すでにご自宅の屋根に太陽光パネルを設置されているお客様にとって、売電期間終了(卒FIT)後を見据えた蓄電池の導入は、経済性と防災性を高める上で非常に有効です。しかし、ご自宅の太陽光発電が屋根材と一体になった「屋根一体型パネル」である場合、蓄電池の機種選定には極めて重要な注意点があります。
蓄電池には、既存の太陽光システムと接続して使う「ハイブリッド型」と、独立して設置する「単機能型」があります。一般的に高性能とされるハイブリッド型は、太陽光発電側のパワーコンディショナー(パワコン)を撤去し、蓄電池と一体のパワコンに交換します。
問題は、屋根一体型パネルが設置されているご家庭でこのハイブリッド型を導入する場合です。既設のパワコンを撤去・交換することは、太陽光発電システムに対する大規模な変更、つまり「改造」とみなされる可能性があります。多くのメーカーの保証規定では、不当な改造や修理を施した場合、システムの保証が無効となることが明記されています。
高額な太陽光発電システムの保証が失効してしまうリスクは、決して無視できません。
したがって、屋根一体型パネルをご利用の場合は、既設のシステムに一切手を加えず、そのままの状態で併設できる「単機能型蓄電池」が、システム保証を維持するための最善策となります。単機能型は太陽光と蓄電池でそれぞれ独立したパワコンを使用するため、既存システムへの影響を最小限に抑えられます。
屋根一体型パネルのお客様が蓄電池導入をご検討される際は、システムの保証を守りながら安全に運用できる機種を選ぶことが何よりも重要です。ぜひ一度、弊社「電池バンク」までご相談ください。お客様の大切なシステムの保証を維持しつつ、最適な蓄電池導入プランをご提案いたします。
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電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。