パナソニックの
太陽光発電システム
「MODULUS」の製品説明
最先端のM10セルサイズ採用で屋根を有効活用!
パナソニックの
メーカー紹介
パナソニックホールディングスは、大阪府門真市に本社を置く日本の大手電機メーカーです。
日本国内では唯一の総合家電メーカーであり、冷蔵庫や洗濯機などといった白物家電分野をはじめ、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、家電以外の分野(電池、住宅用太陽光発電、照明器具、電設資材、ホームエレベーター、電動アシスト自転車など)で国内シェア1位を占めています。
パナソニックの太陽電池モジュールは2021年に自社生産を撤退していますが、他社製品を仕入れ、パワーコンディショナや蓄電池とともに販売を継続しています。
このページではパナソニックの太陽電池モジュールの特徴についてご紹介します。
[もっと詳しく]
パナソニックってどんなメーカー? >
「MODULUS」5つの特徴
- 組み合わせができるので搭載量がアップ
- 高出力を生み出す技術を採用
- 一枚ずつ点検する徹底した品質管理
- パナソニックだらか長期保証で安心
- 発電量をモニタやスマホで確認できる
01
組み合わせができるので搭載量がアップ
パナソニックのMODULUSシリーズは、従来MODULUSと比較しモジュールのサイズが小さくなりました。しかし最先端技術のM10セルサイズ(182mm)が採用されたことで、最大出力が大幅に大きくなり、モジュールの変換効率も高くなっています。
また、標準サイズのMS240αとハーフサイズのMS120αは組み合わせて設置ができるため、寄棟屋根や狭小屋根に向いています。MS410αは大型のため、切妻屋根などの広い屋根に向いているという特徴がそれぞれにあります。
型名 | MS240α 外つばⅡ工法 | MS120α 外つばⅡ工法 | MS410α 大型タイプ |
公称最大出力 | 240 W | 120 W | 410 W |
モジュール変換効率 | 20.0 % | 19.0 % | 21.0 % |
外形寸法(mm) | 1,542×780×35 | 810×780×35 | 1,722×1,134×35 |
質量 | 13.5 kg | 7.5 kg | 21.5 kg |
従来MODULUSと比べるとこんなに違う
新モデルのMODULUSと従来モデルのMODULUSと比較をすると、MS240αとMS120αは組み合わせて設置ができるため無駄なスペースが減り、同じ面積の寄棟屋根に対しても搭載容量が大幅にアップします。
カタログより
<従来MODULUS>
品名 | MP375α | MP300α | MP250α |
公称最大出力 | 375W | 300W | 250W |
モジュール変換効率 | 20.3% | 20.1% | 20.0% |
外形寸法(mm) | 1,765×1,048×35 | 1,424×1,048×35 | 1,765×709×35 |
質量 | 13.5kg | 7.5kg | 21.5kg |
02
高出力を生み出す技術を採用
PERCセル構造
従来の単結晶シリコンセルと比べて、より長い波長の光を捕捉する能力が高く、朝や夕方、曇りの日でも発電が期待できるPERCセル技術が採用されています。
カタログより
ハーフカットセル採用
カタログより
ハーフカットセルとは、太陽光パネルを構成する太陽電池の最小単位である「セル」を従来のサイズ(フルセル)から半分にカットしたものです。
ハーフカットセルにすることで、発電時の熱損失を軽減し、夏場などの高温時の性能維持、発電効率の向上や発電量の増加などの効果が得られます。
マルチバスバー(11本)採用
カタログより
マルチバスバーとは、太陽電池のセルで発電された電気を流す電極の本数が9本以上ある配線のことです。
マルチバスバーが11本になることで、電流電動距離が短くなるため、出力が向上します。バスバー電極の本数が多いとマイクロクラック(微細な割れ)や断線の影響を受けにくくなります。
また入射光が、丸いバスバーとガラスに反射することで再入射し出力をアップさせる効果もあります。
03
一枚ずつ点検する徹底した品質管理
パナソニックでは、完成した太陽電池モジュール一枚ずつに点検を行い、公称最大出力以上の出力を発揮できる製品だけを出荷しています。
ホームページより
04
パナソニックだらか長期保証で安心
ホームページより
パナソニックでは、太陽電池モジュールやパワーコンディショナ、配線などに対し長期の保証が用意されています。
