宇都宮市で、余剰太陽光を活用したEVバスの実証実験が20日から2週間行われます。早稲田大学と宇都宮大学の研究グループが中心となり、宇都宮市と関東自動車が協力して実施します。
実験では、新EVバスが走行し、様々なデータを収集。市内4カ所の充電施設で、EVバスや公用車、タクシーへの充電実験も行われます。これらの実験を通じて、余剰電力の活用方法やEVバスの運行における有効性、課題を検証します。
この実証実験は、内閣府のプログラムの一環として行われ、宇都宮市のカーボンニュートラル実現にも貢献が期待されます。研究グループはこれまで、電力スマートメーターを活用し、太陽光発電量の見える化システムなどを開発。今回の実証実験で、これらの技術をEVバスに活用します。
18日にはEVバスがお披露目されました。定員21人乗りで、91キロワット時のバッテリーを搭載。外観はLRTと同じ黄色と黒のデザインです。林教授は「世界初の取り組み」と述べ、他自治体でも活用できるよう研究開発を進める方針を示しました。佐藤市長は「公共交通の脱炭素化を推進する」と期待を表明。宇都宮市の取り組みは、地域エネルギーの有効活用として注目されます。

電池バンク編集部
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