や既存の配線状況によっては、CTを追加で取り付ける必要があったり、ブレーカーの移設や新設が求められたりすることがあります。
このような追加作業が発生すると、工事費用が増加する可能性があるため、設置前にしっかりと確認しておくことが重要です。
日本でのテスラパワーウォール設置方法のポイント
テスラのホームページなどで紹介されている壁掛け設置のかっこいい写真は、実は欧米のイメージであることが多いです。
欧米では耐風性や耐火性が建築基準の中心であり、建物の構造自体が頑丈なため、重い機器を壁に取り付けることが許容されやすい傾向にあります。
一方で、テスラパワーウォールの重量は約114kgあるため、日本では地震対策の観点から壁掛け設置は基本的に行われていません。
日本の建築基準法は耐震性を重視しており、地震の揺れに耐えるために建物は軽量化が図られています。そのため、壁や天井も軽量な構造が多く、重量物を直接取り付けることが難しい場合があります。
特に、木造住宅や軽量鉄骨造では、壁自体の強度が限られているため、補強が必要になるケースがほとんどです。
補強工事が必要になれば、その分工事費用も高くなる可能性があるため、事前に設置場所の条件をしっかり確認することが重要です。
テスラパワーウォールの価格変動とその背景
テスラパワーウォールは、発売以来、価格が変動してきました。その背景には、再エネ市場の成長や材料費の高騰など、さまざまな要因が影響しています。価格が変動してきた理由について、以下で詳しく見ていきましょう。
原材料費の影響
リチウムやニッケルなどの電池材料の価格は、世界的な供給不足や需要増加の影響を受けて変動しています。このため、パワーウォールの製造コストにも影響が出ている可能性があります。
さらに、電気機器に欠かせない半導体も、世界的な供給不足が続いており、その価格や供給状況が製造コストを押し上げる要因となっています。
半導体不足は電気自動車や家電製品にも影響を及ぼしており、パワーウォールのような高度なシステムを持つ製品にも少なからず影響を与えていると考えられます。
このように、原材料費の高騰や半導体不足といった複数の要因が重なることで、製品価格や製造コストの上昇につながる可能性があるのです。
事実、テスラパワーウォールは過去に複数回の価格改定がありました。
円安の影響とテスラパワーウォールの価格変動
テスラパワーウォールの価格は、アメリカドル(USD)で設定されており、為替相場の変動が日本円での販売価格に直接的な影響を与えます。
円安が進行すると、ドル建てで定められた価格を日本円に換算した際に、顧客が支払う金額が増加し、結果として最終的な販売価格が上昇します。
特に、テスラパワーウォールのような輸入製品では、為替レートの変動によって価格の変動幅が大きくなる傾向があります。
例えば、1ドル100円から110円に変動した場合、ドル建て価格が変わらなくても、日本円換算での購入費用は増加します。その結果、導入コストが高くなる可能性があるのです。
このように、円安局面では日本市場におけるテスラパワーウォールの価格が上昇しやすくなり、購入を検討する際には為替の動向も無視できない要素となります。
設置費用を抑えるためのポイント
テスラパワーウォールの設置費用を抑えるには、いくつかの工夫が有効です。以下で具体的な方法を詳しく解説します。
適切な設置方法を選ぶ
テスラパワーウォールの設置を検討する際、費用を抑えるためには適切な設置方法を選ぶことが重要です。
蓄電池に関する情報を提供する中で、設置方法に関する質問を多くいただきますが、前の章でもお伝えした通り、日本の住宅事情では壁掛け設置は推奨されていません。
日本では地震が多いため、壁自体が軽量化されており、114kgもあるパワーウォールを直接取り付けるのは現実的ではないからです。
そのため、住宅に既存のコンクリート基礎があればそれを利用し、基礎がない場合は新たにコンクリート基礎を打つ工事が必要です。もちろん、その分工事費用が加算されるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
設置方法一つで費用が大きく変わることがあるので、焦らず最適な方法を見つけていきましょう。
見積もりを総額で比較して、賢くテスラパワーウォールを選ぶ
テスラパワーウォールの導入を検討する際、複数の業者から見積もりを取って比較することは非常に重要です。
見積もりを依頼する際には、単に本体価格だけでなく、工事費用や部材費を含めた総費用をしっかり確認することが大切です。
特に訪問営業では見積価格が相場よりも高くなる傾向や、実際にお客様からの相談としての事例で確認しています。
訪問営業では契約を急かす事もあり、お客様側で十分に考える時間が無く決めてしまい、後悔したというケースも見受けられますので、
一旦落ち着いて、複数業者からの相見積もりを取ってみましょう。
総額や工事内容を比較することで、最もコストパフォーマンスの良い選択肢を見つけることができ、無駄なコストを削減しながら賢くパワーウォールを導入することが可能となります。
テスラパワーウォールはどんな人におすすめ?
