大日光・エンジニアリングが台湾の佐茂(JMS)と共同で開発した太陽光発電によるEV急速充電システムは、再生可能エネルギーの有効活用と災害対策に貢献する可能性を秘めています。このシステムは、太陽光発電で得た電力をJMS製の蓄電池に蓄え、EVへ急速充電する仕組みです。
注目すべきは、台湾製の蓄電池を活用している点です。JMSはリチウムイオン電池の専門メーカーであり、その技術力は高く評価されています。今回の実証実験は、JMS製蓄電池の性能データを収集し、日本市場での拡販に繋げる狙いがあります。
システムは太陽光発電を主体としつつ、電力不足時には200V電源を併用します。これにより、安定した電力供給を確保し、EVユーザーの利便性を高めます。また、太陽光発電の電力を工場へ供給することで、自家消費を促進し、環境負荷の低減にも貢献します。
災害時には、蓄電池を非常用電源として活用可能です。EVの蓄電池も給電体として利用できる可能性があり、地域社会の防災力向上に繋がります。今後は、JIS・JET認証の取得や自治体との連携を進め、システムの普及を図る計画です。

電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。