蓄電池の実効容量とは蓄電残量が「0」とならないよう設けてあるセーフティー容量のことを言います。簡単に言えば蓄電池の「実際に使える電気」の容量です。蓄電池実効容量は定格容量(蓄電池の貯められる容量)より10~20%少なくなっており単位は両方ともkWhで表されます。
蓄電池のカタログに記載されている定格容量は全て使えるわけではなく、実際に使用できる電力は少なくなるのが一般的です。
●放電深度が関わっている
蓄電池の寿命は満充電から完全放電した回数で表される「サイクル数」により決まります。蓄電池は貯めた電気を全て使うとダメージを受け経年劣化が加速し、寿命が短くなるのです。つまり蓄電池を長持ちさせるためにサイクル数を減らす目的で出荷時点では放電できる量を70~80%に設定しており、この割合を放電深度と呼んでいます。
●エネルギー変換効率
蓄電池は「直流電気」で貯め、家庭内に電力を供給する際はパワーコンディショナーを通し「交流電気」に変換し放電します。エネルギー変換効率とは太陽光発電で作った直流電気を家庭で使用できる交流電気できる割合の事を言い、一般的な蓄電池のエネルギー変換効率の電力損失は約5~7%です。
蓄電池実効容量は放電深度とエネルギー変換効率を乗じた値で算出され、家庭で実際に使える蓄電量として表されています。
営業時間:月~土 9:00~17:00
蓄電池ラインアップ
太陽光パネルラインアップ
現地調査・お見積無料
フリーダイヤル
国内主要メーカー全て取り扱い
補助金申請・無償で代行