太陽光発電、2026年からこう変わる!
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カテゴリ:太陽光発電・蓄電池

住宅への太陽光発電システムの導入は、地球温暖化対策への貢献はもとより、日々の電気代節約にもつながる重要な選択肢です。

2026年度からは、固定価格買取制度(FIT制度)が大きく変わり、特に「初期投資支援スキーム」という新たな仕組みが導入されます。この制度改正は、これから太陽光発電を導入しようと考えている方、すでに導入済みで制度変更の影響を知りたい方にとって、見逃せない情報です。

売電収入がどう変わるのか、電気代への影響はあるのか、制度変更によってどのようなメリットとデメリットが生じるのか。この記事では、FIT制度の基本的な目的やこれまでの変遷を踏まえつつ、2026年度からの変更点、特に「初期投資支援スキーム」について、その詳細、対象となる方、メリット・デメリット、そして今後の対策までを分かりやすく徹底解説します。制度変更をしっかりと理解し、今後のエネルギー戦略に役立てていきましょう。

ページ目次
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太陽光発電!業界最安水準!

FIT制度とは

草むらに輝く太陽のクリーンエネルギーイメージ

固定価格買取制度(FIT制度)は、再生可能エネルギーの普及を目的として導入された重要な制度です。ここでは、その基本的な仕組みと、これまでの買取価格の変遷、今後の傾向について解説します。

これまでの買取価格の傾向

固定価格買取制度(FIT制度)は、再生可能エネルギーの普及を促進するために2012年に導入されました。当初、太陽光発電の買取価格は非常に高い水準に設定され、住宅用(10kW未満)では40円/kWhを超える時期もありました。これは、初期投資の回収を早期に実現し、導入を後押しするためです。

しかし、太陽光発電システムの導入コストの低下や、市場の成熟に伴い、買取価格は年々低下傾向にあります。経済産業省のデータによると、住宅用の買取価格は、制度開始当初から段階的に引き下げられてきました。例えば、2012年度には42円/kWhだったものが、2020年度には21円/kWh、2024年度には16円/kWhとなっています。

この価格低下は、国民全体の賦課金負担を抑制し、再生可能エネルギーをより自立的な電源とするための政策的な意図によるものです。過去の買取価格の推移を把握することは、今後の制度変更や経済効果を予測する上で重要な要素となります。

2025年度のFIT価格は?

2026年度の制度変更を前に、2025年度のFIT価格はどのようになっているのでしょうか。ここでは、現在の買取価格について詳しく見ていきましょう。

2025年度の住宅用太陽光発電(10kW未満)のFIT買取価格は、経済産業省の発表によると、1kWhあたり15円となっています。

この価格は、2026年度の制度変更を前に、比較的安定した水準で推移していると言えます。2025年度中にシステムを導入した場合、この15円/kWhの価格で10年間、電力会社に電気を買い取ってもらうことができます。

ただし、これはあくまでFIT制度による買取価格であり、余剰電力を売電する場合の価格です。自家消費した分の電気代削減効果は、別途考慮する必要があります。また、2026年度以降の制度変更により、買取条件が変わる可能性がある点には注意が必要です。

FIT制度が変更 「初期投資支援スキーム」の概要

夕刻の太陽光発電のイメージ

2026年度から導入される「初期投資支援スキーム」は、従来のFIT制度から大きく内容が変わります。ここでは、その具体的な変更点について詳しく解説します。

自家消費を促す傾向にある

今回の制度変更の最も大きなポイントは、売電収入よりも自家消費を重視する方向へと明確にシフトしていることです。従来のFIT制度では、余剰電力を売電することが主な目的でしたが、「初期投資支援スキーム」では、家庭で発電した電気をできるだけ自家消費し、余った電力のみを売電するという考え方が基本となります。

これは、電力系統への負荷を軽減し、再生可能エネルギーの導入をより効率的に進めるための政策的な意図によるものです。自家消費を増やすことで、電力会社からの購入電力量を減らし、電気代の削減につながるだけでなく、災害時の停電対策としても有効です。

対象は10kW未満の屋根置き太陽光発電システム

「初期投資支援スキーム」の対象となるのは、10kW未満の住宅用屋根置き太陽光発電システムです。これは、一般家庭での導入を想定したものであり、より大規模な産業用システムは別の制度の対象となります。

