福島県南相馬市の高良を中心に、県内企業3社が連携し、太陽光発電パネルの廃棄量抑制に向けた取り組みを開始しました。この取り組みでは、パネル重量の約6割を占める廃ガラスを断熱材の原料として再利用します。
具体的には、中間処理業の高良が太陽光発電所から廃棄パネルを受け入れ、部材ごとに分別し、廃ガラスから不純物を取り除きます。次に、ガラス原料業の豊島硝子が、この廃ガラスを原料にブレンドし、グラスウール製品メーカーのパラマウント硝子工業が断熱材に加工、品質を確認して出荷します。
今後は、高良が精製した廃ガラスを毎月1トン程度、豊島硝子に納品し、パラマウント硝子工業が製品原料の一部に使用します。同時に、廃ガラスの成分情報や製造設備への影響を評価し、必要な純度や量の追加を検討します。
この取り組みは、廃棄物の削減と資源の有効活用に貢献するだけでなく、地域経済の活性化にもつながることが期待されます。

電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。