V2Hのリアルな導入事例9選!
実際の工事費用・選び方・導入後の変化を解説

V2Hを検討する際、基本的な仕様の確認はもちろん重要ですが、それ以上に「自分の家と同じような環境で、実際いくらかかったのか?どう変わったのか?」というリアルな情報が欠かせません。本記事では、電池バンクが実際に手がけた9件の施工事例をもとに、ネットの一般論ではわからない現場のリアルな費用感や、失敗しない機種選びのポイントを大公開します。

電池バンクのV2H導入事例9選

V2H設置事例➀

- 太陽光・蓄電池の後にV2Hを導入

太陽光発電と蓄電池、エコキュートの工事も電池バンクで担当させて頂きました。補助金を活用した事で、電気代が大幅に削減されたとのお声を頂き、さらにV2Hを後付けで導入されました。「最近EV車(日産サクラ20kWh)を購入し自宅で充電をするようになった為、これまで年間10万円かかっていたガソリン代がほぼゼロになりました!」とのお声を頂きました。実際の実データを元に経済効果を試算した特集ページも作りましたのでぜひご覧ください。

- V2H導入製品

メーカー名長州産業
製品名マルチV2Xシステム(単機能)
型式CV-M02A-N
メーカー保証機器保証10年
自然災害補償
価格130~150万円
補助金約130万円

モニター協力

電池バンクで太陽光・蓄電池セットとエコキュート、V2Hを設置されたJJ様より 「光熱費がほぼ0円になった!」とうれしい声を頂きました!導入して1年間の生データをご提供いただき、インタビューと共に導入後の経済効果について解説します。

特集ページはこちら

V2H設置事例➁

- 太陽光のみの生活から、EVを主役にする暮らしへ

新築時から太陽光発電を活用されていたお客様。今回、「EV(電気自動車)の導入」を機に、既存の太陽光システムにV2Hを後付けする形でのご要望をいただきました。

- V2H導入製品

メーカー名ニチコン
製品名トライブリッド蓄電システムT3
(セパレート7.5m)
型式ES-T3PL1
メーカー保証機器保証15年
自然災害補償10年

- システムの心臓部を「トライブリッド」へ一新

元々設置されていた太陽光パワコンを、ニチコンの「トライブリッドパワコン」へ交換。これにより、既設の太陽光パネルで発電した電気を、ロスなく直接EVへ充電できる最新環境が整いました。
  • 既設パネルの有効活用: すでに屋根にあるパネルはそのままに、接続箱やパワコン側の改修でV2Hとの連携を実現。
  • セパレート型V2Hの採用: 駐車スペースの形状に合わせ、操作性の高い「セパレート型」スタンドを設置。
  • 緻密な現地調査: 配線経路を精査し、新築の美観を損なわないようにスマートに施工しました。
項目 導入前(Before) 導入後(After)
システム内容 太陽光発電のみ
太陽光 + V2H(トライブリッド)
電気の活用 日中の自家消費+売電
昼:EVへ充電 / 夜:EVから給電
停電時 自立コンセント(特定負荷)のみ
家全体へ給電(全負荷対応)
主な機器 既設パワコン ニチコン トライブリッドパワコン+V2Hスタンド

- 「1年越しの完工」を支えた徹底的な工程管理

工事の時期は、EV車の納車のタイミングや、また補助金の申請のタイミングを待っての申請や施工となり、当初のお問合せから1年近く経っての完工となりました。 太陽光システムのみですと日中の電気がまかなえるのみですが、お客様の仰る通り、V2H導入後は、EV車を大きな蓄電池に見立て停電時対策が出来たり、夜間に車から放電し節電できたり太陽光システムの活用の幅が広がります!