屋根置き型に限定することで、土地の有効活用にもつながり、環境負荷の低減にも貢献します。また、住宅の屋根に設置することで、送電ロスを抑え、効率的なエネルギー利用が可能になります。

買取価格はどう変わるのか

「初期投資支援スキーム」における買取価格は、従来のFIT制度とは異なる仕組みになる予定です。具体的には、最初の一定期間(例えば4年間)は比較的高めの買取価格が設定され、その後は市場価格に連動した価格や、より低い価格での買取となる可能性が示唆されています。

この期間設定は、初期投資の回収を支援しつつ、長期的な視点では自家消費を促すためのものです。高い買取価格が保証される期間が過ぎると、売電収入は減少する可能性が高いため、その頃には蓄電池を導入するなどして自家消費率を高めることが重要になります。

具体的な買取価格や期間については、今後の経済産業省の発表を注視する必要があります。しかし、全体的な傾向として、売電収入への過度な期待は禁物であり、自家消費を最大限に活用する視点が重要になることは間違いありません。

出典:10kW未満太陽光発電の2025年度FIT買取価格 −第102回調達価格等算定委員会-資源エネルギー庁

制度が切り替わる時期について

この「初期投資支援スキーム」は、2025年10月1日から適用が開始されます。この新しい価格設定は、2026年度も継続して適用される予定です。

この制度の開始時期が2026年度からではなく、2025年度の下半期に前倒しされた背景には、2026年度の適用を待つことによる2025年度の導入の停滞を避ける狙いがあると考えられます 。早期に支援を開始することで、太陽光発電市場の活性化を図ることが期待されています。

2025年度は従来のFIT制度か「初期投資支援スキーム」を選択できる

もし従来のFIT制度をご希望でしたら、弊社電池バンクでは、商品選定後、6月上旬に電力申請、6月末までに経済産業省への申請を完了していただいた場合、従来のFIT制度の対象となります。

※期日は目安であり、申請の状況により変更される場合があります。予めご了承下さい。

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なぜFIT制度が変わるのか?

太陽光パネルとグレーの壁に設置した蓄電池

FIT制度は、再生可能エネルギーの導入を強力に後押ししてきた一方で、いくつかの課題も抱えるようになりました。制度変更の背景には、エネルギー政策の転換と、FIT制度そのものが抱える課題という二つの大きな要因があります。

エネルギー政策の転換

日本は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、エネルギー政策を大きく転換しています。再生可能エネルギーは、そのための重要な柱の一つであり、最大限の導入拡大が求められています。

しかし、初期のFIT制度が高額な買取価格を設定した結果、国民全体の電気料金に上乗せされる賦課金が増大し、国民負担の増加が問題視されるようになりました。また、再生可能エネルギーが一定の普及段階を迎えたことから、今後は補助金に頼るのではなく、より自立した電源として発展していくことが求められています。

このような背景から、FIT制度は、国民負担を抑制しつつ、再生可能エネルギーの導入を促進するという、よりバランスの取れた仕組みへと見直されることになったのです。具体的には、売電収入への依存度を下げ、自家消費を促すことで、電力系統への負荷を軽減し、より効率的なエネルギー利用を目指す方向へと政策がシフトしています。

FIT制度の課題

従来のFIT制度には、以下のような課題がありました。

  • 国民負担の増大: 高い買取価格設定により、賦課金が増加し、国民の電気料金を押し上げる要因となっていました。
  • 売電偏重: 高い買取価格が、自家消費よりも売電を優先するインセンティブとして働き、電力系統の需給バランスに影響を与える可能性がありました。
  • 技術革新の遅れ: 固定価格買取制度は、事業者のコスト削減努力を阻害し、技術革新を遅らせる可能性も指摘されていました。

これらの課題を解決し、再生可能エネルギーをより持続可能な形で普及させていくために、FIT制度の見直しが必要とされたのです。2026年度からの制度変更は、これらの課題を踏まえ、より効率的で持続可能な再生可能エネルギーの導入を目指すものと言えるでしょう。

FIT制度変更による経済効果

クリーンエネルギーで子供達の未来も守りたい

制度変更によって、太陽光発電を導入した場合の経済効果はどのように変わるのでしょうか。ここでは、変更前後のFIT制度で、一般家庭の経済効果がどのように変わるのか経済効果を比較してみました。

※前提に一般的な家庭で4kWの太陽光発電システムを設置し、年間発電量を4000kWh、そのうち70%(2800kWh)を売電すると仮定した場合の経済効果を比較しました。

