長州産業の「V2H蓄電システム SMART PV EVO」の製品説明
太陽光発電と蓄電池だけじゃない、
電気自動車も効率良く連携する先進のシステムが長州産業からリリース!
SMART PV EVO07の特徴
01
太陽光発電と蓄電池、V2Hを1つのパワーコンディショナで機能
従来のハイブリッド蓄電システムは、太陽光発電と蓄電池、V2Hをそれぞれ別のパワーコンディショナで制御していました。そのため、システム構成が複雑で、導入コストが高くなるというデメリットがありました。
SMART PV EVOは、太陽光発電と蓄電池、V2Hを1つのパワーコンディショナで機能するため、システム構成がシンプルになります。
これにより、導入コストを抑えることができ、設置工事も容易になります。
また、複数の機器を同時にコントロールするため、発電効率や安全性も向上しています。たとえば、太陽光発電で発電した電力を、蓄電池とEVの両方に充電することができます。これにより、電力ロスを低減し、発電効率を向上させることができます。
02V2Hシステムを導入しない場合、ハイブリッド蓄電池として稼働
「スマートPVエボ」なら「V2Hスタンド」や「蓄電池ユニット」を後から追加することも可能です。
V2Hスタンドが無い場合は太陽光発電と蓄電池の充放電を効率良く連携するハイブリッド蓄電システムとして稼働します。(機器の追加は2033年3月まで可能です。)
V2Hシステムがすぐに必要のない場合…
「ハイブリッド蓄電システムとして稼働」
【構成機器】
太陽光モジュール + 多機能パワーコンディショナー + 蓄電用コンバータ + 蓄電池ユニット
太陽光モジュール + 多機能パワーコンディショナー + 蓄電用コンバータ + 蓄電池ユニット
電気自動車を購入したら…
「V2Hスタンドを導入」
【構成機器】
太陽光モジュール + 多機能パワーコンディショナー + 蓄電用コンバータ + 蓄電池ユニット + V2Hスタンド
家族が増えたら…
「蓄電池ユニットと蓄電池コンバータを増設」
【構成機器】
太陽光モジュール + 多機能パワーコンディショナー + 蓄電用コンバータ + 蓄電池ユニット + V2Hスタンド + 蓄電用コンバータ + 蓄電池ユニット
03
蓄電容量12.6kWhで、停電時の安心感もアップ
SMART PV EVOの蓄電容量は、12.6kWhと大容量です。停電時に、エアコンや照明、冷蔵庫などの家電を長時間使用することができます。
※SMART PV EVOは6.3kWhと12.6kWhの2つの容量があります。
たとえば、エアコンを2台、照明を10灯、冷蔵庫を1台使用した場合、約6時間の使用が可能です。また、電気自動車(EV)を充電する場合、約3.3回分の充電が可能です。
停電時の安心感を高めたい方には、12.6kWhの蓄電容量がおすすめです。
塩害地域への設置も出来る
SMART PV EVOは、海岸沿いや汽水域から500mを超える屋外または屋内設置が可能です。また、使用周囲温度が-10~45℃(ただし結露および氷結なきこと)となっており、塩害地域でも安心して使用できるので、塩害地域にお住いの方も停電時の備えとして活用できます。
04 直流充電に対応し、電力ロスを低減
SMART PV EVOは、太陽光発電で発電した電力を直流のまま蓄電することができます。これにより、電力ロスを低減し、発電効率を向上させることができます。
従来の蓄電システムでは、太陽光発電で発電した電力を交流に変換してから蓄電していました。この過程で、約10%の電力ロスが生じていました。
SMART PV EVOは、直流のまま蓄電するため、電力ロスを約2%に抑えることができます。これにより、発電効率を向上させ、電気代を節約することができます。
05
構成機器15年保証で、安心して長く使用可能
SMART PV EVOの構成機器は、15年の長期保証が付いています。そのため、安心して長く使用することができます。
対象機器は、多機能パワーコンディショナ、蓄電池用コンバータ、リチウムイオン蓄電池ユニット、V2Hスタンド、電力切替ユニットとなります。
また、蓄電ユニットは熱安定性や安全性に優れ、長寿命化を実現するリン酸鉄リチウムを採用しています。
06
最大出力6.0kWでスピーディーに充電・デザイン性も高いV2H
最大6.0kWでの充電が可能。急逮翌日に長距離のドライブになった場合などに、 一晩で十分な量を充電できます。
07
EVと蓄電池の同時充電が可能
EVと蓄電池の同時充電とは、太陽光発電で発電した電力を、EVと蓄電池の両方に充電する機能です。
従来の蓄電システムでは、太陽光発電で発電した電力を、蓄電池に優先的に充電していました。そのため、EVを充電したい場合は、蓄電池が満充電になるまで待つ必要がありました。
しかし、EVと蓄電池の同時充電機能では、太陽光発電で発電した電力を、EVと蓄電池の両方に同時に充電することができます。これにより、EVを充電したい場合でも、蓄電池の残量を気にせずに充電することができます。
EVと蓄電池の同時充電には、以下のメリットがあります。
- EVを充電したい場合でも、蓄電池の残量を気にせずに充電できる
- 太陽光発電で発電した電力を有効活用できる
- 電気代の節約につながる
EVと蓄電池の同時充電は、太陽光発電と蓄電池を導入している家庭にとって、便利で経済的な機能です。
具体的な仕組みとしては、太陽光発電で発電した電力は、まずパワーコンディショナで直流から交流に変換されます。その後、V2Hアダプターを通じて、EVのバッテリーに充電されます。また、蓄電池も、パワーコンディショナから交流電力を受け取って充電されます。
V2Hアダプターは、EVのバッテリーを家庭用電源として使えるようにする装置です。EVと蓄電池を同時充電する場合は、V2Hアダプターが必要になります。
EVと蓄電池の同時充電は、以下の条件を満たす必要があります。
- EVがV2Hに対応している
- 蓄電システムがV2Hに対応している
- 太陽光発電の出力がEVと蓄電池の両方を充電できる
EVと蓄電池の同時充電は、今後さらに普及していくと予想されます。
長州産業V2H蓄電システム
SMART PV EVO
の価格(工事費込み・税抜き)
価格帯A:100~150万
価格帯B:150~180万
価格帯C:180万~
型式 | パワコンタイプ | 容量 | 価格帯 (全負荷) | 価格帯 (特定負荷) |
---|---|---|---|---|
BCP631 | トライブリッド | 6.3 | B | – |
BCP632 | トライブリッド | 12.6 | C | – |
メーカーカタログ
メーカー紹介ページ
製品仕様
品名 | V2H蓄電システム | |||
---|---|---|---|---|
蓄電容量 | 6.3kWh | 12.6kWh(6.3kWh×2台) | ||
多機能パワーコンディショナ | ||||
太陽光入力回路数 | 4回路 | |||
太陽光入力最大電流(直流) | 13.0A / 1入力 | |||
太陽光発電電力変換効率 | 96.5%(定格入力電圧DC330V 入力時、力率0.95、JIS C 8961による) | |||
系統連系入出力(交流) | 放電時 | 3.0kWh | 6.0kWh | |
充電時 | 3.0kWh | 6.0kWh | ||
自立出力(交流) | 電気方式/ 定格出力電圧 |
単相3線式 100 / 200v | ||
- | 3.0kVA | 6.0kVA ※1 | ||
V2Hスタンド | ||||
系統連系 入出力 |
充電時(直流) | 6.0kW | ||
放電時(交流) | 6.0kW | |||
自立出力 | 放電時(交流) | 6.0kVA(片相:3.0kVA) |