V2H設置事例③

- 太陽光・エネファーム既設住宅への、V2Hの導入

相見積もりサイト経由でご依頼をいただいた事例です。すでに太陽光発電とエネファームを運用されているご自宅に、追加で壁掛けのV2Hを設置したいというご要望でした。

- V2H導入製品

メーカー名 オムロン
製品名 マルチV2Xシステム(単機能)
型式 KPEP-A-SET-4AC-AF
メーカー保証 機器保証 10年
自然災害補償
価格 120~150万円
補助金 約65万円

- 機種選定:エネファーム継続発電対応モデル

ご希望が「壁掛けタイプ」であったこと、また既設のエネファームと干渉せず併設できることが条件でした。これらを満たす機種として、オムロンのマルチV2Xシステム「KPEP-A-SET-4AC-AF」を選定。 この型式(AFモデル)は、停電時でもエネファームの発電を止めずに利用できる専用のセットです。太陽光・エネファーム・EVの3系統を適切に制御できるよう、実地調査に基づいた構成をご案内しました。
項目 内容
導入機種
オムロン KPEP-A-SET-4AC-AF
既存設備
太陽光発電 + エネファーム(燃料電池)
設置方式
壁掛け設置(全負荷対応)
主な特徴
停電時もエネファームが発電を継続できる仕様

- 補助金申請と施工のタイミング

ご相談時点では国や市の補助金詳細が未発表だったため、発表を待ってから申請手続きを進めました。
書類準備: 補助金要件に合わせ、着工前の写真撮影などをお客様にもご協力いただき、不備のないよう進めました。
施工の柔軟性:当初予定していた設置場所から、当日急遽変更となりましたが、配管ルートをその場で再設計。壁掛け設置の場合、配線が露出すると目立ちやすいため、最短距離で配管を通すルート選びが重要です。今回は当日変更がありましたが、既設の配管ラインに合わせるなど、後付け感を出さない処理を徹底しました。

- V2H導入による変化

太陽光とエネファームに加え、EVを「大容量の蓄電池」として組み込んだことで、夜間の電気代削減や停電時の備えがより強固なものになりました。施工後の仕上がりについても、お客様よりご満足のお言葉をいただいております。

V2H設置事例④

- オムロンマルチ蓄電プラットフォームにV2Xを後付け

相見積もりサイト経由でお問い合わせいただいた事例です。すでに太陽光発電と蓄電池(オムロン・マルチ蓄電プラットフォーム)を導入されているご自宅へ、V2H(オムロンV2X)を増設する工事をお任せいただきました。
国と東京都の補助金を併用し、総額140万円の補助金を受給しての導入手配となりました。

- V2H導入製品

メーカー名 オムロン
製品名 マルチV2Xシステム(単機能)
型式 KPEP-A-SET-4AC-EF
メーカー保証 機器保証 10年
自然災害補償
価格 140~160万円
補助金 約140万円

- 機器構成:同メーカーでの拡張による優位性

すでにオムロンのマルチ蓄電プラットフォームが導入されていたため、追加するV2Hも同メーカーの「V2X」を選定しました。
  • 既存設備:太陽光発電 + 蓄電池(オムロン マルチ蓄電プラットフォーム)
  • 今回導入:オムロン V2Xシステム
  • 導入の理由:すでに設置されているパワーコンディショナのシステムをそのまま活かし、機器同士の連携をスムーズに行うため。
このプラットフォームは、後からV2Xを追加した場合でも、太陽光・蓄電池・EVの3つの電気を1つのシステムで効率よく制御できる設計になっています。電気の変換ロスが少ない”直流(DC)リンク”で接続できるため、非常に合理的な構成です。

- マルチ蓄電プラットフォームの「拡張性」

オムロンのマルチ蓄電プラットフォームは、導入初期は太陽光のみ、数年後に蓄電池、さらに後からV2X、というようにライフステージに合わせて機器を追加できる点が業界内でも高く評価されています。他社製品を混在させると、停電時の動作保証が難しくなるケースがありますが、同メーカーで統一することで、”太陽光の発電で家の電力を賄いつつ、余剰分を蓄電池とEVへ無駄なく振り分ける”という高度な制御が可能になります。