変更前(2025年度FIT制度)

  • 買取価格:15円/kWh
  • 売電量:2800kWh
  • 年間売電収入:15円/kWh × 2800kWh = 42,000円
  • 10年間の売電収入合計:42,000円 ×10年 =420,000円

この場合、年間で約420,000円の売電収入が得られます。

変更後(初期投資支援スキーム、仮定)

ここでは、仮に最初の4年間の買取価格が24円/kWh、その後6年間の買取価格が8.3円/kWhになると仮定します。

  • 最初の4年間:
    • 買取価格:24円/kWh
    • 売電量:2800kWh
    • 年間売電収入:24円/kWh × 2800kWh = 67,200円

4年間の売電収入合計:67,200円 × 4年 = 268,800

  • その後6年間:
    • 買取価格:3円/kWh
    • 売電量:2800kWh
    • 年間売電収入:3円/kWh × 2800kWh = 23,240円

6年間の売電収入合計:23,240円 × 6年 = 139,440

  • 10年間の売電収入合計:268,800円 + 139,440円= 408,240円

この仮定に基づくと、10年間の売電収入は、変更前と比較して減少する可能性があります。

ただし、これはあくまで仮定の数値であり、実際の買取価格や期間は今後の発表によって変わります。重要なのは、変更後の制度では、売電収入だけでなく、自家消費による電気代削減効果をより重視する必要があるということです。

例えば、年間発電量の残りの30%(1200kWh)を自家消費した場合、電気料金単価を27円/kWhと仮定すると、年間で1200kWh × 27円/kWh = 32,400円の電気代削減効果が得られます。

このように、制度変更後は、売電収入と自家消費による電気代削減効果の両面から経済効果を評価することが重要になります。また、蓄電池を導入することで自家消費率を高めれば、さらに経済的なメリットを享受できる可能性があります。

「初期投資支援スキーム」のメリット、デメリット

新たな制度である「初期投資支援スキーム」には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。それぞれ詳しく見ていきましょう。

「初期投資支援スキーム」のメリット

  • 初期投資回収の支援: 最初の一定期間、比較的高めの買取価格が設定されることで、太陽光発電システムの導入にかかる初期費用を早期に回収しやすくなる可能性があります。これは、導入を検討している方にとって大きなメリットと言えるでしょう。
  • 自家消費の促進: 売電収入への依存度を下げることで、家庭でのエネルギー自給自足を促し、電気代の削減につながります。また、災害時の停電対策としても有効です。
  • 電力系統への負荷軽減: 自家消費が増えることで、電力系統への負荷が軽減され、より安定した電力供給に貢献する可能性があります。
  • 市場原理の導入: 長期的には、市場価格に連動した買取価格となることで、再生可能エネルギー市場の自立性を高めることが期待されます。

「初期投資支援スキーム」のデメリット

  • 売電収入の減少: 高い買取価格が保証される期間が過ぎると、売電収入が大幅に減少する可能性があります。これは、売電収入を重視していた方にとってはデメリットとなるでしょう。
  • 自家消費設備の必要性: より経済的なメリットを得るためには、蓄電池などの自家消費設備を導入する必要性が高まる可能性があります。これにより、初期投資費用が増加する可能性があります。
  • 制度変更への対応: 制度が変更されることで、導入時期やシステムの設計などを慎重に検討する必要が生じます。情報収集や比較検討の手間が増える可能性があります。
  • 市場価格の変動リスク: 市場価格に連動した買取価格となる場合、市場の状況によっては売電収入が不安定になるリスクがあります。

注意点:10年間は他社への乗り換えができない

「初期投資支援スキーム」では、一定期間高めの買取価格が設定されますが、その期間が終了した後、より有利な条件を提示する別の電力会社に乗り換えることは基本的にできません。FIT制度は、一度契約すると原則として10年間は同じ条件で継続されるため、契約内容をしっかりと理解しておく必要があります。

したがって、制度変更の内容を十分に理解し、長期的な視点を持ってシステム導入を検討することが重要です。

太陽光発電を「今」導入するメリット・デメリット

蓄電池と太陽光とV2Hがあれば、停電が起きても自活できます

2026年度の制度変更を前に、今このタイミングで太陽光発電を導入することには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。それぞれの側面から検討してみましょう。

