釧路市は新年度から、人工呼吸器など電源が必要な医療機器を使って在宅生活を送る市民向けに、非常用電源装置の購入費用を助成する制度を始めます。災害時の停電に備え、対象者の安全を確保することが狙いです。
対象となるのは、日常的に電動医療機器を使用する障害者などです。購入費用の助成を受けられる非常用電源装置は、発電機、蓄電池、カーインバーターの3種類です。基準額は、発電機が12万1千円、蓄電池が9万3500円、カーインバーターが3万円です。住民税非課税世帯や生活保護受給世帯は全額、その他の世帯は購入費の9割が助成対象となります。
市内には津波避難場所が153カ所あり、そのうち16カ所は屋外のみで、各自での電源確保が必要です。釧路管内では、標茶町と厚岸町でも同様の助成制度があります。
この制度は、在宅医療の安全網を強化し、災害時の脆弱性を軽減します。地域全体の防災力を高め、医療的ケアが必要な市民の生活の質を維持する上で、重要な役割を果たします。

電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
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工事部、CS部、補助金
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販売施工を行う。
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