ニチコンは、太陽光発電、蓄電池、EVを統合制御する家庭用蓄電システムの新モデルを発表しました。このシステムは、PCSの出力を高め、太陽光電力をEVと蓄電池へ同時に充電できます。これにより、余剰電力を有効活用し、電気代削減に貢献します。
近年、EVシフトや家庭用太陽光発電の導入が進んでいます。家計負担軽減とカーボンニュートラルな暮らしの実現が求められる中、ニチコンはこのニーズに応えるため、18年から販売している「トライブリッド蓄電システム」を進化させました。
新モデルでは、PCSの高出力化により、EVと蓄電池への同時充電が可能になりました。系統電力を使わず、太陽光と蓄電池からEVへ充電する設定もできます。電気代やガソリン代が高騰する中、太陽光余剰電力を活用し、家計負担を軽減します。
また、200Vに対応しており、停電時でもエアコンやIH調理器など、家全体の家電製品が使用可能です。蓄電池とEVのバッテリーを最大限活用すれば、3日以上の電力供給も可能になります。
発表会では、会場の電力を新モデルで賄い、その性能をアピールしました。ニチコンは、この新モデルを25年秋に発売し、初年度2万台の販売を目指しています。

電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。