2025年度中に導入するメリット

  • 現行のFIT制度(10年間固定価格買取)が適用される可能性: 2025年度中に導入すれば、現在の16円/kWhの買取価格で10年間売電できる可能性があります。これは、売電収入を重視する方にとっては大きなメリットです。ただし、契約時期や条件によっては、新制度が適用される場合もあるため、事前に確認が必要です。
  • 補助金制度の活用: 国や自治体の補助金制度は、年度ごとに内容が変わることがあります。2025年度中に利用できる補助金があれば、初期費用を抑えることができます。
  • 電気代高騰への対策: 電気料金は年々上昇傾向にあります。太陽光発電システムを導入することで、電力会社からの購入電力量を減らし、電気代を削減することができます。
  • 早期の環境貢献: 早く導入することで、地球温暖化対策に貢献することができます。

制度変更を待つという選択肢

一方、制度変更を待つという選択肢もあります。

  • 初期投資支援スキームのメリットを享受できる可能性: 新しい制度では、最初の数年間は比較的高めの買取価格が設定される可能性があります。初期投資の回収を早めたい方にとっては、メリットとなる可能性があります。
  • 技術の進化と価格の低下: 太陽光発電システムの技術は日々進化しており、価格も低下傾向にあります。制度変更を待つことで、より高性能で安価なシステムを導入できる可能性があります。
  • 蓄電池との連携: 新しい制度では自家消費が重視されるため、蓄電池との連携を前提とした、より効率的なシステムが登場する可能性もあります。

それぞれのケースで最適な導入時期は?

どちらの選択肢が最適かは、個々の状況や重視するポイントによって異なります。

  • 売電収入を重視する方: 現行のFIT制度が適用される可能性のある2025年度中の導入を検討する価値があります。
  • 初期投資の回収を重視する方: 2026年度からの初期投資支援スキームの内容を詳しく確認し、メリットが大きいと判断すれば、制度変更を待つという選択肢もあります。
  • 自家消費を重視する方: 制度変更のタイミングに関わらず、太陽光発電と蓄電池の組み合わせを検討することで、電気代の削減や災害時の備えといったメリットを享受できます。

いずれにしても、最新の情報を収集し、複数の業者から話を聞き、自身の状況に合わせて慎重に判断することが重要です。

太陽光発電と蓄電池による電力の自給自足

太陽光発電を設置して、家族で楽しそうに料理をするイメージ

FIT制度の変更により自家消費の重要性が高まる中で、太陽光発電と蓄電池の組み合わせは、より有効な選択肢となります。ここでは、そのメリットやシステム設計のポイントについて解説します。

家庭の電力消費パターンに合わせたシステム設計

太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、昼間に発電した余剰電力を蓄電池に貯めておき、夜間や曇りの日など、発電量が少ない時間帯に利用することができます。これにより、電力会社からの購入電力量を大幅に削減し、電気代を節約することが可能です。

最適なシステム設計は、家庭の電力消費パターンによって異なります。例えば、日中にあまり電気を使わない家庭であれば、発電した電力を効率的に蓄電池に貯めて、夜間の消費に充てることを重視した設計になります。一方、日中に多くの電気を使う家庭であれば、発電した電力を優先的に自家消費し、余った電力を蓄電池に貯めるという設計が考えられます。

信頼できる施工業者に相談し、自身の家庭の電力消費パターンやライフスタイルに合わせた最適なシステムを設計してもらうことが重要です。

信頼できる施工業者の選び方

太陽光発電システムや蓄電池は、長期にわたって使用する設備であるため、信頼できる施工業者を選ぶことが非常に重要です。以下のポイントを参考に、慎重に業者を選びましょう。

  • 実績と経験: 過去の施工実績や経験が豊富かどうかを確認しましょう。実績のある業者は、様々なケースに対応できるノウハウを持っている可能性が高いです。
  • 資格と許認可: 電気工事士などの必要な資格や、事業に必要な許認可を取得しているかを確認しましょう。
  • 保証とアフターサービス: システムの保証期間や内容、アフターサービスの体制などを確認しましょう。万が一の故障やトラブル発生時に、迅速かつ適切に対応してくれる業者を選びたいものです。
  • 見積もりの透明性: 見積もりの内容が明確で、内訳が詳しく記載されているかを確認しましょう。不明な点があれば、遠慮せずに質問することが大切です。
  • 口コミや評判: インターネット上の口コミや評判、過去の顧客からの紹介などを参考に、業者の信頼性を確認しましょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することも重要です。

