来年度から本格的な導入が予想される「DRready(ディーアールレディ)」は、日本の電力システムにおける注目度の高いキーワードです。
まず、DR(デマンドレスポンス)とは、電力需給が厳しくなった時に、ご家庭が電力の使用を一時的に減らしたり、蓄電池の電気を使ったりすることで、電力系統の安定に貢献する仕組みそのものを指します。これに参加すると、ご協力への報酬が支払われます。
一方、DRreadyとは、「DRを行う準備ができていますよ」ということを示す、蓄電池などの機器に対する認証制度です。
「DRready」なら参加がスムーズ、メリットも明確に
これまでは、DRへの参加手続きや報酬の仕組みが複雑な場合もありました。しかし、DRreadyの認証を受けた蓄電池を導入すれば、ご家庭は「DRready対応製品」として、よりスムーズに、そしてより明確なメリットを持ってDRに参加できるようになります。
つまり、DRready対応の蓄電池は、平常時の電気代削減はもちろん、万が一の停電時に家族の暮らしを守り、さらに、電力不足の際には社会に貢献し、その対価として家計に収入をもたらす、一石三鳥の設備になるのです。
太陽光発電と蓄電池は、電気代を抑えるだけでなく、災害への備え、そして社会への貢献という新しい価値を持つ時代になりました。
このDRready要件は、今後、国や自治体の補助金の申請に必要となったり、2026年度に小規模リソースが参加可能となる電力市場への参入条件になっていくことが予想されています。
制度の詳細はまだ流動的ですが、今後、蓄電池導入の必須要件となる可能性が高いため、導入をご検討中の方は、この新しい基準に対応できるシステムを選ぶことが非常に重要です。
DRreadyに対応する最新の蓄電池システムについて、ご家庭での具体的なメリットや、今後予想される制度の動向を踏まえた最適な導入方法にご興味がありましたら、最新情報を迅速にご提供できるよう努めておりますので、ぜひお気軽に当社の電池バンクまでお問い合わせください。
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電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。