- 補助金「上乗せ」の仕組みについて

東京都などの自治体補助金は、単にV2Hを設置する基本額に加え、「太陽光発電が既設であること」や「EVを新規購入(または同時保有)すること」などの条件を満たすことで、補助上限額が大幅に引き上げられる(上乗せされる)仕組みを持っています。今回の140万円という高額受給は、お客様の設備状況と納車タイミング、そして事前のスケジュール構築が噛み合った結果と言えます。

V2H設置事例⑤

- V2Hの入れ替えでNEVの補助金も活用

現在他メーカーのV2Hを使用されていましたが、年数が経ったため入れ替えをご検討されており、 保証期間の長さなどを重視されて、オムロン V2Hの導入をご希望でした。

- V2H導入製品

メーカー名 オムロン
製品名 マルチV2Xシステム(単機能)
型式 KPEP-A-SET-AC
メーカー保証 機器保証 10年
自然災害補償
価格 130~160万円
補助金 約42万円

- 補助金で導入費用を大幅に削減

NEV(次世代自動車振興センター)のV2H補助金を活用して約42万円の導入費用を削減する事が出来ました。お客様にスムーズに必要な写真などを取り揃えて頂けましたので、補助金の詳細発表後、直ぐに申請、交付決定後に契約・工事と行う事が出来ました。

V2H設置事例⑥

- 既設太陽光+蓄電池にV2Hを後付け

既に太陽光発電と蓄電池は導入済みで、EV車の購入を機に、V2Hの導入を検討されているという事でお問い合わせを頂きました。現在設置済みの蓄電池と同シリーズで、今あるパワコンで制御が可能な長府工産のV2Hスタンドで概算価格をご案内し、価格面で非常にお喜び頂けてご依頼頂きました。

- V2H導入製品

メーカー名 ニチコン
製品名 トライブリッド蓄電システムT3 V2H(セパレート型7.5m)
型式 ES-T3PL1
メーカー保証 機器保証 15年
自然災害補償 10年
価格 70~120万円
補助金 約45万円

- V2H導入後、カーポート太陽光の追加工事もご依頼頂きました。

V2H工事の際にも太陽光を増設したいとのご要望があり、屋根の調査などもしていましが、屋根には増設できるスペースはなかったためカーポートへのパネル設置をご検討という事で、改めてお見積もり依頼、工事依頼を頂きました。
カーポートには低反射で軽量タイプのパネルをご案内しましたが、防眩効果が出ているとのお話を頂きました。 太陽光を増設し、蓄電池、V2Hとの連携で電気代の削減効果が期待できます。

V2H設置事例⑦

- FIT期間終了で蓄電池とV2Hを導入

既存の太陽光発電のFIT期間終了に合わせて、蓄電池とV2Hシステムの設置工事のご依頼をいただきました! 売電単価が大幅に下がるので、このまま作った電気を売るのではなく、自家消費して「買う電気」を少なくする事で電気代の削減を行いたいというご要望です。

- V2H導入製品

メーカー名 オムロン
製品名  単機能V2Xシステム
型式 KPEP-A-SET-AC-EF
メーカー保証 機器保証 10年
自然災害補償
価格 140~160万円
補助金 約290万円 ※蓄電池含む

- 疑似的に蓄電池・太陽光との連系運転ができる商品

従来の単機能型は独立して動くため、太陽光でつくった電気をEV(電気自動車)に賢く充電するなどの連携が苦手でした。 しかし、この商品は最新の通信機器を使うことで、太陽光の発電量や家での電気の消費量をリアルタイムに監視します。「太陽光の電気が余ったら、すかさずEVに充電する」といった、本来はハイブリッド型でしかできないような高度な連携を、ソフトウェアの通信制御によって「疑似的」に実現しています。 電気をやり取りする際のロスは多少ありますが、システムを丸ごと買い替える費用を考えれば、非常にコストパフォーマンスの高い仕組みです。