モジュール出力保証 25年(無償)
出力保証とは、太陽電池モジュールの発電出力が10年で81%未満、または25年で72%未満となった場合に、パネルの交換または修理を保証してくれるものです。
システム機器瑕疵保証 15年(無償)
太陽電池モジュールやパワーコンディショナ、架台、配線などのシステムを構築する機器類に、もし初期不良による不具合が起きた場合に無償で修理・交換をしてもらえます。
自然災害補償 15年(無償)
自然災害補償では、システム機器瑕疵保証で補償してもらえない火災や落雷などの自然災害に起因して生じた事故を15年間補償してもらえます。
ただしこちらの補償は、自然災害15年補償の制度に加盟した販売店のみが取り扱いできる補償となっています。自然災害補償をつけたい方は、設置の相談をしている販売店に確認することをおすすめします。
05
発電量をモニタやスマホで確認できる
パナソニックの太陽光発電システムは、モニタを設置して発電量などの情報を確認する方法と、スマホやパソコン、タブレットなどから確認する方法があります。スマホなどの場合は、ご自宅内での閲覧となります。
⚫︎卓上起き or 壁掛けの2wayモニタ (別売り)
電気の消費量や売電量を日ごと、月ごと、年ごとにグラフで見ることができます。
また、目標値を設定することができるので、発電達成と消費達成が可視化され、家族で楽しみながら節電を意識することもできます。
大きな7インチ画面なので、文字も大きく表示され見やすいデザインとなっています。
ホームページより
⚫︎スマートフォンから確認
ご家庭内の同一のルーターに接続されたスマホやタブレットであれば、発電情報などを確認できます。(インターネットは必要ありません。)
モニタは購入が必要ですが、スマホやタブレットからの確認なら初期費用の節約になります。
ホームページより
メーカーカタログ
メーカー紹介ページ
太陽電池モジュール 仕様
工法 | 外つばⅡ工法 | 現地調達架台専用※1 | |
タイプ | 標準タイプ | ハーフタイプ | 大型タイプ |
品名 | MS240α | MS120α | MS410α |
品番(型名) | VBM240FJ01N | VBM120FJ02N | VBM410FJ03N |
フレーム色 | 黒/外つば | 黒/外つば | 黒/内つば |
公称最大出力(Pmax)※2 | 240W | 120W | 410W |
公称最大出力動作電圧(Vpm) | 17.82V | 8.86V | 31.09V |
公称最大出力動作電流(Ipm) | 13.47A | 13.55A | 13.20A |
公称開放電圧(Voc) | 22.25V | 11.29V | 37.33V |
公称短絡電流(Isc) | 13.89A | 13.92A | 14.06A |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 1,542×780×35mm | 810×780×35mm | 1,722×1,134×35mm |
モジュール変換効率※3 | 20.0% | 19.0% | 21.0% |
質量 | 13.5kg | 7.5kg | 21.5kg |
最大風圧荷重※4 | 正圧5400Pa、負圧3100Pa | 裏留ボルト固定時:正圧、負圧6000Pa 上留め固定時:正圧5400Pa、負圧3100Pa | 正圧5400Pa、負圧3100Pa |
最大積雪荷重※4 | 正圧5400Pa | 裏留ボルト固定時:正圧6000Pa 上留め固定時:正圧5400Pa | 正圧5400Pa |
希望小売価格 | 205,700円(税抜187,000円) | 88,000円(税抜80,000円) | 351,780円(税抜319,800円) |
※1.当社製架台ございません。
※2.公称最大出力の数値は、JIS C8918で規定するAM1.5、放射照度1,000W/m2、モジュール温度25°Cでの値です。
※3.太陽電池モジュールの変換効率(%)は モジュール公 称 最 大 出 力 ( W )× 1 00 の計算式を用いて算出し、小数点第2位を四捨五入しています。 変換効率とは、太陽エネルギーから電気エネルギーに変換した モジュール面積(m2)×1,000W/m2ときの割合を表します。
※4.金具の取付位置など固定方法により、荷重性能が異なります。風圧荷重と積雪荷重は社内基準によります。 *【ご注意】産業用の場合、MS410α、MS240α、MS120αは受注生産品になります。