単機能蓄電池についての説明
蓄電池単機能型とは太陽光発電設備のパワーコンディショナーと蓄電池のパワーコンディショナーが別々になっている製品を言います。蓄電池ハイブリッド型の場合、パワーコンディショナーが1台となるため既設太陽光発電設備用を撤去する必要があります。
しかし、蓄電池単機能型であれば、既設太陽光発電設備のパワーコンディショナーの撤去をしないでも、蓄電池を導入することが可能です。また、蓄電池単機能型は価格も安価なため初期投資を抑えたい方にはおススメです。
【蓄電池単機能型のメリット】
- 蓄電池ハイブリッド型よりも価格が安い
- 蓄電池単機能型「全負荷型」であれば停電時の家電使用の制限がない
- 太陽光発電設備がなくても導入できる
- 太陽光発電設備との相性を気にしなくても良い
蓄電池単機能型はハイブリッドと比較すると価格が安く、容量にもよりますが定価比較で50万円もの差が出る製品もあります。 蓄電池単機能型はパワーコンディショナーが太陽光発電設備と別々になりますので、太陽光発電設備がなくても導入できます。 また、太陽光発電設備との併用であってもシステムが分かれるため相性を気にしなくても良いというメリットがあります。
【蓄電池単機能型のデメリット】
- パワーコンディショナーの設置場所を考える必要がある
- 停電時は太陽光発電との連携が苦手
- 屋外設置によるリスクがある
蓄電池単機能型は太陽光発電設備と別にパワーコンディショナー設置場所を確保する必要があります。 パワーコンディショナーの設置場所は屋外設置が基本であり、雨などによる水害のリスクが高くなるというのも蓄電池単機能型のデメリットと言えるでしょう。 また、蓄電池単機能型は太陽光発電設備と別システムである性質上、停電時、太陽光発電設備との連携が苦手と言えます。
【蓄電池単機能型はこんな人におススメ】
- 太陽光発電設備を設置していない、又は併設予定がない
- 蓄電池の初期費用を安くしたい
太陽光発電設備を設置していないが、蓄電池だけ導入したいという方におススメです。 また、蓄電池を導入したいが初期費用は抑えたいという方にも蓄電池単機能型が良いと言えるでしょう。