- 専用アプリで設定操作がしやすい

太陽光やEV、さらに家庭用蓄電池が絡むと、「いつ充電して、いつ放電するか」のスケジュール管理が非常に複雑になります。 この商品には最新の専用アプリが用意されており、スマートフォンから直感的に操作が可能です。例えば「明日は車に乗るから夜間に満充電にしておく」「天気予報が晴れだから、太陽光の余剰電力だけで充電する」といった細かな設定が、手元で簡単にできるようになっています。

V2H設置事例⑧

- V2HとEV充電器を同時導入する理由

例えば、何かの障害でV2Hが使えなくなった場合、EV車が充電できないのはEVユーザーにとっては大きな困りごとです。その為バックアップとしてEV充電器を設置する方もいらっしゃいます。
もう1つの理由としては、EV車を2台お持ちの場合、1台はV2H対応車種でもう1台がV2H非対応車種の場合です。EV充電器は複雑な工事も無く、極めてシンプルな構造の為、設置価格も安価で導入が可能です。

- V2H導入製品

メーカー名 ニチコン
製品名 トライブリッド蓄電システム V2Hスタンド(一体型)
型式 ES-T3V1
メーカー保証 機器保証 15年
自然災害補償 10年
補助金 約100万円

- V2H、EVコンセント共に補助金を活用

既にEV車をお持ちという事で最大の100万円の補助額を受け取る事が出来ました。 EVコンセントについても補助金の活用が可能でしたので、最終的な実質自己負担額を抑えて導入いただけて、アンケートでもご評価いただけたことを嬉しく思います。

V2H設置事例⑨

- メーカー紹介から始まった、納得のトライブリッド構成

メーカー様より直接ご紹介をいただいたことがきっかけで始まった、約10ヶ月に及ぶ導入までの期間。 お客様が最終的に選ばれたのは、ニチコンのトライブリッドシステム「 トライブリッド蓄電システムT3」でした。

- V2H導入製品

メーカー名ニチコン 
商品名トライブリッド蓄電システムT3
V2Hスタンド(セパレート型)&V2Hポッド
型式ES-T3PL1
メーカー保証機器保証15年
自然災害補償10年
その他、オプション 

- 「蓄電池なし」という選択:V2Hを主軸に据えた設計

通常、日中にEV(電気自動車)が外出しているご家庭では、太陽光の余剰電力を貯めるために「定置型蓄電池」をセットで導入するのが一般的です。しかし、今回のお客様は当初から「EVを蓄電池として徹底活用する」という明確なビジョンをお持ちでした。
そこで弊社がご提案したのは、蓄電池を後付け可能な状態にしつつ、まずは太陽光パワコン一体型のトライブリッド構成でシステムを組むプランです。
検討のポイント 一般的なパターン
今回の採用パターン
システム構成 太陽光 + 蓄電池 + V2H
太陽光 + V2H(トライブリッド)
日中の電力 蓄電池に充電
売電(またはエコキュート等へ)
夜間の電力 蓄電池から放電
EVから放電(V2H)
メリット 常に安定して充放電が可能
導入コストを抑えつつEV容量をフル活用

- 長期検討を支えた「補助金」と「比較検討」

昨年末のお問い合わせから今年の補助金公募開始まで、長州産業のほか、オムロンのV2X、ニチコンのEVパワー・ステーションなど、主要メーカーのスペックを徹底的に比較されました。
最終的に「ニチコン・トライブリッド蓄電システムT3」に着地したのは、将来的な蓄電池増設の柔軟性と、トライブリッドとしてのシステム安定性がお客様のライフスタイルに合致したためです。約10ヶ月、補助金の採択を含め、二人三脚で準備を進めてきた成果が形となりました。

V2H補助金情報

2026年度もV2Hの導入に使える補助金が準備されています。
2026年5月時点ではまだ詳細は公表されていませんが、
例年、申込期間が短い補助金となりますので今からご準備下さい。

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