岐阜県大垣市にある高齢者施設「デイサービス本今なの花」で行われた、福祉避難所における災害時の停電や断水を想定した対応訓練が行われました。
この訓練は、災害時に要配慮者が身を寄せる福祉避難所での対応力向上を目的としています。大垣市は市内の31の福祉施設を福祉避難所として指定し、持ち運び可能なポータブル太陽光発電機を配備しています。今回の訓練は、施設職員がこれらの新しい設備の使い方を習得し、災害時に適切に対応できるようにするために企画されました。
訓練では、施設職員がポータブル電源を使用して医療機器やリハビリ機器を動作させたり、ソーラーパネルを広げて発電させるなど、実際に太陽光発電機を使用して発電や給電の操作を確認しました。
また、施設職員は近くのイビデン青柳事業場を訪れ、災害時に給水のために開放される専用水道の使い方を学びました。ここでは、井戸水を引く専用水道の場所や、緊急用給水栓を接続して給水容器に水を入れる手順などを確認しました。
訓練に参加した施設職員は、「こうした設備があると安心できる。いざという時に対応するため訓練できて良かった」と話しており、災害への備えに対する意識が高まったことが伺えます。
この訓練は、高齢者施設における災害対策の重要性を示すものであり、他の施設や地域においても参考になる事例と言えるでしょう。

電池バンク編集部
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