太陽光発電導入の流れと注意点

実際に太陽光発電システムを導入する際には、どのようなステップを踏む必要があるのでしょうか。ここでは、導入の流れと、注意すべきポイントについて解説します。

お問い合わせから施工完了までのステップ

  1. お問い合わせ・相談: まずは、複数の施工業者に問い合わせ、相談してみましょう。自身の希望や疑問点を伝え、アドバイスを受けることが大切です。
  2. 現地調査・見積もり: 業者に自宅の状況を調査してもらい、最適なシステム構成や見積もりを提示してもらいます。複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。
  3. 契約: 提示された見積もりや契約内容を十分に確認し、納得できれば契約を結びます。契約期間や保証内容などをしっかり確認しましょう。
  4. 設計・申請: システムの設計を行い、電力会社への系統連系申請や、必要に応じて補助金の申請などを行います。これらの手続きを業者が代行してくれる場合が多いです。
  5. 工事: 専門の業者が自宅に太陽光発電システムを設置します。工事期間や工程などを事前に確認しておきましょう。
  6. 電力会社との接続・運転開始: 電力会社による接続工事が完了し、システムの運転が開始されます。
  7. アフターフォロー: 運転開始後も、定期的なメンテナンスや点検など、アフターフォローがしっかりしている業者を選びましょう。

見積もりを比較する際のポイント

複数の業者から見積もりを取る際には、以下の点に注意して比較検討しましょう。

  • 価格だけでなく内容を確認: 単に価格が安いだけでなく、使用する機器のメーカーや型番、保証内容、工事費の内訳などを詳しく確認しましょう。
  • 追加費用の有無を確認: 見積もりには含まれていない追加費用が発生する可能性がないか確認しましょう。例えば、足場の設置費用や、電気配線の工事費用などが別途かかる場合があります。
  • 保証期間と内容を確認: システム全体の保証期間だけでなく、機器ごとの保証期間や内容も確認しましょう。自然災害による故障に対する保証があるかどうかも重要です。
  • アフターサービスの体制を確認: 定期点検の頻度や費用、修理対応の速さなど、アフターサービスの体制を確認しましょう。
  • 業者の信頼性を確認: 実績や評判、資格の有無などを確認し、信頼できる業者を選びましょう。

補助金制度の活用について

太陽光発電の導入にあたっては、初期費用を抑えるために補助金制度の活用を検討することが重要です。太陽光発電システムに対する国の直接的な補助金制度は、今年度は残念ながらありません。

しかし、多くの地方自治体では、太陽光発電システムや蓄電池の導入に対する独自の補助金制度を実施しています。これらの補助金の有無や金額、申請条件などは、お住まいの地域によって大きく異なります。補助金の情報は、お住まいの市区町村の役所のホームページを確認することをおすすめします。

また、電池バンクでも、全国の自治体の補助金情報を随時更新しておりますので、ぜひご活用ください。 補助金制度は、申請期間や予算上限が定められている場合が多いため、早めに情報を収集し、申請の準備を進めることが大切です。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

電気代高騰への対策や、災害時の備え

太陽光発電を設置して、家族で楽しそうに料理をするイメージ

近年、電気料金は高騰傾向にあり、家計への負担が増しています。また、地震や台風などの自然災害による停電も頻繁に発生しており、日常生活に大きな影響を与えています。

太陽光発電システムと蓄電池を導入することで、これらの課題に対する有効な対策を講じることができます。

  • 電気代高騰への対策: 昼間に太陽光発電で発電した電気を自家消費することで、電力会社からの購入電力量を減らし、電気代を大幅に削減できます。また、余った電気を売電することで、収入を得ることもできます。
  • 災害時の備え: 停電が発生した場合でも、蓄電池に貯めておいた電気を利用することで、最低限の電力を確保できます。照明や情報収集のための機器、スマートフォンなどを充電することができます。V2H(Vehicle to Home)システムを導入すれば、電気自動車に蓄えられた大容量の電力を家庭で利用することも可能です。

これらのメリットを考慮すると、太陽光発電と蓄電池の導入は、経済的なメリットだけでなく、安心・安全な暮らしを送るための重要な選択肢と言えるでしょう。

FIT制度変更に関するQ&A

FIT制度の変更に関して、よくある質問とその回答をまとめました。

Q1. 2026年度からFIT制度は完全になくなるのですか?

