ダブル発電についての説明
ダブル発電とは太陽光発電設備とエネファームなど創エネ機器など自家発電設備を併用した発電方法を指します。
電力の固定買取制度においては「蓄電池」や「電気自動車」の併用の場合もダブル発電とされます。
ダブル発電は自家消費される電力が増えるため、太陽光発電設備単独と比較すると余剰電力が増加します。
ダブル発電は発電量が2倍になるとの見方からすればお得だと思われがちですが必ずしもそうとは限りません。
【ダブル発電によるメリット】
- 売電収入が増える
- 電気料金が安くなる
太陽光発電設備に加えエネファームや蓄電池を併用することで余剰電力量が多くなり結果的に売電収入が増えることになります。また、電力の自家消費割合が増加し電力会社からの買電が減り電気料金が安くなるのもメリットと言えるでしょう。
【ダブル発電によるデメリット】
- 初期費用が高い
- 電気料金は安くなるが使用機器により光熱費が増加する
ダブル発電にするため太陽光発電設備と併用しエネファーム・電気自動車・蓄電池などいずれを導入することになりますが、機器を揃えるための初期費用が高くなります。ただし、再生エネルギー機器導入には国や地方自治体による助成金制度もありますので家計の負担は減るでしょう。
太陽光発電設備と蓄電池併用であれば電気料金は安くなりますが、エネファームなどガスにより発電する創エネ機器併用の場合、ガス料金が高くなり家全体の光熱費が増加し、それほどお得にならない可能性があります。