エネルギーの未来を彩る最先端技術が集結！スマートエネルギーＷＥＥＫ春２０２５が開幕

エネルギー分野の最先端技術が集結する「スマートエネルギーＷＥＥＫ春２０２５」が、２０２５年２月１９日に東京ビッグサイトで開幕しました。約１６００もの出展者が集い、脱炭素化に向けた最新技術や取り組みが披露されるこの大型イベントは、エネルギー業界の未来を占う上で見逃せません。

特に注目されるのは、ゼロエミッション火力発電や再生可能エネルギーといった分野です。ＪＥＲＡは、碧南火力発電所でのアンモニア混焼実証や、デジタル技術を活用した発電所運営の高度化を紹介し、脱炭素化への貢献を目指しています。また、Ｅ―Ｆｌｏｗは、系統用蓄電池のＡＩ活用による効率的な運用を提案し、電力系統の安定化に貢献する取り組みをアピールしました。

今回の展示会は、水素・燃料電池、太陽光発電、スマートグリッド、二次電池、風力発電、バイオマス発電、そしてゼロエミッション火力発電といった多岐にわたる分野で構成されています。さらに、建材一体型太陽光発電に特化した特別企画も初開催され、住宅分野における再生可能エネルギーの活用にも注目が集まっています。

同時開催のＧＸ経営ＷＥＥＫでは、脱炭素経営やサーキュラーエコノミーに関する展示も行われ、企業が持続可能な社会の実現に向けてどのように取り組むべきか、具体的な道筋が示されています。

この展示会は、エネルギー業界の関係者だけでなく、一般の来場者にとっても、エネルギーの未来について考える良い機会となるでしょう。会期は２１日までとなっており、約７万２千人の来場が見込まれています。