近年、太陽光発電や蓄電池の導入が進む中で、「JC-STAR」という言葉を耳にする機会が増えてきました。今回は、この制度がどのようなものか、なぜ家庭用蓄電池に必要なのかを分かりやすく解説します。
JC-STARとはサイバーセキュリティの評価制度
JC-STAR(ジェイシースター)は、IPA(情報処理推進機構)という公的機関が運用している<b>IoT製品のセキュリティ適合評価制度</b>です。正式には「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度」と呼ばれています。
インターネットなどのネットワークに接続される機器が、国が定める一定のサイバーセキュリティ要件を満たしているかを第三者が評価する仕組みです。基準をクリアした製品にはラベルが付与され、利用者が安全な機器を一目で判別できるようになります。
なぜ蓄電池にセキュリティが必要なのか?
家庭用の蓄電池は、単に電気を貯めるだけの箱ではありません。現在販売されている多くの製品はネットワークに常時接続されており、スマートフォンからの遠隔操作や、電力会社からの出力制御などに対応しています。
このようにネットワークと連携する機能は大変便利ですが、同時に外部からのサイバー攻撃を受けるリスクも存在します。万が一システムが乗っ取られると、機器の不具合だけでなく、地域の電力網全体に影響を及ぼす可能性も否定できません。そこで、インフラを守るための重要な対策としてJC-STARが注目されています。
今後の動向と製品選びのポイント
国は現在、家庭用蓄電池などを対象とした要件に、JC-STARラベルの取得を追加する検討を進めています。2027年春以降のルール改定では、要件を満たした製品の導入が必須となる動きもみられます。
これから蓄電池の導入を検討されるお客様にとって、価格や容量だけでなく「セキュリティ基準を満たしているか」が重要な判断基準になっていくでしょう。長期にわたって安心して設備をご利用いただくためにも、最新の認証に対応した機器を選ぶことが大切です。

電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。