A1. いいえ、FIT制度が完全になくなるわけではありません。制度の仕組みが大きく変わり、「初期投資支援スキーム」という新たな枠組みが導入されます。これは、初期の導入を支援しつつ、長期的な視点では自家消費を促すことを目的としています。

Q2. 2025年度中に太陽光発電を導入するのと、2026年度以降に導入するのでは、どちらが得ですか?

A2. どちらが得かは、お客様の状況や重視するポイントによって異なります。売電収入を重視する方であれば、現行のFIT制度が適用される可能性がある2025年度中の導入を検討する価値があります。初期投資の回収を重視する方であれば、2026年度からの初期投資支援スキームの内容を詳しく確認し、比較検討することをおすすめします。

Q3. 蓄電池は必ず導入しないといけませんか?

A3. いいえ、必ず導入する必要はありません。しかし、2026年度からのFIT制度では自家消費が重視されるため、蓄電池を導入することで、より経済的なメリットを享受できる可能性が高まります。また、災害時の備えとしても有効です。

Q4. 補助金はいつもらえるのですか?

A4. 補助金の交付時期は、制度や申請状況によって異なります。国の補助金であれば、通常は申請期間が定められており、審査を経て交付されます。自治体の補助金については、各自治体のウェブサイトなどで確認してください。多くの場合、施工業者が申請手続きを代行してくれます。

Q5. 太陽光発電システムの寿命はどれくらいですか?

A5. 一般的に、太陽光発電システムの寿命は20~30年程度と言われています。ただし、定期的なメンテナンスを行うことで、より長く使用することができます。

fitに関わる太陽光発電のまとめ

クリーンエネルギーで地球に優しいイメージ

2026年度からのFIT制度の変更は、住宅用太陽光発電の導入を検討している方にとって、重要な情報です。「初期投資支援スキーム」の導入により、初期の売電収入が期待できる一方で、長期的な視点では自家消費の重要性が高まります。

今回の制度変更を踏まえ、ご自身のライフスタイルやエネルギー消費パターンに合わせて、最適なシステム構成を検討することが大切です。太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、電気代の削減、災害時の備え、そして環境への貢献といった、多くのメリットを享受することができます。

電池バンクは国内最大級の製品を取り揃えております。また、補助金申請も無償対応致します。

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記事監修:電池バンク編集部

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ハイブリッド蓄電システム

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デルタ電子
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ネクストエナジー
ハイブリッド蓄電システム

Qセルズの蓄電池Q.READYシリーズ

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伊藤忠商事の蓄電池スマートスター3

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伊藤忠商事の蓄電池スマートスター

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DMM energyの蓄電池DMM.make smart

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ネクストエナジーの蓄電池iedenchi-NX

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AI搭載フレキシブル蓄電池

長府工産のトライブリッド対応蓄電池Lib Tower Plus

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ニチコン T3 蓄電池ユニット

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長州産業のトライブリッド対応蓄電池SMART PV EVO

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カナディアンソーラーの蓄電池EP CUBE

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ハイブリッド蓄電システム

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太陽光パネルラインアップ

長州産業のPREMIUMBLUE太陽光パネル

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長州産業JAPAN BLACKの太陽光パネル

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QcellsのQ.SUPREMEの太陽光パネル

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QcellsのQ.TRON太陽光パネル

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カナディアンソーラーTOPHiku6の太陽光パネル

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カナディアンソーラー
HiKu6シリーズ

DMM energy DMM.make SOLAR DDMM70-5MA-280N

DMM
DMM.make SOLAR

ハンファジャパン (Qセルズ)のRe.RISE S太陽光パネル

ハンファジャパン (Qセルズ)
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ハンファジャパン (Qセルズ) Re.RISE-G3太陽光パネル

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Re.RISE-G3

MAXEONのマキシオンソーラーパネル

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マキシオンソーラーパネル

シャープ
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シャープNU-435PPとNU-287PPの太陽光パネル

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NU-435PP
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シャープBLACKSOLAR ZEROの太陽光パネル

シャープ
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パナソニックMODULUSの太陽光パネル

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ニチコン「EVパワーステーション」

ニチコン
EVパワー・ステーション

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SMART-PVEVO

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SMART PV EVO

ニチコン EVパワー・ステーション VSG3

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