テスラパワーウォールは、まず大容量でありながらコストパフォーマンスに優れた蓄電池を求めている方にぴったりです。また、太陽光発電との併用で、発電量を効率よく活用したいと考えている方にも最適な選択です。
さらに、国内メーカーにこだわらず、コストパフォーマンスを重視する方にも非常に魅力的です。テスラならではの技術を活用することで、長期的に見ても満足のいく性能を期待できます。
見た目にもこだわりたいという方にも、テスラパワーウォールはおすすめです。スタイリッシュで未来的なデザインは、現代的な住宅にぴったりマッチします。
そして、最新のテクノロジーや革新的な技術に興味がある方には、テスラの高性能な機能やスマートな操作性がきっと魅力的に映るでしょう。
テスラパワーウォール導入のために知っておきたいポイントまとめ
テスラパワーウォールは、コストパフォーマンスに優れた大容量の蓄電池で、特に太陽光発電との併用を検討している方に最適です。
しかし、設置費用は住宅の条件や工事内容によって変動するため、事前の確認が重要です。
また、複数の業者から見積もりを取り、総額で比較することで、最適な設置方法を選び、無駄なコストを避け、長期的に安定した運用を目指せます。
テスラパワーウォールの導入をお考えの方は、ぜひ電池バンクにご相談ください。私たちは、設置に関するあらゆる疑問に丁寧にお答えし、お客様に最適なプランをご提案します。
導入を検討中の方には、わかりやすくサポートいたしますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
テスラパワーウォール施工事例
記事監修:電池バンク編集部
過去7千件を超える施工実績を有し、
その経験と知識を元に、
太陽光・蓄電池・V2H等のお役立ち情報を発信しています。
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太陽光・蓄電池・V2H等のお役立ち情報を発信しています。
信頼と実績の電池バンク
電池バンクは創業50年、太陽光発電・蓄電池等の施工実績7千件を超えるエネルギーバンク株式会社が運営。
電池バンクの強み①
お客様のご要望を的確に把握し、最適なシステムを提案
- 販売スタッフがお客様のご要望を丁寧にヒアリングし、ライフスタイルや予算に合わせたシステムを提案します。
専門アドバイザーが商品やシステムに関する専門知識に基づいて、お客様の不安や疑問を丁寧に解消します。また、お客様の将来的なライフプランなども考慮した、長期的な視点に立った提案を行います。
電池バンクの強み②
高品質な施工と安心のアフターフォロー
- 日々技術と知識をアップデート、高い工事スキルと美観にこだわり
電池バンクでは、国内で販売されている主要メーカーの施工IDを取得し工事に対応しています。電池バンクは国家資格保有・工事経験豊富な工事スタッフが多数在籍し、パートナー工事店においても詳細なヒアリングと審査、施工研修を行い連携しています。
写真は電池バンク工事スタッフ
電池バンクの強み③
新製品もいち早く取り扱い
- メーカー・商社と連携し、新商品をスピーディーにご提案
電池バンクは新製品が発表された場合、販売開始時期や商品知識をいち早く集めてお客様に説明できるように努めています。また、SMART ENERGYのEXPO等に積極的に参加し、お客様にとって少しでも良いご提案が出来るように情報収集や各社との連携を図っています。
日本全国対応(沖縄・離島含む)
工事は電池バンクの自社工事スタッフと厳選したパートナー工事店が担当致します。
補助金申請の実績
500件以上の申請代行を経験。
専門部署も設置し、わずらわしい補助金申請を徹底サポート。
専門のアドバイザー
お客様1人1人に専任のアドバイザーがついて、機器の選定からアフターフォローまで全て対応致します。
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国内ほぼ全てのメーカーを取り扱い。テスラPowerwall認定施工会社としてテスラパワーウォールの販売・施工も行っています。
工事の知識も豊富
過去7千件以上の工事を自社工事スタッフが担当し、工事に関する知識や経験が豊富です。工事に関する事もお気軽に御相談ください。
LINE・オンライン商談も可能!