独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、9月1日「防災の日」に合わせ、住宅用太陽光発電システムが原因となる火災事故が増加傾向にあると注意喚起を行いました。近年、電気代高騰や災害対策として太陽光発電システムを導入するご家庭が増える中、このNITEの発表は、すでに導入済み、またはこれから導入を検討しているすべての方にとって、安全な利用のために知っておくべき重要な情報です。
事故の約7割がパワーコンディショナ(PCS)で発生
火災事故と聞くと、屋根に設置された太陽光パネルそのものが発火源だと思われがちです。しかし、NITEの調査によると、事故発生設備の約7割が**パワーコンディショナ(PCS)**で、パネルが原因となる事故は約2割にとどまっています。
パワーコンディショナは、太陽光パネルで発電された直流の電気を、家庭で使える交流の電気に変換する重要な機器です。内部の電子部品の不具合が、発火の原因となることがあります。
火災事故を防ぐためにできること
こうした事故を防ぐためには、どうすればよいのでしょうか。
まず、最も重要なのは、信頼できる会社を選ぶことです。太陽光発電システムは一度設置すると何十年も使い続けるため、目先の価格だけでなく、確かな技術力と実績、そして万全なアフターサポート体制が整っている会社を選ぶことが、安全な運用への第一歩となります。
次に、太陽光発電システムを設置した後は、日々の発電量チェックを習慣にしましょう。発電量が急に低下したり、前年同時期と比べて明らかに少なかったりする場合、システムのどこかに不具合が生じている可能性があります。モニターに表示される発電量をこまめに確認することで、異常の兆候を早期に察知できます。
安心・安全な太陽光発電のために
太陽光発電は、電気代の削減や災害時の備えなど、多くのメリットをもたらす優れたソリューションです。その恩恵を享受するためには、安全への配慮が欠かせません。
私たちは、お客様に安心して太陽光発電システムをご利用いただくため、豊富な経験と知識を持った専門スタッフが、一つひとつのご家庭に最適なご提案を行います。安全性と信頼性を最優先に考えた施工はもちろん、設置後のサポート体制も万全です。
太陽光発電の導入や、すでにご利用中のシステムの安全性にご不安があれば、ぜひ一度「電池バンク」にご相談ください。お客様の安心・安全な暮らしを、私たちがサポートします。
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電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。