ご家庭の太陽光発電で電気を自給自足する暮らしが身近になった今、次に注目すべきは「いかに電気を蓄えるか」という技術です。太陽光パネルで発電した電気を貯めることはもちろん、災害時の備えとしても欠かせない蓄電池ですが、未来の蓄電池は、私たちの想像をはるかに超える進化を遂げようとしています。
日本の企業とアメリカの名門大学が共同で開発を進める「蓄電コンクリート」が、東京都の支援対象事業に選ばれました。これは、建物やインフラの材料として広く使われているコンクリートに、電気を貯める機能を持たせるという画期的な技術です。化学反応を伴わないため、従来の蓄電池よりも大幅な長寿命化が期待されています。
この技術が実用化されれば、私たちの暮らしは大きく変わるかもしれません。将来的には、街中の公園にあるベンチが電力供給源となり、災害時には地域の避難所や非常用電源として機能する日が来るかもしれません。電力網の整備が難しい場所でも、コンクリート構造物自体が電力を供給できる、まったく新しい社会インフラの可能性を秘めています。
このプロジェクトでは、まず公共空間での活用を見据え、蓄電コンクリートを内蔵した屋外型インフラの開発を目指しています。それに加え、戸建住宅の床下に設置する専用の蓄電ユニットを開発し、太陽光発電の余剰電力を貯めて自家消費を可能にするモデルの構築も視野に入れています。
このような最先端の取り組みが進んでいることからも、蓄電池への社会的な関心の高まりを感じていただけたのではないでしょうか。未来の技術に夢を馳せつつ、まずは今、身近なところから蓄電池のある安心な暮らしを始めてみませんか。
ご家庭向けの蓄電池も年々高性能化し、導入しやすい価格になってきています。ご自宅の状況に合わせた最適な蓄電池システムを、私たち電池バンクがご提案いたします。お気軽にご相談ください。
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電池バンク編集部
家庭用蓄電池・太陽光発電等の
販売施工業者。
工事部、CS部、補助金
・各種申請部署を有し、
日本全国で蓄電池・太陽光発電等の
販売施工を行う。
国内で販売されている
主要メーカー製品を全て取り扱い。
Tesla Powerwall認定販売施工会社に認定。